メンター制度に救われているのはメンティーではなくメンターである、という話

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こんにちは。サーバーワークス マーケティングの鈴木です。
今年の4月から、新入社員のメンターを務めています。

今回は、サーバーワークスのメンター制度と、それによって受けた恩恵について書きたいと思います。

メンター制度について

サーバーワークスには、新入社員ひとりひとりにメンターが1年間つくという制度があります。
マッチングは人事によって行われ、相性が悪ければチェンジも可能。幸い、これまでチェンジになるようなことは無かったようです。

メンターのお仕事

人事からメンターに対してお願いされたのは、「頼れる先輩として、新入社員をフォローすること」。たったこれだけでした。

基本的には隔週で30分~1時間程度の面談を行ってコミュニケーションをとり、毎週金曜日に提出される週報にコメントするのが主な仕事です。
実際は、メンター面談と仰々しい名前はついているものの雑談しかしていませんし、週報のコメントは体調気をつけてね、お疲れ様!といったようなゆる~いものが多いです。
わりと頻繁に「ちゃんとメンターとしてフォローできてるのかな」と不安に襲われます。

メンターのほうが助けられている

そんなこんなで、メンターになって半年が経ちました。4月からいままでを振り返ると、メンティーがいてくれたからこそできたことがたくさんあったな、と感じています。

AWSの認定試験に合格できた!

去年の夏あたりから一回受けてみようかな、と思ってはいたものの、1年も先延ばしにしてしまっていました。
受験を決めてから試験までの1ヶ月間、勉強のモチベーションを保つことができたのは、同じ時期に試験勉強を頑張っていたメンティーに励まされた部分が大きかったです。
毎日たくさんのことをぐんぐん吸収していくのをみて日々なんとか追いつかないと!と焦るばかりでした。

「毎日知らないことをきちんと洗い出して、調べて、アウトプット」の継続

サーバーワークスには毎日3つ、わからなかったことを調べて投稿する「みっつつぶやく」チャンネルというものが社内のSlackにあります。3つというのがなかなか大変で結構しんどいときもありますが、わからない単語ばかりでもメンティーが頑張って理解しようと努力しているのに、私が「大変だから」という理由だけでやめるのはかっこ悪すぎるので続けられています。

これまで以上にチャレンジできるようになった

3月の評価面談で「自信のないことに対しては腰が引けてしまうね」とのフィードバックがありました。
自覚はあったものの、どうしたらいいんだ...と二の足を踏んでいたところで、わからないことでもどうにか理解しようと努力し周りを上手に頼って成長するメンティーの姿を見て改心しました。
口だけで行動が伴っていない先輩になってしまうところだった!と猛省しています。おかげさまで「躊躇わなくなったね」と嬉しいフィードバックもありました。

メンター制度ってありがたい

最初に「メンターお願いね」と言われたときは、まだ仕事も全て一人で回せるほど熟練していないし、新卒の子を導くなんてとてもじゃないけどできない!と震え上がっていましたが、最近はそんな大層なことは自分には無理だし、それよりもメンティーと一緒に成長していきたいな、と思うようになりました。

メンティーの配属が決まる次の春までは、もっともっとたくさんのことをメンティーから学んでいこうと思います。