【先輩社員インタビュー#12】ITがわかる人間として、一次産業のIT化に貢献したい|2023年入社の香取さんに聞いてみた

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本記事は、「とにかくサーバーワークスについて知りたい!」という広く情報を集めている就活生の方向けの記事です。 「リモートワークって実際どうなの?」というモヤっとした不安を抱えた方にもぜひ読んで欲しいです!

こんにちは!24新卒の石田です。 現在は人事部の新卒採用課でOJTをしています。 シリーズ「先輩社員インタビュー」の第12弾として、23新卒の香取さんにインタビューをしました!

香取さんは「同期で一人だけ遠方」「そもそもクラウドと全然関係のない海産物の研究をしていた」というレア属性を持っているため、かなりボリューミーな内容となっております。 リモートワークの実像や、自分の興味とIT技術の交わりについて、先輩社員の目線から赤裸々に答えていただいたので、ぜひ最後までお付き合いください!

「海藻」と「IT」?

------まずは簡単に自己紹介をお願いします!

香取 拓哉(かんどり たくや)です。 新卒で入社して、今年で二年目になります。現在はAS(アプリケーションサービス)部 DS(デベロップメントサービス)3課に所属していて、AWS上で動くコードを書く業務を中心に、幅広くお客様の技術サポートも行っています。
岡山県出身で、大学時代と入社一年目は北海道に住んでいました。現在は岡山の祖父母の元に暮らしています。

-----大学時代は何をされていましたか?

大学では水産学部に所属し、海藻(ノリ)の遺伝子に関する研究をしていました。

-----どんなことがきっかけでIT業界を見るようになりましたか?

遺伝子の研究をする際にプログラミングの面白さに触れたことが、IT業界を考えるきっかけになりました。水産業界のような一次産業は人が減っているので、IT化を進めていくことの必要性も強く感じています。
将来的には、ITがわかる人間として一次産業のIT化に貢献したいという思いもあります。

-----そういった企業に行く選択肢はありましたか?

中途採用の募集も含めて見てはいましたが、入社条件としてクラウド技術が必須の企業が多かったです。
そのため、まずは自分がクラウドエンジニアとして活躍できる知識や技術を身に付けたいと考え、なかでもシェア率が高いAWSのスキルを身に付けられる企業に絞りました。

サーバーワークスである理由

-----サーバーワークスを選んだ決め手はありましたか?

面接を通して得た信頼感が大きな理由です。
面接中、サーバーワークスの事業内容とは関係のない一次産業のIT化の話を中心的にしてしまいました。当然「この会社では実現は難しいですよ」というようなフィードバックをもらったのですが、話を深掘りしてもらえたことで、表面的でない自分の考えの部分について話すことができました。
事業と関係のない話をしたにもかかわらず、合格通知が来たので、サーバーワークスの面接は「その人の考え方や行動の仕方が会社と合っているか」という観点で判断をしているのだと思い、信頼感が高まりました。

-----他に理由はありますか?

AWSの技術や知識が身に付くのはもちろんのこと、社風も選んだ理由の一つです。
会社のブログを読んでいると、博士課程に進みながら働いている人や公務員から未経験で入社した人*1など、多様な人材が活躍していて、とにかく人を大事にしている会社なのだと感じました。また、Slack*2でのやり取りが活発だったり、社員自ら会社の仕組みを作っていたり、など、風通しの良さを感じたことも一つです。
会社が大きいと、会社都合でいろいろと決まってしまい自分の意見が通らなそうというイメージもあったので、風通しは重視していました。

-----就活中、そういった不安は他にありましたか?

配属ガチャが不安でしたね。やりたいことが明確な分、「関係のない部署に配属されたらどうしよう」という不安がありました。
実際は、自分のやりたいことをもとに配属先を決めさせてもらえました*3。配属後の今でも、先輩との1on1やチームでのミーティングで自分の意向をヒアリングしてもらったうえで、案件のアサイン調整をしてもらっています。

-----会社の社風や文化、自分のやりたいこと・身に付けたいスキルを中心に企業を見ていたということですね。

そうですね。エンジニアとしてIT業界で生きていける力を身に付けたい!という思いが強いです。

現在の業務について

-----現在の仕事内容について、どんな案件を担当されていますか?

