サーバーワークスではたらいているメンバーが、
「どんなことをしているのか?」
「どんな思いをもってはたらいているのか?」
そんな部分に焦点を当てながらご紹介していくインタビュー連載です。
第3回目となる今回は、クラウドインテグレーション部の村上 博哉さんにお話を聞いてきました!
【村上 博哉(むらかみ・ひろや)】2020年4月入社。市役所職員からAWSエンジニアへ転向し、未経験ながら入社後わずか6カ月でAWS認定Solution Architect Professionalを取得。前職の経験を活かし、お客様との調整に活躍しながら、日々チャレンジを重ねて、着実に技術を磨いている。その人当たりの良さと爽やかさはサーバーワークス史上No.1ではないかとささやかれている。
- 入社して7か月。オフィスへ来たのはまだ数えるほど
- AWSが面白いと思って、行きついた先がサーバーワークスだった
- 「今足りないもの」を話すより「未来を期待」してくれた面接
- 一番のおもしろさは、自分の能力が成果に直結すること
- 尻込みせず、チャレンジすることを後押ししてくれる文化
- 技術力を上げて「発信する」エンジニアになりたい
- サーバーワークスは、生き方を180度変えた「挑戦の場」
- 編集後記
- 様々な職種を絶賛募集中です
インタビュー動画を公開しました!(2021年5月21日 追記)
入社して7か月。オフィスへ来たのはまだ数えるほど
ー今日はよろしくお願いします!村上さんは、入社はいつでしたっけ?
2020年の4月ですね。今は7か月目です。まだ戸惑いもありますね。大阪オフィスに来たのは3回目か4回目くらいなので、今日、オフィスに来ても戸惑いを感じてます。(笑)
ー4月入社なので、フルリモートでのスタートですよね。
はい。オフィスには行かずに家にPCが届いて「セットアップはWebミーティングに来て!」みたいな。(笑)
リモートワークで単純に通勤時間がなくなったので、時間を有効活用できている感はあります。勉強したり、それ以外のことだったりに時間を使っています。
AWSが面白いと思って、行きついた先がサーバーワークスだった
ー転職されてガラッと業界が変わったと思うのですが、サーバーワークスに興味を持ったきっかけはなんでしたか?
まずAWSに興味を持ったのがきっかけです。それから実際に趣味でやりだして、AWSって面白いなと思っていて。 AWSをやりたいという目線で転職を考えるようになって、プレミアコンサルティングパートナーかつAWS専業でやっている、ということでサーバーワークスを知りました。
ホームページもけっこう見ましたね。プロジェクトの流れを紹介しているページ(※1)とか。 それで、場所にとらわれずチームでプロジェクトを進めてる感じなどが、けっこう印象に残ってますね。
質問がある時やトラブルが起きた時にSlack(社内で使用するチャットツール)やWeb会議でコミュニケーションをとって解決していく様子とか、 このプロジェクトストーリーのページを読んで、地理的な壁を乗り越えて案件を進めていく感じを自分なりにイメージしていました。
※1 プロジェクトストーリーはこちら↓ project-story.serverworks.co.jp
ー前職は市役所に勤務されていたんですよね。これまでの勤務スタイルはどんな感じだったんですか?
その市に住んでない人もいるけど、だいたい近くに住んでて同じ勤務先に同じ時間に集まってきて仕事して、お昼休憩もみんなで一斉にとって、という感じですね。
ほぼ全員がリモートで当たり前に働くサーバーワークスの働き方を見て、驚きがありました。基本的に朝10:00に業務がスタートしますけど、人によっては「病院に行くから」とか「家族との予定がある」とかで11:00から勤務したり、自由なやり方をしていて、驚いたとともにいい働き方だなぁと思いました。
ー選考を受ける前、サーバーワークスはどんな印象でしたか?
中途採用の求人を見ると、即戦力を求めてはると思っていて、僕は完全に未経験だったので厳しいかなというイメージは持ってましたね。 応募したいけど、難しいかな~、みたいな。
そこに転職サイト経由で、サーバーワークス側からアプローチをもらったんですよね、確か。「あ、いけるんかな!?」と思って。でも未経験だったし、転職活動を始めてもしばらくは応募しなかったです。
「今足りないもの」を話すより「未来を期待」してくれた面接
ー入社の決め手になったのはどんな部分ですか?
