【先輩社員インタビュー#10】多くの人がやりがいを持って働けるようにしたい|2022年入社の日高さんに聞いてみた

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こんにちは!人事部HRM課でOJTをしている上山です!

今回は、2022年入社、エンタープライズクラウド部の技術2課の日高さんにお話を伺いました。

日高さんはIT未経験(レポート作成でWordを使うくらい)でサーバーワークスに入社しました。

しかしその後サーバーワークス史上最速でAWSの全12資格を取得し、第47回技能五輪国際大会クラウドコンピューティング職種 日本代表選手選考会にて最終選考に進出するなど、すごい速さで知識と実績を積み上げています。

  • どうやったら未経験からそんなにすごい人になれるの?

  • どうして努力し続けられたの?

  • 知識をどうやって仕事に活かしてるの?

などなど、気になることをたくさんお聞きしました!

「ITに挑戦してみたいけど、できるかわからない・イメージがつかない」という方は、日高さんがどんな目標をもってどんな努力をしてきたのか、ぜひ参考にしてみてください^^

「多くの人がやりがいを持って働けるようにしたい」から、サーバーワークスを選んだ

ーー日高さんはITを活用して叶えたい目標があるとお聞きしました。

「多くの人がやりがいを持って働けるようにしたい」という目標があります。

この「やりがい」のことを考え始めたのは高校生の頃です。怪我で一時期、半身不随になり、車椅子生活を余儀なくされたことがあるんです。治らないと思っていたので絶望していました。

そんなとき、家族や友人が交代で病院に励ましに来てくれました。

何か月も励まされるうちに「またみんなと楽しい時間を過ごしたい」と思うようになり、これを生きがいとしてリハビリを頑張ることができました。 この経験を通して、自分もいつか人にやりがいを与える存在になろうと思うようになりました。

この想いを再認識したのは就職活動でOB訪問をしたときです。 いろんな方にお話を伺う中で、仕事を通してやりたいことがあると同時に、やりたくない仕事もあると聞いたんです。単純作業や形骸化した作業など、やりたくない作業に忙殺されると、やりたいことをする時間がなくなってしまう。そうすると、仕事のやりがいも感じられなくなるようでした。

この話を聞いて、やりたくない仕事を効率化して減らす・無くすことに取り組めないだろうか?と考えたんです。そうすれば友人たちからもらった「やりがい」を、働く人に幅広く還元できると思いました。

ーー「やりがいを与える」仕事をするために、サーバーワークスを選んだんですね。

やりたくない作業をどうやって減らせばいいか考えたとき、手段としてITが思い浮かんだんです。

でもITを使いこなそうと思ったら、必要となる知識量は膨大です。

まずはすべてのITシステムの基盤となるインフラから学べば理解しやすいと考え、調べていくうちにクラウドが流行っていること、AWSが一番広い市場を持っていることを知りました。それで、AWSの勉強から始めることにしました。

また、知識と同時に、AWSの技術を扱う経験と、思考力やコミュニケーション能力など多岐にわたるスキルを身に着ける必要があると考えていました。

そこで、AWSのプレミアティアサービスパートナーからサーバーワークスを選びました。「クラウドで、世界をもっとはたらきやすく」というビジョンがマッチしていて、若手でも挑戦できる環境がある。ここでなら自分のビジョン達成に向けて成長できると思いました。

ビジョンから逆算すると1年で12冠を取る必要があった

ーー入社後、サーバーワークス史上最速でAWSの全12資格を取得されたんですね。

1年で12冠を達成することは、決して早いとは思っていませんでした。

私はビジョンから逆算して短期目標を定めていて、10年後、4年後、1年後、6ヶ月後、1ヶ月後、1週間、次の日の目標を決めています。

ビジョン達成のためには1年で資格を取る必要があると思ったから取り組みました。

目標が決まると、達成するための行動が決めやすくなるんです。12冠達成に向けては、勉強の習慣化を行いました。

(詳しくは日高さんのブログをご覧ください↓) sabawaku.serverworks.co.jp

1年目に資格取得に取り組んだのは、私が分野の全体像を把握してから勉強を進めるタイプだったからです。資格は分野や難易度が分かれていて体系的な知識の習得に役立ちます。AWSの基礎を固めるにあたって、自分に合った方法だと思いました。