あまり詳しくは話せませんが、とあるお客様の業務でログサービス経由での大量ログデータの保存をしなければならないという課題がありました。そこでAWSを用いて直接データベースからログファイルをダウンロードするような仕組みを実装し、結果的にコスト削減にも貢献しました。
他に印象的なところでは、データの変換処理をAWS上で行いたい一方で、それを実行できる人材がいないという課題がありました。そこで、AWSのマネージドサービス*4を使用して、データの変換処理を定期的に実行してくれるワークフローを作成し、課題を解決することができました。

最近はデータ分析についても興味があります。日頃からやりたいことをチームや上司に発信していたので、課内のデータ分析の案件獲得増加を目指すチームに声をかけてもらい、現在参加しています。
もともとIoT*5に興味があったので、集めたデータを使ってどう可視化するか?という部分に関われているのは嬉しいですね。

-----今後の目標はありますか?

常に市場価値の高いエンジニアでいたいと考えています。これは、エンジニアとして良いものを作る上で、自分にとってもお客様にとっても大切なことだと思います。

香取さんのよくある一日のスケジュール

時間 内容
10:00 勤務開始
Slack確認、日報記載など
10:30 課の朝会
10:45 社内タスクフォースの定例MTG
11:15 顧客A プログラム実装作業(コード書く)
13:00 お昼休憩
14:00 顧客A プログラム実装作業の続き
15:00 OJTトレーナー業務 1on1MTG
15:30 顧客B 定例MTG
16:30 顧客C 技術調査・検証
18:00 顧客A プログラム実装作業の続き
19:00 退勤

リモートでの働き方

-----就活や研修、現在の業務を通じて、成長を感じていることはありますか?

困った時の考え方です。
「時間をかけたとしても、自分一人で解決できてこそ一人前」だと考えていましたが、今は、「適切に人に頼りながら、正確かつスピーディーに解決できてこそ一人前」だと考えるようになりました。
そのため、どこを調べたらいいか、誰に聞いたらいいかのストックを貯めることが大切だと思います。

-----リモートでは難しいと感じる場面や、不安なことはありましたか?

最初はリモートで研修や業務が完結できるのか?という不安はありましたが、問題なく進められています。
研修は、ovice*6 で毎日同期と話しながら研修を進めていたので、孤独感を感じることはありませんでした。業務に関しても同じですね。チーム内のSlackチャンネルに「困ってます!」とSOSを出すと、誰かしらがすぐにwebミーティングやチャットツールの会話機能などで会話しながら助けてくれます。サーバーワークスでは1人で案件に取り掛かることは絶対にないので、安心して進められています。

すぐに質問できる環境があることや、オープンな場で質問することで、会話に参加していない人にも反応してもらえるのはリモートコミュニケーションならではの利点だと思います。

また、サーバーワークスにはSlackやConfluence*7などで過去のやり取りや知識がきちんと蓄えられているので、ある程度自分でも解決できることが多いです。

プログラム実装の際、不安な部分をチームに相談したいという旨を伝えるメッセージ(Slack上)。香取「10分以内にSlackの通話機能で確認してもらえました。」

-----業務外での交流はいかがでしょうか。

正直、困ったことはないです。
とはいえ、同期の中では地方勢が僕だけだったので、何かと理由を見つけてはちょくちょく関東に行って出社するようにしていました。OJTトレーナーの先輩とランチに行ったり、サバトークフレッシュ*8がきっかけで仲良くなった先輩*9 の家に泊まらせてもらったりもしましたね。

-----出張することはありましたか?