オフラインで面接したんですけど、いい意味で面接って感じじゃない、良い雰囲気の面接だったので受かったら行きたいなという印象を持ちましたね。
最終面接で初めて東京オフィスに行った時、面接官2人のうち1人はオンラインの予定だったんですけど、オンライン予定だった人も急きょオフィスに来てくれて。 面接の質問というより会話する感じで進んでいって、いい雰囲気でした。
あと、未経験だったので技術的にはまだまだですねという話はあって。ただ、それでも「(エンジニアに)なってからどう頑張るかの話だから」というお話もいただいて、入ってからも技術的にキャッチアップするいい環境があるのかなと思って。そこが決め手になりました。
ー当時の面接官から「技術的にまだまだなのは村上さん自身も分かってると思うけど、サーバーワークス側も知ってます。だから存分に質問してください」と言われたとか。
そうなんですよ。内定後にWebで会話する機会があって、その時に「技術的にまだまだなのはサーバーワークス側も知ってるから、気を遣わず存分に質問してください。逆に委縮したりして質問できなかったりして、ついていけなくなって辞めたりするのがお互いにとって不幸だから」と言ってもらって、めちゃカッコイイなと。
一番のおもしろさは、自分の能力が成果に直結すること
ー現在の業務内容を教えてください。
クラウドインテグレーション部に所属しているので、AWSを使いたいお客様に導入支援をしています。 特に最近だとリモートワーク環境を導入したいお客様が多いので、Amazon WorkSpacesのお手伝いとかClient VPNの導入のお手伝いとかが多いです。
ー未経験で転職されて、普段の業務以外にもキャッチアップしないといけないことが多くて大変じゃないかなと想像しています。
入社してからめっちゃ頑張ったのはAWSの資格の取得の勉強ですね。もともとSolutions Architect Associateは持ってたんですけど、そこから半年くらいで3つ資格を取れたので、そこは頑張ったところですね。
キャッチアップでは、自分で考えることも大事だとは思いますが、一定時間以上考えすぎると同じところをぐるぐる回って際限がなくなってしまうので、一定時間考えたら人に聞くようにしています。 そうでないと沼にはまるというか。「このページ、さっきも見たやん」みたいな。(笑)
ー仕事のおもしろさはどんなところですか?
エンジニアで技術を扱う仕事なので、自分で勉強した知識とかが仕事の成果として出ますし、仕事で得た知識を逆に誰かに教えてあげることもできるので、自分の能力が直結するところが一番面白いなと思います。
ーそもそもエンジニアをやろうと思った理由はなんだったんですか?
「おもしろい」っていうのがありますね。
仕事の種類によりけりだと思いますが、以前の事務職だとおもしろいと思う仕事もあれば「これ何のためにやってんやろ」と思うような仕事もあったりしたんですね。自分のやりたいことがあるのに、1日8時間の業務のうち、そこに費やせてる時間ってたぶん2~3時間とかで、あとは半分以上が社内の調整だったり自分のあまり好きじゃない仕事をやってたりしたこともあった。
エンジニアをやろうと思ったのは、一番自分が「おもしろい」と思うことに時間を費やせる仕事だったからです。 あとは手に職をつけたかった部分ですね。
尻込みせず、チャレンジすることを後押ししてくれる文化
ー仕事をするうえで大事にしていることは何ですか?
一緒に働いているメンバーへの感謝ですね。さばチップ(※2)という制度があって、さばチップをもらう立場になって気づいたんですけど、なにかしらで感謝をされるとモチベーションってすごく上がるんですよね。
それで次の仕事も頑張ろうと思えるので、なにかチームのメンバーに感謝することがあれば積極的に送るようにしています。そうすることでみんなが気持ちよく働けるので、そこは気をつけています。 プロジェクトの最後に「ありがとう」と言ってもらえたりすると、とても気分がいいですね。
※2 さばチップについてはこちら↓
ーサーバーワークスのいいところ、好きなところを教えてください。
まず、入社前に思っていた通り、コミュニケーションが活発なところ。技術的にわからないことがたくさん発生してくるので、Slackとかで気軽に質問できる環境はうれしいですね。
あとは「棚上げ」の文化。エンジニアが案件に参加する時に自分で手をあげるところが僕は一番好きなんですけど、自分に案件を完璧にこなす能力があるかどうかって、手をあげる前はやっぱり不安なんですよ。ちょっと尻込みするところがあるんですけど、自分の能力が足りているかどうかという点はいったん棚に上げ、やってみたいと思った案件にまずは手を挙げて良いといった雰囲気があるのはありがたいなと。
案件をこなすことでレベルアップにつながるので、どんどん手をあげて、自分の技術レベルよりも若干高いぐらいな案件に挑戦していくのが一番レベルが上がることだと思うので、好きなところですね。
Slackで「やりたい」と手をあげただけで、他の人から「ナイストライ!」みたいなリアクションをもらったりするんですよ。(笑)
ーサーバーワークスの直した方がいいと思うところは?
