エンジニア志望者必見!構築・開発系6部署ではたらく方たちにインタビューしてきました!

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はじめに

こんにちは!24新卒入社の伊藤です。今回は、構築・開発系の部署のみなさんにインタビューを行ってきました!

サーバーワークスに新卒で入社した社員は、約1年間の研修を経たのち、希望する部署に配属されて働きはじめることになります。

しかし、就活中の皆さんやすでに内定を獲得されているみなさんにとっては、部署ごとの特色や仕事の違いの情報を得ることはなかなか難しいのではないかと思います。

部署ごとの役割(下記記事より引用)

sabawaku.serverworks.co.jp

そこで、今回は主に構築・開発系の部署で活躍している先輩方に、

  • あなたの部署はどんなところ?
  • 新人はどんな仕事から始めるの?
  • この部署で仕事をしていて楽しいところは?

などについてお話を聞いてみました!

マネージドサービス(MS)部

MS部MS課 Tさん(仮名)

趣味:ゴルフ・テニス

ーーどんな仕事をするところですか?

まず、サーバーワークスにおける案件の流れを大まかに説明しますと、

  • 営業が受注
  • 環境構築
  • 運用保守

といった感じになっています。この3つ目の運用保守をMSが担っています。

具体的には、お客様のシステムの監視、障害対応、保守で、標準化されたパッケージをお客様に提供します。

この標準化・手順化によって、運用代行サービスの安定的な提供とサービス拡充を行うことが、MSの主な仕事内容です。

ーー新人はどんな仕事から入っていくのでしょうか?

本配属直後はまず、これまで既に手順化されたAWSの管理・保守のやり方を覚えてもらいます。

次に、AWS以外の運用保守システムを学んでもらいます。慣れてきたら、その後手順化されていないところもステップアップしてやっていく、といった流れになっています。

ーー現在の部署に入ったきっかけがあれば教えてください。

正社員として入社する数か月前からアルバイトでMSに入っていたんですが、そこでの仕事が自分に合っているなと感じていたので、本配属の時もMSを選びました。それからずっと同じ部署で仕事をしています。

ーー仕事の楽しいところややりがい、おすすめポイントを教えてください。

MS一般の仕事で言うと、複雑な要件があったときに、無理のない範囲で最適な運用要件に落とし込むことができたときは、過不足の無いきれいな立て付けを作れた感触があって達成感があります。

また、私の場合はお客様と接することが多いので、仲良くなったお客様から、会話の中でこういうものが欲しい、こういったところを改善してほしいといったようなお話をしていただき、次の仕事や案件につながることもあります。

おすすめポイントとしては、うちは大規模な構築以外なら結構何でもできる部署ですので、いろいろな業務に興味があるという人におすすめです。

それと、サービスオーナーとして、運用代行サービスを自分たちの手で作っていけるところも魅力ですね。

ーーありがとうございました!

(参考)

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エンタープライズクラウド(EC)部

EC部ソリューションアーキテクト課 北鶴光紀さん

趣味:テニス。Tさんともよくやってます

北鶴さんの過去のインタビューはこちら↓

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ーーどんな仕事をするところですか?

初期構築、特にインフラ構築をやっています。例えば、サーバーを持っているが保守期限が切れてしまうので、クラウドに移行したいといったお客様に対して、AWSでクラウド環境を構築するといったような仕事ですね。

ーー新人はどのような仕事から入りますか?

新卒の場合、まず、AWSの環境構築のなかでもシンプルなものを経験できるプロジェクトに参加してもらいます。

時期によってはちょうどいいものがなかったりするので、お客様との会議に参加しながら議事録を取ってもらったり、調査をやってもらったりもしますね。

慣れてきたら徐々に要件定義・既存AWSの改築など上流を担当してもらいます。

ーー現在の部署に入ったきっかけがあれば教えてください。

文系でIT未経験だったので、最初は営業をやろうかなと考えていました。次第にエンジニアとしてAWSをガッツリやっていきたいという思いが大きくなったので、最終的にECを選びました。

もともとお客様とのコミュニケーションをたくさんとりたい、という気持ちがあったのですが、エンジニアでもこれは達成できました。

ーー仕事の楽しいところややりがいを教えてください。

いろんなパターンのお客様を担当するので、意識せずとも勉強になっています。

1~2か月でいろんな案件が終わるので、終わった時の達成感を感じる機会がほかの部署よりも多いと思いますね。

ーー最後に、サーバーワークスのおすすめポイントを一言お願いします。

サーバーワークスは部署移動も比較的簡単にできる会社です。やりたいことを声に出して柔軟に選んでいきましょう!

ーーありがとうございました!

アプリケーションサービス(AS)部

AS部DS3課 濱岡智恵さん

趣味:ポケモンGOとピクミンブルーム

濱岡さんの過去のインタビューはこちら↓

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ーーどんな仕事をするところですか?

