今週のひとことアーカイブ #2「新卒採用を行う理由」

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こんにちは。広報のたがみです。

本日は、大石による「今週のひとこと」のレポート第2回目です!

サーバーワークスグループでは、毎週月曜日に行われる全社朝会の中で、大石がお話をする「今週のひとこと」というコーナーがあります。

その今週のひとことで取り上げられたトピックの中からいくつかピックアップしご紹介していくシリーズです。

大石が話しているイメージをしながら読んでいただけるとうれしいです。 また、実際にお話ししいている動画も合わせて掲載いたしますのでよろしければそちらもご確認ください!

第2回目は「新卒採用を行う理由」についてです。

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~以下、大石のお話です~


4月最初の朝会。

…ということで、今日から新社会人を迎えます!

記念の日ですので、今日は新社会人にまつわるお話をしようと思います。

今回のテーマは、「私たちサーバーワークスはなぜ新社会人を迎え入れているのか」です。

この話は何度も何度もしているので、昔からサーバーワークスにいる人にとっては耳タコトピックかもしれませんが、改めて共有させてください。

プロ集団に新人は必要?

いきなりですが、私たちはプロ集団ですよね。

AWSのプロの、Googleのプロといった分野ごとのプロ、エンジニア、セールスといった職種のプロ…

様々な道のプロフェッショナルが集まっています。

となると、「そんなプロの集団の中に、現時点ではプロと言い切れない新卒のみなさんを採用するのは、決して効率がいいとは言えない」

ということが理屈上言えてしまいそうですよね。

それなのに、なぜ新卒採用を行っているかというと、「今いる先輩社員が育つから」。

これが私の出す究極の答えです。

この答えになるポイントが二つあるので説明します。

先輩社員が育つポイント① 知識の抜け漏れが無いか確認できる

人は教える時に、自分が持っている知識を棚卸しします。

棚卸しを行い、言語化して説明しようとすることで、自分の中で曖昧だったものが再構築されます。

できないことは本質を理解していないので説明できないんです。

先輩は新人である後輩社員に、「教える」という行為を通してこの一連の流れを行うことになります。

これによって自分の中で理解できているものとできていないものを再構築でき、成長に繋がるんですね。

先輩社員が育つポイント② 教える時に何が分からないのかが分かる

色んな後輩に教える過程で、先輩社員は質問をされます。

すると、何が分からないのか気付けるわけです。

そこから、次の機会のためにコンテンツをどう改善すればいいかや、相手が何を知らないのかの前提に立った上でコミュニケーションを取ることができるんですね。

先輩社員も育つ環境とは

このように「今いる先輩社員が育つ」ために、私たちは新卒採用を13年間実施しています。

また、この目的を継続的に実現できるよう、社内では以下のオペレーションを行っています。

今いる先輩社員を育てるために① 新卒採用は毎年継続する

まずは、新卒の採用活動を毎年継続します。

先輩社員が育つサイクルは、採用活動を途中でやめてしまうと途切れてしまい、新卒採用を行う意味もなくなってしまいます。

ですのでたとえ景気が悪くなっても、何があっても、続けていくと決めています。

今いる先輩社員を育てるために② OJTを長く取る

加えて、新卒入社のみなさんにはOJT期間を長く設けています。

私はプロの集団として、新人をすぐに戦力化したいわけではありません。

必要な知識を蓄えてから、現場に行ってほしいと考えています。

そこで、先輩社員が教えることはみっちり教える・伝えることはしっかり伝える、を実行してもらい、お互いの成長を図ります。

今いる先輩社員を育てるために③ トレーナー、メンターへのチャレンジ

そして、2~3年目くらいから、早々にトレーナー、メンターへのチャレンジをしてもらいます。

教えられた人も教える人になり、教える立場になることで得られる学びを吸収することで、教えられている間に培った自分の能力をさらにブーストさせてもらおうということです。

教えながら、教えてもらう

今年も素晴らしい資質を持った新人の皆さんを迎えます。

「教えることを通じて自分も教えてもらう、学んでいく」

そんな精神を持って、みんなでウェルカムしたいと考えています!