【新入社員研修】4部門巡業OJTの仕組みがイケていて困った話

記事タイトルとURLをコピーする

f:id:sabawaku:20201013134624p:plain

こんにちは、サーバーワークス人事の中村です。

先日、当社の新入社員が自分の体験談をブログに載せましたので、それにちなんだ人事小話を書きたいと思います。

技術に自信のない方向け

blog.serverworks.co.jp

ちなみに新入社員同期、"最速の男"は入社3ヶ月以内にAWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイツ資格を取得したぜ!とブログを書いております。今は技術にそれほど自身がない方は ↑ を、腕に覚えがある方は ↓ が参考になるかと思います。もちろん、お時間があれば両方ご覧いただくと嬉しいです。

腕に覚えがある方向け

blog.serverworks.co.jp

新入社員研修(以下、新人研修)の中身はどうなっているのか?

まずは全体のスケジュールがこちら

f:id:sabawaku:20201013134923p:plain

こちらが現在のサーバーワークスの新人研修のスケジュールです。2月末決算、3月から新しい期が始まりますので本配属も3月からとなります。4月入社から本配属までの11ヶ月間が新人研修の期間となります。

特徴①:研修期間

新入社員という言葉はどこの会社も1年間使われると思いますが、新人研修を1年近く実施する会社は初めて出会いました。ある程度の人数の新入社員を採用する企業は下期と合わせ10月あたり(もしくはそれより前)を本配属とするケースが多いのではないでしょうか?人事としてはその間人事預かりにしていることはすごいと思ってる(うん、勝手にです..)。

特徴②:4部門巡業OJT

タイトルにも書きましたが、この仕組みは入社して一番すごい仕組みだと思いました。営業・構築・運用というサーバーワークスの事業の柱をそれぞれ経験することで、今やっている仕事の前工程が何なのか、後工程には何があるのかを理解することができます。一連のプロセスを把握すると当社のウリって何なのよ?という大事な部分が見えてくるようです。タイトルにあるこの仕組みで何が困ったか?は後述します。

特徴③:IT基礎研修を先輩社員が行う

技術系の研修は外部にアウトソーシングしたり、大きな会社だと教育専門部隊があったりしますが、サーバーワークスでは営業部門・技術部門・運用部門の最前線で働く先輩社員が直接指導します。研修施設ではなくオフィスで先輩社員とコミュニケーションできるので、「オフィス設備の使い方が分からない..」「あの先輩社員、名前なんだっけ..」ということが少なくなります。ちなみに社員一覧と自己紹介は新入社員でも自分のPCから確認することができますので、名前を忘れてもこっそり見れば大丈夫。

特徴④:お出かけもちゃんとする

見たことがないものはよく分からない。実際見れば理解が深まる、ということで各所を見学します。当社はクラウドの会社なので生のサーバー(註:ビール用ではない)がありません。なので、データセンターを見学させてもらったり、Interop Tokyo 2018でネットワーク機器を見たり、AWS Summit Tokyo 2018では当社代表の大石のプレゼンを見つつ、他社さんも含めAWSのサービスってどんなものかを実地で情報収集したり、とお出かけも大切な学びの場です。AmazonのOur Leadership Principlesを学ぶ機会も毎年いただいています。Amazonの本社で実施するので、オシャレな社員食堂も使わせていただきました。

今年実施して出てきた課題

f:id:sabawaku:20201013135148p:plain

課題①:IT基礎研修のゴールイメージ

新入社員が書いたブログのとおり、IT基礎研修は入社前のIT知識・経験によりハードルがかなり異なります。今年は個別のカリキュラムは組みませんでした。かと言って内定者の段階で準備を強制して一斉教育ができるようにする..も順序に違和感が。当社代表の大石より「課題図書がつまんないんじゃない?最初からやる気なくなるようなやり方はやめようよ」(ん?今までそれでやってたんじゃぁ、との心の声)などのサジェスチョンもあるので、次回に向けた要改善項目です。サーバーワークスは自分の意見をちゃんと言うカルチャーなので、新入社員自身がIT基礎研修期間に目指す姿が分からないので、そこを明確化したほうがいいのでは?との声が出る。ごもっとも。ちゃんと意見が言える、常に成長中の会社なのだ。

課題②:先輩社員の講義内容

特徴③で出た「IT基礎研修を先輩社員が行う」は先輩社員10人以上が関わるサーバーワークスでは比較的大きなプロジェクト。上述の課題①にも近いですが、それぞれの講義範囲の関連性をコントロールしきれていないので濃淡や範囲が先輩社員任せになってしまったのが反省点。技術分野中心の話だと人事はグリップしきれませんので、夏ごろから技術課長と来年の進め方について少しずつ話し合っています。それにしても自分の肌感覚なんですが、新入社員の受け入れをめんどくさがらない事業部門って初めてなんです。目先の工数も大事ですが、みんな会社の将来も考えてくれているので、人事の身としても相談しやすい。

課題③:新卒と中途、受け入れ体制の違い

実はこれがタイトルの話、最後の最後ですいません。新人研修、特にOJTの巡業が秀逸すぎて、中途入社の受け入れも似たようなのできないかね?と技術部門のマネージャーに相談を受けました。マジか..でも気持ちはよく分かる。当社の新入社員は素地の良さ+新人研修により2年目はほぼ即戦力として最前線で働いています。ここは中途でジョインされた方も驚くポイント。新卒採用、中途採用、それぞれ目的が違うので受け入れ体制も異なりますが、それぞれのいいところは取り入れたい。中途採用はやはり「即戦力が欲しい!」がほとんどなので、新入社員同様に2ヶ月スパンでOJTをするというのは現実的には難しそうですが、案件の実業務に入る前に配属とは違う部門も経験できる仕組みを回したい。それができれば、「受入王に、俺はなる!」とは言い過ぎですが、こんなフツーでないアイデアを検討できる会社って..(という課題がたくさんある"人事"も募集していますよ)。

小話にしては長くなりました。今回はこれでおしまい。