構築のなかでもアプリケーションなど、プログラムを書いて処理をするものを作る部署です。IoTやデータ分析、Amazon Connect周りが主な仕事です。

私の仕事はその中でもデータ分析ですね。これはデータを処理して可視化する、という業務です。

今の案件では作られたもの保守、エラーの修正、アプリ寄りの話でのQ&A(こんなことができる、こんな選択肢もあるよといったことを提案)をやっています。

ーー今の部署に入った経緯を教えてください。

もともと院生時代にpythonやっていて、プログラムを書くのが好きだったんです。

最初、入社したての配属のタイミングで、プログラミングは調べながらできるけどインフラはよくわからない、という話を先輩社員にしたのですが、まずインフラに行って、ある程度できるようになったらアプリに行ってはどうか、とアドバイスされ、実際にそうしました。

インフラ回りは独学が難しいので、座学ではわからないところを掴むためにも実際に案件に入ってやってみるのが一番早いと思います。

ーー新人はどのような仕事から入りますか?

まず、研修課題をその人に合わせて(OJTにいたかどうかなどで)アサインします。

最近の新人だとK君(仮称)という人がいて、社内botの依頼などの業務改善をしてもらっています。

その後徐々に案件に入って行ってもらいます。新人にはメンターもつきますね。

ーー仕事の楽しいところややりがい、おすすめポイントを教えてください。

お客様とお話をして納品までする、というところを一貫して見れるところだと思います。

ASだと規模感にもよりますが、1つの案件が半年にわたって続いたりするので、最後の納品の瞬間はとても達成感があります。

プログラムを書く仕事をしたい、お客様と対面してお話をしながら仕事を進めたい、という思いがあれば、うちの部署はぴったりだと思いますよ!

ーーありがとうございました!

カスタマーサクセス(CS)部

CS部CS2課 山口将さん

趣味:野球観戦。最近は巨大なジグソーパズルにハマっている

ーーどんな仕事をするところですか?

CS部は主にクラウドインテグレーションを行っている部門です。その中でも、CS2課は全体がワンチームでファミリーマート様を担当しています。

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基本的にはファミペイ周りの構築・保守・運用ですね。この案件はSREで行っています。

どういうことかというと、サーバーワークスにおける案件の流れは構築・納品・運用保守で、ふつう運用はMS・テクサポがやっていますが、SREでは作るところから運用・監視・問い合わせ対応を一貫してやっているんです。

ーー今の部署に入った経緯を教えてください。

もともとトレーニングに興味があったんです。ただ、文系で入ったので、ITを触っていなかったんですね。

OJTでいろんな部署を回って、ある程度AWSのことは把握したんですが、お客様対応の中でもっと幅広い知識や経験を積みたいと考えました。

SREならCI初期も携われるし、CSM(カスタマーサービスマネージメント)もできるというところで、一貫して案件に携われる+小さい案件のCI初期も携われるということで今の部署を選びました。

ーー新人はどのような仕事から入りますか?

うちの場合、まずは案件に慣れてもらうのと、ベーシックな経験や知識を身に付けてもらうところですね。

具体的なものだとチケット対応が一番最初のメインの業務になります。チームの歴史が長くて、改善したいことが結構あるので、誰でも使える手順書を作るなど、運用・標準化の業務もやってもらいます。

慣れてきたら応用編として、お客様環境に提案・導入をしてもらう感じになります。

ーー仕事で楽しい事ややりがい、おすすめポイントを教えてください。

やりたいことがあって知識や経験をためているので、自分がレベルアップした瞬間が嬉しいですね。トラブルを解決したりすると、知識力が上がった感覚があるので、その瞬間は達成感があります。

巨大案件なので、コスト削減に関する業務もあるのですが、こういったところでお客様の感謝の言葉があると嬉しくなります。

おすすめポイントとしては、うちの部署ではAWS の構築から運用保守まで一貫して対応するので、幅広い知識や経験が積めます。なので、一つのことにフォーカスするというよりも、いろいろな業務をまるっと経験したい人におすすめですね。

最近配属された23卒の人も、まず案件の流れを体験して、それからやりたいことを決めたいという人でした。一点でやりたいことが決まってない人には特におすすめです。

ーーありがとうございました!

サービス開発部

サービス開発部サービス開発課 越後元貴さん

趣味:ラーメン・ゲーム。学生時代はバスケを本格的にやっていたそうです

越後さんの過去のインタビューはこちら↓

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ーーどんな仕事をするところですか?

サービス開発部は社内サービスを開発している部署で、大きく分けて2つの仕事があります。

1つは私がいるCloud Automatorの開発で、もう1つはカスタマーポータル(現・AWS料金確認ページ)です。

cloudautomator.com

私はここに配属されたばかりなので先輩方の仕事の内容をお話すると、まずは新バージョンの機能開発ですね。開発内容を決めて分担して開発していきます。

もう1つ、手が空いたらやることとして、小さい機能が欲しくなった時(運用issue)、一人か二人で作っています。

ーー今の部署に入った経緯を教えてください。

開発系が楽しそうだと思ったのがきっかけですね。

OJTではASに行っていたのですが、サービス開発には行っていませんでした。2つの部署の話をいろいろ聞いてみた結果、周りに技術力がある方がいいな、となって、技術力が高い人・歴が長い人の多いサービス開発部に興味を持ちました。

Rubyを使うなど不安点もありましたが、技術力の多い人が集まってるのが決め手でここに決めましたね。

チームで開発をしているところも魅力で、他の人もわかりやすいコードを書かなければいけないので、そういったところの勉強にもなりそう、というのもありました。

ーー新人はどのような仕事から入りますか?

