こんにちは。サーバーワークス新卒1年目の谷内です。
現在、技術課OJTにて様々な課題に取り組んでおり、また、アンバサダーとしてピアボーアス制度『さばチップ』の社内導入・運営にも携わっています。
さばチップとは、社員同士が感謝の気持ちとして少額のボーナス(ポイント)を送り合う仕組み・制度のことです。
先日より、さばチップ社内導入に関する記事を新卒メンバーが次々に投稿しておりますので、ページ最下部のリンクからぜひご覧くださいませ。
さばチップ導入にあたり、以下のようなタスクが新卒メンバーに割り振られていました。
・運用ルール作成 / 社員向けマニュアル作成 / 各種システム設定 等々
私の担当は、『マネージャー陣向け説明会を開催すること』でしたので、今回はその内容についてご紹介したいと思います。
マネージャー陣向け説明会の目的
新しい仕組み・制度を導入する際、それを社内に浸透させることはなかなか難しいものです。
効率的に広めるためには、我々アンバサダーのような旗振り役だけでなく、マネージャー陣の協力も必要不可欠です。
そのため、説明会ではさばチップの社内浸透 / 利用促進を目的とし、マネージャー陣から率先して利用してもらうようにお願いをしました。
上司が率先して利用すれば、他のメンバーも安心して使うことができますよね。
具体的には、以下の3つについてお願いしました。
【導入直後】1通目の投稿
導入直後に、『投稿をもらう』というさばチップにとって最も大切な体験をすることで、さばチップをもらう嬉しさを体験でき、その後の利用促進に繋がります。
そのため、まず最初にマネージャー陣が部下の方々へ投稿することは非常に重要です。 また、より嬉しさを体験してもらうために、『いつもご苦労様です』『〇〇案件のヘルプ、ありがとう』のような短文ではなく、具体的な内容の投稿をマネージャー陣にお願いしました。
【導入後】継続的な投稿 / 拍手
マネージャー陣から部下への投稿や拍手は、『日頃の業務をきちんと見ている』という表れとなります。
そのため、マネージャー陣に以下の説明をするとともに、継続的な投稿と拍手をお願いしました。
■投稿について
- 第三者が見ても分かるような具体的な内容の投稿が重要
- 今まで見えにくかった / 気付きにくかった他部署のメンバーの業務や評価 を見えやすくするため
- 具体的な内容の投稿には拍手が集まりやすい
- 部下のモチベーション上昇 / さばチップの活性化にも期待
■拍手について
- 拍手は1回でももらうと、『認められている』という気持ちが増大
- 投稿したメンバーへの拍手は、隠れた成果の発見への賞賛を表し、さばチップの積極的な利用を促進
【導入後〜】データの活用
さばチップでは、社員の日々の投稿や拍手の数、全体の利用率といった様々なデータを取得することができます。
こうしたデータは、部下との面談や評価等に利用することができます。
そのため、マネージャー陣には以下のような例を紹介し、さばチップのデータを有効活用してもらうようにお願いをしました。
■面談時の活用
- さばチップでは、特定のメンバーがどのような投稿をもらった / 送ったのかを確認可能
- 気付いていなかった活躍や部署を超えた連携等の発見につながる
- 管理者データを利用することで、部下の方とのポジティブなコミュニケーションに役立つ
■利用頻度データからのヒアリング
- 管理者データから、各メンバーのポイント消化率やリアクション率等のデータの確認が可能
- 定期的にデータをチェックすることで、メンバーの異変に気付ける
- 例)利用頻度が低い、あるいは急に低くなった場合、仕事における何かしらのアラート(意欲低下 /離職検討 等)の可能性あり
- 上記のようなメンバーがいた場合は、マネージャーからのヒアリングを実施
終わりに
今回は、マネージャー陣向け説明会の内容について簡単にご紹介させていただきました。
社内に新しい仕組み・制度を導入する際、マネージャー陣の協力は必要不可欠ですよね。
協力してもらうためには、管理職の立場から見ても有用なツールであることを伝えるのがポイントになるかと思います。
それにしても、新卒1年目であってもマネージャー会議に乗り込んでいけるという企業の雰囲気・カルチャーは素晴らしいですね。
私としても、面と向かってマネージャー陣に説明するという貴重な機会を得ることができ、良かったです。