クラウドインテグレーション部の手塚です。
先日、社内でおすすめのWEBカメラと照明について質問がありました。
上記スレではLogicoolのWEBカメラや安価なLEDリングライトが推されていましたが、カメラと照明、どちらを優先すべきか悩ましい方もいると思います。
私のおすすめ!
迷ったら全部買
安価なリングライトを1つ設置しましょう!
次はMacBook Air内蔵カメラでリングライトの有無を比較した画像です。
リングライト無し | リングライト有り |
---|---|
いかがでしょう?
以降では、上記を含む複数の照明・カメラ構成を比較します。
構成
MacBook Air内蔵カメラと外付けカメラおよび照明2つをOFF/ONし、カメラ映えを比較してみました。
今回は外付けカメラ添付のソフトウェアや仮想カメラ等によるチューニングは検討しません。
照明
- 4.5インチ LEDリングライト x2個
- ¥1,980/個 (2022年2月26時点)
カメラ
- MacBook Air (M1, 2020)内蔵
- 外付けカメラ
- Logicool C980
- ¥14,800 (2022年2月26時点)
- 質問者の予算オーバーですが、他の比較対象カメラがないため
照明とカメラの組み合わせ画像一覧
照明とカメラの違いを比較しやすいよう、画像を並べてみました。
カメラ | 1. 照明なし | 2. 照明(右)のみ | 3. 照明(左)のみ | 4. 照明(左)(右) |
---|---|---|---|---|
a. MacBook Air内蔵 |
||||
b. 外付けカメラLogicool C980 |
上の画像が全てですが、私の主観も追記します。何か気付きがあれば幸いです。
「1. 照明なし」
見慣れた映りですが、照明ありの画像と比較すると暗く、画質も悪いです。
「2. 照明(右)」
顔全体が明るく映ります。
空いている場所へ適当に設置しましたが、ベストに近い位置である気がします。
十分明るく照明も1つで済むので、この構成のコストパフォーマンスが一番良さそうです。
「3. 照明(左)」
顔に影がかかり、マッシブな雰囲気になります。
照明(左)は、直接光に加えてデスク左の壁とパーテーションから反射光も顔に届くため、照明(右)と比べて光が強いです。 カメラ映りは白っぽく見えるC980の方が実物に近く、Mac内蔵カメラの方に光が目立たないよう補正がかかっているようです。
「2. 照明(右)」と同様、照明は1つですが、照明の位置や光の反射の有無により、映りが全く異なることがわかります。
「4. 照明(左)(右)」
現在私が使用している設定で、どちらのカメラでも濃い影がなく、程よい立体感が出せる気がします。
「3. 照明(左)」の影に「2. 照明(右)」の光が当たることで、影が薄くなるようです。
「a. MacBook Air内蔵」カメラ
リモート会議に適したカメラと考えます。
肌の色は実際の見た目と違って映ることがありますが、白くならず絵として綺麗に見えます。 また、カメラ性能のせいか補正なのかわかりませんが、顔のシワ等があまり目立ちません。
「b. 外付けカメラLogicool C980」
高画質で被写体の細かいところまで映ります。
色は実際に見える状態に近く、顔の下の箱に印刷された文字も読みやすいです。 ただ照明によっては顔のシワ等も鮮明に映るので、この辺がルーズなMacのカメラを好む方もいそうです。
また私はデフォルト(自動)で使用していますが、調整項目が沢山あるので凝った設定もできそうです。
その他
モニタの光
本撮影中、モニタの光が顔に当たると、顔が明るく映ることに気づきました。
これまでの画像は外付けモニタがONの状態でしたが、次は「外付けモニタOFF」の状態を加えた比較画像です。
カメラ | 0. 照明なし 外付けモニタOFF |
1. 照明なし 外付けモニタON |
2. 照明(右)のみ 外付けモニタON |
---|---|---|---|
a. MacBook Air内蔵 | |||
b. 外付けカメラLogicool C980 |
C980のダイナミックレンジが広いせいか、「0. 照明なし 外付けモニタOFF」の状態では、MacのカメラよりC980の方が暗く映ります。
C980は暗くても顔の表情(シワ)を確認できますが、やはり照明があった方が断然映えます。
照明なし 外付けモニタOFF |
照明(右) 外付けモニタON |
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まとめ
安価なリングライトを1つ設置しましょう! (2回目)
顔に光を当てないと、カメラの性能は活かせません。
さらにダメ押しで弊社イーゴリ氏の言葉を贈ります。
「Webカメラは、高ければ高いほど画質のレベルが良くなる」と思う方がいると思いますが、Webカメラの価格よりもっと大事な条件があります。光!はい、光が少なかったら、そもそもどんなWebカメラであっても、Webカメラのセンサーが小さいため、十分なライトがないと画質は悪くなりますので、ライトや三脚をご紹介させて頂きます!
それでは皆様よいリモートワークを!
リモートワーク手当
当ブログでご紹介した製品の一部は、リモートワーク手当によって賄われています。※社内ではテレワークを「リモートワーク」と呼んでいます。 ceo.serverworks.co.jp www.serverworks.co.jp
手塚 忠(執筆記事の一覧)
カスタマーサクセス部、2019 年 2 月入社のネットワークエンジニア。プリンを作っている。