特にみてほしい人
これからサーバーワークスを受けてみたい!と思っている未来の仲間たち
ご挨拶
こんにちは!23年度新卒の圡井 一磨(どい かずま)です!
タイトル通り、株式会社サーバーワークス(以下、SWX)に入社して1年が経ちました。
SWXでは、IT基礎知識の学習 / AWS基礎知識の学習 / OJTトレーニングを1年間かけて、じっくりと行います。
そして1年間様々な部署を体験した後に、自身の所属したい部署を決定します。
そこで「どんな経験をしたか」「どんな考えでキャリアパスを決めたか」を
温かいうちにレポートにしたいと思います。
同じく23新卒の仲間たちも、同じタイミングでレポート投稿しているので、 是非そちらと見比べて、いろいろな視点からいいなと思ったところを探してください!
OJTについて
自身のキャリアパスについてお話しする前に、まずは簡単にどんなOJTを行ったのかを説明したいと思います。
OJTスケジュール
OJTのスケジュールは図1のようになっています。
私は23年度から新たに始まったエンジニア枠での採用となっているので、
技術的な部署に参加しました。
OJTでは、1.5ヶ月を4部署と模擬案件を行います。
OJTのトレーニング内容
どのような部署で、どのようなトレーニングを行ったのかを載せていきます。
※ここで記載されている部署名は 2024年2月末時点のものです。
CS部 営業課+CS部 技術1課(模擬案件)
※CS = Customer Success:カスタマーサクセス
営業課では、AWSを検討しているお客様と対話して受注を獲得します。 見積りを行うため、情報技術・AWSに関する基礎知識も必要です。 より専門性の高い技術は、AWS環境を構築する部隊と連携しながら構成提案を行います。
技術1課(AWS構築を行う課)では、受注内容をもとに詳細部分をヒアリングし、AWSインフラストラクチャを構築します。 CS部 CS1課では、より深くお客様のAWS利活用をサポートするため、SRE体制を組んでいます。 (SRE体制とは、専門チームを編成し、深いレベルで継続的なAWS環境の構築 / 開発 / 運用保守を提供すること)
この二つの課を合わせて、OJTの大きなコンテンツである模擬案件を行いました。 模擬案件では先輩社員が仮想のお客様となり、営業課の営業フェーズから、技術課の構築フェーズのプロセスを体験します。 「体験」と書きましたが、「用意された課題を順番にこなす」というわけではなく、 実際の案件のように社内で提供されている情報を駆使して、自分の力で案件を進めます。 もちろん、各部署でOJTトレーナがサポートしてくれるので、全力でチャレンジできます。 (私も大きな失敗をしちゃいましたが、このタイミングで失敗できたことが良い経験です!)
AS部 DS2課
※AS = Application Service:アプリケーションサービス
※DS = Development Service:ディベロップメントサービス
AS部では、プログラミング・サーバレス技術を駆使した、アプリケーション開発を行います。 DS2課では、Amazon Connectというクラウドのコンタクトセンターサービスの提供を主軸として、 PoCパッケージ構築や他AWSサービスとの連携を行っています。
OJTでは、AS部で利用しているPython言語の習得およびAmazon Connectのハンズオンを行いました。
MS部 MS2課
※MS = Managed Service:マネージドサービス
MS部では、マネージドサービスプロバイダ(MSP)として運用代行サービスを提供しています。 構築を行う部課で構築されたAWS環境に、監視ツールの導入・設定を行います。 また、運用代行サービスにて要望があれば一部運用操作の代行を行います。
OJTでは、MSPがどういった役割なのかの座学や、MS部で利用されている監視ツールであるZabbix, NewRelicのハンズオンを行いました。
サービス開発部
サービス開発部では、SWXで提供されている運用自動化サービスCloud Automator(CA)を開発・運用・保守しています。 また、他の部署と協力して、お客様が利用しているAWS環境の利用料を便利に確認できる「AWS料金確認ページ」、 請求代行サービス加入者のポータルページ「マイスターズポータル」の作成も担っています。
OJTでは、CA開発に利用されている主要技術であるRuby言語、 RubyによるWebアプリケーションフレームワークのRuby on Rails、 Gitによるコード管理について学習しました。
MS部 テクニカルサポート課
MS部 テクニカルサポート課では、ソリューションプロバイダ(SP)として、 AWS環境で発生したトラブルのサポート対応を行っています。
OJTでは、実際に届いた問い合わせ例から、必要な情報を調べ、まとめ、回答するという トレーニングを行いました。
ファーストキャリア選択について
私は、高校から工業高等専門学校(高専)の情報工学科に通い、それ以降も情報工学に関する学科に進学しました。 また、その中でも、Windowアプリケーションを開発したり、研究でもPython言語によるデータ分析を行ったりなど、 ソフトウェア開発技術を主として修得してきました。 そのため、入社当初は「(漠然と)プログラミングができる部署に行きたいなぁ」と思っていました。
OJTはAWSインフラストラクチャ技術を主としていて、 自身がこれまで学んできた技術範囲とは異なるものでしたが、 この環境(インフラストラクチャー)があることで開発できるという点でとても重要で面白いものであると感じました。
そこで、
インフラストラクチャー ✕ プログラミング
を満たすことができる
IaCを活用した 自動的 かつ 継続的な インフラ・開発環境構築
を自身のコア技術としたいと考えました。
また、その他のモチベーションとして
- OSレイヤ以上を触りたい
- インフラストラクチャ構築だけでなく改善提案も行いたい
- チーム体制で働きたい
が達成できる部署に配属希望を出しました。
その結果... * SRE体制としてチームを組んで、長期的な目線でAWSインフラストラクチャ構築を行っている。 * IaC・CI/CDに注力している。 * 大規模なインフラストラクチャ構築を行っている。 という視点で、
CS部 CS1課
となりました!👏👏
大規模なインフラストラクチャの効率的な管理は他の部課でも大きな課題となっているようなので、 身に着けた技術を社内だけでなく、技術ブログなどで広めていけたらなと思います!
また私の技術ブログ記事でお会いしましょう!
圡井一磨(どい かずま)(執筆記事の一覧)
23年度新卒入社しました。食べることが大好きなのに少食です。