まず、課題形式で基本的なところから学んでいきます。OJTでも同じようなことをやってもらうんですが、一番最初はpaizaでrubyとruby on railsの学習をします。

次にCloud Automatorハンズオンでこのサービスを学びます。それが終わったら今度はrubyでtodoアプリを作ってみる、という課題をgithub上でプロジェクト形式でやり、仕事の流れを掴みます。

その次が今私がやっている段階で、運用issueのところを触ってみます。これに慣れてきたら新バージョンの機能開発に入っていくことになりますね。

人によって事前知識の違いがあったりすると思うのですが、足りない知識を埋めるために時間をくれたりして柔軟に学んでいくことができる部署です。

ーー仕事で楽しい事ややりがい、おすすめポイントを教えてください。

新しい技術を身に付けるのが好きなので、膨大な量のコードを見て、最初は分からなくても、徐々にわかっていくのが楽しいです。そこからさらに機能追加して動かせるともう最高ですね。

それと、ちょっと消極的な方向ですが、お客様と対面は少なめなので、そこに時間や業務を左右されない、という点もあります。

何でも手取り足取り教えてくれるわけではないけども、皆さん質問には丁寧に答えてくれるので、分からないところをちゃんと質問できる人ような人は向いていると思います。

フロントエンドのみではなくて、データベースの知識など、いろんな知識を得られるところがおすすめポイントです。

ーーありがとうございました!

コーポレートエンジニアリング(CE)部

CE部PE課 江利義陽さん

趣味:漫画、ドラクエウォーク

ーーどんなお仕事をされていますか?

半分がPE、もう半分は新規自社サービスといった感じです。PEはSalesforceなど社内システムの管理をやっていて、請求周りの部分を担当しています。

具体的な内容としては、Slackで皆さんの困りごとを聞いて解決していますね。レポートを作ったり情報を足したい、消したいという管理者権限でしかできないことを引き受けています。また、このあたりのシステムの改善もやっています。

Salesforceは商談情報やプロジェクト情報の管理ができますが、採算を見たいといったこともできます。エンジニアでもPMの方は工数の管理などで使っていますが、どちらかというとバックオフィスの人が良く使っていますね。

一言で言えば、自社の人たちの生産性を上げることで、間接的にみんなの売り上げをブーストする仕事です。

ーー今の部署に入った経緯を教えてください。

私の場合は中途入社で、前職はSalesforceのリセラーパートナーでした。Salesforceの仕事を始めたきっかけは、前前職をやめる時、自分のスキルセットでできる仕事を探していたこと、それととある機会にSalesforceのスキルを身に付ける必要があって学んだことで、自然にこの道に進みましたね。

それまでの仕事の中で、遠くの人より身近な人のために働きたいという思いが強くなり、社内向けなら身近な人にもっと寄り添った開発ができそうという考えになっていきました。大石社長がお話をされている動画なども見て、最終的にサーバーワークスに決めました。

ーー入社して一番驚いたことは何でしょう?

とにかく役員と一般社員の距離が近い事ですね。みなさんすごくフランクに接していて、何なら役員の人が一般社員にいじられたりすることもあります(笑)※もちろん愛のあるいじりです

ーー新人はどのような仕事から入りますか?

基本的にはやりたいことをやってもらう感じです。うちに来る新人の場合、何か明確な目的意識がある人が多いです。今年配属された23卒では、社内で使っている稟議用のSaaS周りをやっていみたい、という人がいましたね。

他の部署のようにオンボーディングのトレーニングをがっつりやってから実務という感じではなく、自分がやってみたいことがあれば比較的自由に挑戦しやすい環境だと思います。

ーー仕事で楽しいことややりがい、おすすめポイントを教えて下さい。

一番のやりがいは、自分の成果の影響がすぐにわかることですね。身近な社員がお客さんのようなものなので、作ったものに対して直接感謝の言葉を貰えることがとても嬉しいです。

また、身近だからこそ、忖度のないフィードバックをもらうことができて、自分の仕事をどんどん改善できるところもありがたいです。

CE部にはPE課とCE課があるのですが、私のいるPE課は自分で何かを探しに行ける人、CE課は情シス界隈に興味がある人におすすめです。CE部全体としては、世話好きな人はすごく向いてると思いますね。

ーーありがとうございました!

おわりに

インタビューを受けてくださったみなさん、ありがとうございました!

新人の仕事やどんな人に向いているかなど、参考になるお話がたくさんありましたね。

ぜひサーバーワークスでの部署選びに役立ててみてくださいね!

伊藤 風輝(執筆記事の一覧)

2024年4月新卒入社。スーパーエンジニア目指して突っ走ってます。インドカレーの求道者。