こういう状況下で、直接会ったりRemo(バーチャルオフィス)とかで話す機会が減っているので、直のコミュニケーションはもっとあったほうがいいかなというのはありますね。 全社キックオフとかテレフォンショッキング(※4)とか、ああいうイベントもやってもらっていて仕事に関係のない話をする機会もあるのでそこはすごくいいんですけど、社員同士で突発的にコミュニケーションする機会が減っているので、そこはもっとよくなったらいいかなとは思います。
あとは気軽に質問できる環境はあるけど、逆にわからないところを聞かないと置いていかれる環境もあって。性格によりけりだと思うんですけど、声を発しないと置いて行かれるようなところもあるので、人によってはもっと気にかけてよ、と思う人もいるかもしれないですね。
僕も最初の頃は分からないことがあるとけっこう自分で調べようとして、時間が過ぎ去ってしまったりして。でも当然誰もそんな状況を知らないから、手を差し伸べたりとかもないじゃないですか。だからどんどん質問していっていいんだ、と体でわかるまではしんどい部分もあったかもしれないですね。
ーそういう部分はどうやって克服したんですか?
入社して最初の研修課題で技術的な課題とサーバーワークスの文化を学ぼうという課題があって、その中で「Slackで質問してみよう」とか「ランダム(雑談)チャンネルで何か1個トピックを発信してみよう」とか、そういうのがあって。何を発信したらいいんやろな…とけっこう考えたんですけど、見てみると普通になんでもないことでみんな会話をしていたので、そこに混じっていきながら徐々に慣れていったのはあります。
※4 フルリモートで行われた全社キックオフ、社内放送「テレフォンショッキング」についてはこちら↓ sabawaku.serverworks.co.jp
技術力を上げて「発信する」エンジニアになりたい
ーこれからやってみたいことがあれば教えてください。
技術だけを深めていくエンジニアではなく、もっと技術力を上げて発信して、影響力のあるエンジニアになりたいと思っています。
実際の解決したい問題やニーズと自分の好きな技術って、必ずしも一致しないと思っていて。 そこはいろんな人と話したりとかお客様の前で会話したり発信することもそうですけど、ニーズを知ったうえでどの技術を学ぼうか、深めていくべきか決めていくことが大事やと思うので。
発信することでリアクションを得て「こういう技術って受けがいいんだ」とかを知りたいと思うので、そこも発信したい理由の一つですね。
サーバーワークスは、生き方を180度変えた「挑戦の場」
ー村上さんにとってサーバーワークスとは何ですか?
僕は完全に未経験からエンジニアになっているので、サーバーワークスは「挑戦の場」だと思ってます。生き方を180度変えた挑戦になるので。
会社の為になるのであればわりと何でもやっていいよという文化があるので、そこはすごくよかったなと思ってます。 部署によって仕事の内容とか技術の分野が決められていたら嫌だなと個人的には思うんですけど、全然そういうのがなくて。こういう分野を深めたいと思ったら「どうぞどうぞ」という会社なので、挑戦する場としてもとても良い会社だなと思います。
肌が合う会社だなと思うとともに、どんどんアウトプットしていかないといけない会社でもあるのでプレッシャーも感じつつ、非常にいい環境で勉強できてるなというのはあります。
編集後記
村上さんのお話に出てきた「棚上げする文化が好き」というところは、私もとても共感した部分です。 今までとまるで違う世界に飛び込んで少なからず不安を感じている時、他の社員から背中を押してもらって案件を担当したり、積極的に質問したりを繰り返すことでご自身の中にその文化が染み込んでいったのかなという印象でした。
そして、学んで得たものをこれからはアウトプットに反映させていきたいと語る村上さんからは、まさに絶賛成長中といった様子がうかがえました。
これから入ってくる後輩にはぜひ、「俺に任せとけ!」な勢いでがんばってください!
(インタビュアー:倉田・岡、撮影:折口)
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