1年目は同期と交流できるようなイベントをたくさん開催してもらっていたので、2ヶ月に1回くらいのペースで東京に行っていたと思います。 配属後の今はキックオフや対面でのミーティングはありますが、1年目に比べると少なくなっています。
どちらにせよ、会社のイベントは出張費・宿泊費は負担してもらえるのでありがたいです。

業務外のアレコレ~先輩・お休みの日~

-----サーバーワークスで頼りになる先輩はどんな人ですか?

気配りが上手で、安心できる仕事環境を作り出している先輩は頼りになると感じています。 自分の成長につながるように作業を振ってくれたり、プロとしてお客様のMTGで必ず成果を出すように準備をしていたりと、人間的にも尊敬しています。

-----自分が先輩の立場になってどう思いますか?

まだあまり先輩という感覚はないですが、自分が受けた恩は後輩に返していきたいと考えています。 いつでも相談に乗ってくれたり、答えではなく答えまでの辿り着き方を一緒に考えてくれる先輩になりたいですね。

-----お休みの取り方について教えてください。

有給休暇はとても取りやすいです。この前は祝日とサバたび*10も活用して10連休もしてしまいました。

1時間単位で取得できるお休みもありがたいです。金曜日の夜に1時間だけ早く退勤して、映画を見に行くこともできます。

サバたびで行った伊豆大島の動物園での一枚

香取「お昼休みは、大体ペットのニホンイシガメ(太郎)と戯れています」

さいごに

-----さいごに、就活生へメッセージをお願いします!

サーバーワークスの面接では、これまでの経験や行動を深掘りし、どんな場面でどんな判断・行動をしてきたのか、という行動事実を確認するような面接があります。この準備にしっかり取り組むことで、「自分が何を軸にどう動いているか?」「自分は社会に出て何がしたいか?」という像まで明確になるはずです。
これにより、他の企業の面接でも自分の考えを整理して伝えやすくなり、面接官との対話がより有意義なものになると思います。

サーバーワークスの説明会や雰囲気に少しでも良い印象を持っていただけたら、ぜひ面接に進んでいただきたいです。
直接業務に関係がない話でも、面接官が興味を持って深掘りしてくれるはずなので、自分らしさを大切にしながら思い切って挑戦してみてください!いつかお会いできる日を心から楽しみにしています!

*1:市役所職員出身の村上さんのブログ
sabawaku.serverworks.co.jp

*2:Slack 社内で利用しているチャットツール
業務のデジタル化を支える、プラットフォームとしての Slack | Slack

*3:配属ガチャはあるのか?ブログ sabawaku.serverworks.co.jp

*4:マネージドサービス
AWS(アマゾン ウェブ サービス)が提供するクラウド上の各種インフラやアプリケーションの管理運用を、AWS側で代行してくれるサービスのこと。ユーザーはインフラのセットアップや管理、保守といった作業を行うことなく、サービスの利用やアプリケーションの開発に集中できる。
AWS Managed Services (お客様に代わりAWSを運用) | AWS

*5:IoT
Internet of Thingsの意。
インターネットを通じて物理的なデバイスや機器を相互に接続し、データの送受信や制御を行う技術やシステムのこと。

*6:ovice
社内で利用しているバーチャルオフィス。先輩に質問したり、同期と集まって雑談したりする。
ovice|約4,000社の導入実績 - 仮想オフィス(バーチャルオフィスプラットフォーム)

*7:Confluence
社内Wikiのようなもの。業務マニュアルや、困った時の相談窓口はどこかなど、様々な情報が集積されている。
Confluence | リモートに最適なチームのワークスペース | Atlassian

*8:サバトークフレッシュ
新卒一年目が先輩社員とお話しする制度。週1回開催している。
部署・年齢問わず様々な先輩と話すことができため、配属相談や趣味の話など雑多に会話することができる。

*9:お泊りするほど仲良しな田斉さんの記事
sabawaku.serverworks.co.jp

*10:サバたび
社員旅行。コロナ渦で中止していたが、2024年に復活した。
いくつかのグループに分かれて、それぞれ好きなアクティビティをする。

石田裕菜

趣味は映画と音楽とドラゴンボールです