はじめに
みなさんこんにちは!2022年4月に入社した滝澤です。
時の流れは早く、入社してからあっという間に1年が過ぎようとしています。
今回のブログでは、この一年を私がどのように過ごしてきたかを振り返りつつ、
今読んでくださっている方に少しでも参考になる情報が届けられればと思います。
一年の流れ
入社してから1年は上図のような流れで研修が進んでいきます。
約1年間研修があるのは驚きですよね。
私もこの部分に惹かれて入社しました。
それぞれを深ぼると、とんでもなく長いブログになってしまうので、
各研修の概要と所感を述べていきたいと思います。
IT基礎研修
目的
ITの基礎的な知識を自分の言葉で説明できるようになる
グループワーク、発表に慣れる
メンバーとの仲を深める
概要と所感
この研修では6月末に行われる「どのように我々はInstagramで写真を見ているのか」という発表に向け、各週の課題をグループで取り組み学びに繋げるものになっています。
週のテーマは以下のようになっていて、
HTML と CSS ってなに?
PC はどのように動いているの?
URL ってなんのためのもの?
HTTP ってなに?
DNS はどのように動作しているの?
IP アドレスを使った通信ってどうやっているの?
Webサーバーはどんなことをしているの?
インターネットってなに?
Python プログラミングを身につけよう
データベースの概要を学ぼう
難易度は簡単なものからだんだんと難しいものに、
また、内容も前週までの知識を活かさなければ説明できないものがあったりと、成長の感覚が掴めるようになっています。
さらに、毎週発表ありのグループワークなので、グループワークの進行が円滑な人、技術に熱心な人、発表が上手な人などなど…同期の新たな面を知ることができるのも嬉しい点です。
AWS基礎研修
目的
AWSの基礎的な技術を実際に扱えるようにする
CloudPractitionerに合格する
概要と所感
ここでは、AWSの基礎について実際に手を動かしながら学びます。
ここまでのIT基礎研修とは打って変わって、各自がそれぞれのペースで起票された課題に取り組む形で進めていきます。
それぞれで、とは言っても完全に1人ではありません。
一人ひとりに先輩社員がトレーナーとしてつき、質問や相談に乗ってくれます。
そしてこの期間の目標として”AWS認定資格である「CloudPractitioner」に合格する”といったものがあります。
AWSをほぼ触ったことがない人も多かった(私もその1人)ですが、この研修で基礎を学習することが資格合格への大きな手助けになり、その後のOJTにもスムーズに移行することができました。
OJT
目的
サーバーワークスのビジネスプロセスを自分の言葉で説明できるようにする
自身のファーストキャリアの意向を決定する
SolutionArchitectAssociateに合格する
概要と所感
OJTとは「On the Job Training」の略で、その名の通り実際の業務を通して知識を身に着ける方法のことを指します。
22新卒は、1人5部署のOJTを体験しました。
部署は完全にランダムであったり完全に好きなところを選択できる訳ではありません。
顧客獲得やインテグレーション、運用など、各セクション毎に1つ選択するといった形になっています。
というのも、各部署の業務を知る以外にも、会社全体のビジネスの流れを知るという目的があり、セクションごとにOJTをまわることでプロセスを理解することができるといったものになっています。
そしてこのOJTの最後に一年を振り返っての発表があり、そこで自身のファーストキャリアについての意向を発表します。
このころにはOJTをまわる上で気づいた自分のやりたいこと、向いていることが明確になり自分のキャリア意向に自身を持っている同期が多かったです。
私は研修の中でもこのOJTに一番魅力を感じました。
各部署を体験できるのは他の会社と比べて珍しいことですし、
今からキャリアを歩み始めるこの時期にこの経験ができたのは一生活きることだと信じています。
配属と追加研修
ついに3月から配属…なのですが、私たち22卒はそこから2か月の追加研修を行います。
(ブログ執筆時は2月末なので未実施)
内容としては会社のこと、SIerのことを模擬案件を通して学ぶというものです。
実はこの研修、昨年度には存在しておらず、入社してから決定したものでした。
サーバーワークスは成長途中の企業なので、変化が伴います。
私がここに書いてある研修の内容も数年後には大きく変わっているのかもしれませんが、
よりよいものになっていくのは間違いないと思っています。
研修以外の活動
サーバーワークスのいいところは手を挙げれば多くのことにチャレンジさせてもらえる点です。
この1年間、研修以外にもいくつか活動をしていたのでこんなこともできるんだよ~という一例として紹介します。
サバワクのアイキャッチ作成
サーバーワークスのメディアの中で、働き方について発信しているこの『サバワク』というブログでは、記事の一番最初にアイキャッチというユーザーの目を引くための画像を設定しています。
私は昨年の秋頃から、このアイキャッチ作成を同期の村松さんと一緒に行っています。
決して命令されてやっている訳ではなく、
デザインに興味があると話していたら「チャレンジしてみる?」ということで勉強しながらこの作業をやらせて頂いています。
仕事とは一見関係ないことでも、社内にできることは転がっていて、「やってみたい!」という気持ちがあればチャレンジさせてもらえます。
サバ通の新卒紹介ページの原案作成
これもデザイン関係の話ですが、2022年12月号のサバ通(社内報)の新卒紹介ページの原案作成にも携わりました。
これは完全に社内で完結するものではなく、外部のデザイン会社さんと連携しての作成でした。
デザインはかなり感覚に依存するものがある(と思っている)ので、イメージや構成を伝えて理想のものに近づけていくのは、今までにない難しさで苦労しましたが、とてもいい勉強になりました。
他にも…
これは私が実施したほんの一例です。
同期の中には難関な資格取得に励む人や技術を突き詰める人、新卒の採用に携わる人など、それぞれが興味のあるものにチャレンジをしています。
大事なのはチャレンジしたい!という気持ちで、それを後押ししてくれる環境がサーバーワークスにはあります。
さいごに
いかがだったでしょうか。
前述の通り、サーバーワークスは成長途中の企業です。
私たちのフィードバックから即時に変更された点もあれば、これからだんだんと変更されていく点もあると思います。
その中で22年新卒が1年間を通してどのような目標でどのようなことを学んできたのかが少しでも伝われば幸いです。