今週のひとことアーカイブ #5「サーバーワークスが考える成果とは」

記事タイトルとURLをコピーする

こんにちは。広報のたがみです。

本日は、大石による「今週のひとこと」のレポート第5回目です!

サーバーワークスグループでは、毎週月曜日に行われる全社朝会の中で、大石がお話をする「今週のひとこと」というコーナーがあります。

その今週のひとことで取り上げられたトピックの中からいくつかピックアップしご紹介していくシリーズです。

大石が話しているイメージをしながら読んでいただけるとうれしいです。 また、実際にお話ししいている動画も合わせて掲載いたしますのでよろしければそちらもご確認ください!

5回目は「サーバーワークスが考える成果」についてです。


youtu.be

~以下、大石のお話です~


先日、新卒の採用面接があり、学生の方からサーバーワークスの行動指針についてこんなことを聞かれました。

「サーバーワークスは『成果』を大切にしていると言っていますが、以前面接官の方が『お客さんが必要としていないものは売らない』と言っていました。これは行動指針の『成果』と矛盾しないのでしょうか?」

今回は、サーバーワークスが考える成果のお話です。

サーバーワークスにおける成果の定義

先ほどの質問に対する私の答えは「立派な成果であり、矛盾していない」です。

これは時間軸が関係しているので、そこを詳しくお話します。

まず、サーバーワークスでは成果を

「長期にわたる、チーム(会社)に対する貢献のこと」と定義しています。

この ”長期にわたる” が今回のキーワードです。

成果と言われると、見えやすく分かりやすい、短期的な利益を想像しがちですよね。

しかし実際には、長期的にチームや会社にとってプラスになる方が貢献度合い、成果としては大きいんです。

では、その「長期的な貢献」とは何でしょうか。

一つ目は「仕組みを作ること」

二つ目が「お客様、仲間と良い関係を築くこと」

そして三つ目が「ブランド、評判を作ること」です。

三つ目の「ブランド、評判を作ること」については、飲食店を想像してもらうと分かりやすいと思います。

食べログの評価をそのまま見るよりも、仲の良い人から「あのお店良かったよ」とおすすめされたらより行きたいと思いませんか?

そのような評判を生み出していきながらブランド価値を形成していくことはとても大事で、大きな成果です。

これらは人事評価の中でも「成果という行動指針に対してどういう評価をするか」という形で、以下のようにマニュアルに書かれています。

創意工夫を行って業務を仕組み化し、PDCAサイクルをもとに見直し改善できる

顧客のニーズにこたえ、課題を解決することで顧客に貢献する

ここで皆さんの心の中に、「仮に仕組み化できても、顧客に貢献できたとしても、利益が出なければ成果とは言えないのでは?」という疑問が生まれるかもしれません。

「利益」とは一体何でしょうか。

利益とは、費用として投資できるもの

私は利益について、ドラッカー先生の言葉を借りて「将来の費用」と捉えています。

この表現はものすごく的を得ていると思っていて、

利益をあげたとしても、その利益を将来の投資に回せないと意味が無いと思っています。

生まれた利益を費用として使えて初めて、そこでまた大きな利益が上げられる。

そしてその利益がお給料や株主の皆さんに還元・反映されていく…というサイクルが生まれます。

不必要なものを押し付けたりせず、ちゃんと誠実に課題に向き合うことは、行動指針でいう顧客視点だけでなく立派な成果になります。

お客さんがどういった課題を持っているのか、何を求めているのかしっかり聞いて、相手に本当に合ったものを提案できれば、たとえその時点で私たちの利益に直結しなかったとしても、今度また困った時に相談しようと思ってもらえるかもしれないですよね。

それが私たちの長期的な成果になるのです。

ですので、改めて、最初の質問には「『成果』と『数字のために不必要なものを売らない』は矛盾しません」と自信を持って回答します。