ーー個人の努力はもちろん、仕事を通して学ぶことも多いと聞きました。

現在はエンタープライズクラウド部に所属していて、初期構築*1とCSM*2の二種類のプロジェクトに取り組んでいます。

初期構築案件は幅広い技術に触れられるので、経験を通して技術の知識が身に着けられます。

CSMはお客様の課題を深く理解したうえで提案をする仕事なので、顧客の本質的な課題を見つける力が身につきます。

どちらも課題解決に必要な力だと思っているので、現在の仕事はその両方を学べる点が魅力です。

こんなに人を頼れる環境は初めてで、確実に成長に繋がっている

ーーサーバーワークスの環境は成長につながっていると感じますか。

私は、成長のスピードはPDCAサイクルをどれだけ回せるかにかかっていると思っているのですが、一人では回し続けるのが難しいんです。知見のある人に質問したり、経験を聞いて試してみたりすることが重要です。

その点でサーバーワークスは自分に合っていると思います。

私が書いたブログのレビューをお願いしたときの話ですが、先輩が改善点だけでなく周辺知識についても解説をしてくださったんです。コメントにとどまらず別のドキュメントにまとめてくださったり、図を作ってくださったりする方もいて、私の理解のためにこれほどの労力を割いてくださる人がいることに驚きました。

アドバイスは7項目にわたる

頼ったときに力を貸してくださる方が社内には本当に多いです。

私がお世話になっている人は数えきれません。

相手が課長、部長であっても、どんなに忙しくても、時間を作って対応してくれます。

こんなに人を頼れる環境は初めてで、確実に私の成長に繋がっていると感じています。

ーー環境を活かすための努力もされていると聞きました。

今は先輩から色々なことを聞いてインプットをする時期だと思っているので、コネクションを作る努力も重ねています。

新卒のときはサバトークフレッシュという制度を活用していました。毎週先輩を2人呼んで30分話す会で、雑談をして交流することが主な目的でしたが、私は毎回資料を作成して思考方法やタスク管理などについてお話を伺っていました。

OJT、メンター、部活、飲み会などなんでも、先輩と話す機会を大切にしています。

その結果、技術だけでなく仕事について悩んだ時に相談できる先輩も多いです。

仕事に関する相談も大歓迎してくれて、惜しみなく知見を与えてくれます。

仕事の考えかたへの助言

ーー日高さんはいま「多くの人のやりがい」に貢献できていると感じますか?

BtoBの仕事なので、実感できる機会は多くありません。しかし、私が普段やりとりしている企業の情報システム部門の方の、さらに向こう側にいる方を働きやすくできていると思っています。

私はサーバーワークスで仕事をすることで、働きやすさに貢献できると思っています。

この貢献度をもっと上げていきたいし、終わりはありません。

最後に

日高さんのロングインタビュー、いかがでしたか?すごかったですね。

日高さんと同じスピードで成長するのはなかなか大変そうですが、実践している内容は参考にできそうなものもありました。

  • ITの知識は幅広いので、分野をある程度絞って勉強を始める

  • 分野の全容を理解するには資格取得が役立つ

  • 目標を分解して短期目標を立てると、どんな行動をすればいいか分かりやすくなる

  • すばやく改善を進めたいときは知見のある人に質問したり経験を聞いたりするとよい

ITでやってみたいことがある人は、基礎からこつこつ勉強してみて、困ったときは詳しい方を頼ってみるのがいいのかもしれません。

実現のための環境を検討する際に、サーバーワークスのことを思い出してもらえたらうれしいです♪

*1:AWSが利用開始できるようサービスの初期設定を行うプロジェクト

*2:AWS活用や課題解決に向けた提案を行うプロジェクト

うえやま ゆい(執筆記事の一覧)

2023年新卒入社。髪を染めてもすぐに金髪に戻る。