エンジニア志望の新卒が営業部署を1か月半体験してみた

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現在OJT研修中の日高です。


最近軽井沢に行ったのですが、夜の紅葉がとても綺麗でした。

今回は私がサーバーワークスの営業部営業2課で、1か月半体験をしてみた感想や学びなどを記していこうと思います。

サーバーワークスのOJT研修とは

まず、どのような経緯で体験に至ったかについて説明します。

サーバーワークスには8月から翌年2月まで行われる、OJT(On the Job Training)という研修体制が存在します。


OJTの目的は、「サーバーワークス内の各部署を回って体験することで、ビジネスプロセスを理解すること」です。

新卒社員は、それぞれ技術部署や営業部署、バックオフィスなどをいくつか体験し、来年度以降の配属を決めていきます。

私はそのOJTの一環として営業部を回ることになりました。

営業部のイメージ

OJT体験前に抱いていたイメージ

営業という言葉を聞いた時、最初私は「数字を追い求める」「足で稼ぐ」「テレアポ」といったキーワードを思い浮かべていました。


また、サーバーワークスの事業内容がAWS専業インテグレーターということもあり、「AWSを売る」事が営業部の仕事だと考えていました。

要するに、OJT体験前の私はサーバーワークスの営業部の仕事内容を具体的には何もわかっていない状態でした。

OJT体験後のイメージ

そんなこんなで、何も分からずに営業2課に仮配属され、仕事を体験していきました。

結果として、営業部のイメージは、こんな風に変化しました。

  • プッシュ型営業ではなくプル型営業

  • 「AWSを売っている」ではなく「顧客要望に対しての最適解を提供している(その結果AWSじゃない可能性もある)」

  • 話を聞き出すのが得意な人が多い

  • 課内でのコミュニケーションを大切にしている

私が回った営業2課では、課内の雰囲気が非常に良く、コミュニケーションを密に取ることを意識している印象を受けました。


自由参加ではありますが、毎朝10分間ほど雑談する機会があったり、課内での30分~1時間ほどのミーティングが週に2回ほどあったりなどコミュニケーションが取りやすい環境でした。

朝の雑談の時間では、課のメンバーの娘さんのほっこりする話が出たり、趣味の話が出たりと参加していて楽しかったです。

ただ、仕事になるとメリハリをつけて作業をしているようでした。

また営業の方々のお仕事としては、「足で稼ぐ」「テレアポ」といったものは一切なくお客様からの問い合わせに対して担当がつき対応をしていくというものでした。

正直ここのギャップはかなりありました。

それでは次のセクションで、どういった業務がこれらのイメージにつながったのかを見ていきます。

営業部で行ったこと

営業部で行った内容は大きく3つあります。

  1. 営業についての座学

  2. 仮想顧客対応

  3. 各商談・定例会議への参加

それぞれ見ていきましょう!

1. 営業についての座学

ここでは基本的な営業の業務内容、自社のビジネスモデル、契約書などについて学びました。

「どういう目線でリード(見込み顧客)を獲得して受注に結びつけているのか」、「自社のサービス内容はどんなものなのか」を知ることができ、

今までは抽象的だった自社のビジネスモデルについて勉強できたのが個人的には嬉しいポイントでした。

また契約書やメールの返信の仕方・管理の仕方など社会人として基本的な事もここで学ぶことができました。

元からあったカリキュラム以外の事で知りたいことがあった時、トレーナーに「~についても学んでみたいです」と提案すると、元からそのカリキュラムが準備されていたのかというレベルの高い説明をしてもらえました。

これには驚きを隠せませんでした(笑)

こういった若手の意見に対して、アウトプットしてくれるところにサーバーワークスらしさを感じました。

2. 仮想顧客対応

仮想顧客対応と書かれていても何なのか分からないですよね(笑)


仮想顧客対応とは「トレーナーを顧客に見立てて提案活動を行う」といったカリキュラムです。

今回は、「予算1万円以内でトレーナーの方が欲しいクリスマスプレゼントを提案する」というものでした。


大きな流れとしては、①日程調整を新卒側が行い ②何回か要望を聞きだすミーティングを行い ③資料を作り ④10分間で発表する、といったものです。

1番苦労したことは、トレーナーの方のニーズを聞きだすことです。

トレーナーの方がどんな理想を抱えていて、現状はどんな状態なのか、そしてどんな課題を抱えているのかを聞きだすのがとてつもなく難しかったです。

そんな困り果てている私に対して営業にいる先輩方が「こんな方法はどう?」「こうするとよくなるのではないか?」といったようにアドバイスをしてくださり、なんとか乗り越えることができました。

ここでは仮説を立てることの大切さが学べました。


トレーナーの方が「こんな課題をもっているのではないか」と、仮説をいくつか立て、それを元に要望を聞いていくことで無事トレーナーの方の要望を聞きだすことができました!

3. 各商談・定例会議への参加

営業部でのOJT期間中に最も多かった予定が「お客様や社内での会議」でした。

会議では、参加者間での認識齟齬が起きないように決定事項、未決定事項、話したテーマを聞き取って議事録を書きます。

OJT期間中では、この議事録の作成を任せてもらえました。

私は今までの生活で議事録を取ったことはなく、会話の内容を聞き取るのに精一杯で最初はうまくいきませんでした。

というのも、会話の中で出てくる専門用語が分からなかったり、それを調べているうちに話を聞き逃していたからです。

ただ、先輩方が私が聞き取れていないなと感じたら、書いてくれるなどフォローをしてくれました。

このようにさらっと気遣いをしてくれる先輩方がいるのもサーバーワークスの魅力です。

議事録を何度も書いて、何度も指摘をもらうことで、だんだん会話の内容が理解できるようになりました。

会議の会話の中で、書くべきポイントが分かるようになり、議事録を徐々に取れるようになっていきました。

これにはとても達成感を感じることができました!

まとめ

このように営業部でのOJTで様々な学びを得ることができました!

感想としては、とても先輩方の温かみを感じましたし、できなかったことができるようになっていくことに楽しみを感じました。

エンジニアを目指している私ですが営業部での学びや経験はこれから生きると考えています。

とてもいい体験をすることができました。

他にも過去に先輩方や同期の村松さんが書いた記事もあるので、一緒にご覧いただければと思います。

sabawaku.serverworks.co.jp

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日高 僚太(執筆記事の一覧)

EC部技術2課 / AWS認定資格 12冠

2022年IT未経験で新卒入社しました。
最近はダーツとサウナが気になっています!
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