【先輩社員インタビュー#08】お客様も自分自身も 効率的に「はたらく」|2022年入社の中山さんに聞いてみた

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こんにちは!新卒採用担当の菊池です。

弊社の会社説明会の企画「先輩社員に聞いてみよう」のコーナーに登壇しているサーバーワークス社員の説明会内ではお伝えしきれない、

「どんな経験をしてきて、サーバーワークスに入社をしたのか」

「新卒でサーバーワークスに入社して、どんなことをしているのか?」

そんな部分に焦点を当てながら紹介していく記事です。

今回は、2022年入社、マネージドサービス部の中山さんにお話を伺いました。

Q.まずは学生時代のことについて教えてください

システムデザイン工学部でプログラミングやプログラムの設計手順、データベースを学んでいました。 プログラミングはやっていましたが、オブジェクト指向のプログラミング*1など基礎となるものを主に学んでいたので、アプリ開発など実践的なものは学生時代はあまり触れていませんでした。

AIなどのコンピューターサイエンスが当時から流行っていたのですが、それよりも生活の基盤であるネットワークやインフラ系に興味があったのでネットワーク(主にセキュリティ)に詳しい教授がいる研究室に入り、研究ではクラウドを使用していました。

電子工作やモーターが動いているところを見るのが好きで、学生時代はマイコンで電子工作をすることが趣味でした。 スマートホーム家電が流行っていたので自分でもやってみようと思い、家のドアをICカードで開けれるようなものを自作したりしていました。 何事もまずは始めてみてやりながら学んでいくタイプなのですが、試行錯誤しながら自分が作ったものが実際に動いているところ(結果)を見ることが楽しかったです。

Q.就活はどのように進めていたのでしょうか

先ほどお話したネットワークの研究室に所属していたので、最初はインフラ系の会社を幅広く見ていました。 インフラの中でも、ユーザーとして研究室でクラウドを使っていて利便性、柔軟性に魅力を感じていたことと、世の中もオンプレミス*2からクラウドの流れになっていたのでクラウドに絞って就活を進めました。

お客様も自分自身も効率的にはたらくことのできる仕事がしたいという軸で、それが実現できるサーバーワークスへ入社を決めました。

Q.現在の仕事について教えてください

所属しているMS部の基本的な役割は、弊社でAWS環境を構築したお客様のAWS環境で障害が起きないように環境を調整したり、障害が発生した時に障害復旧対応をしたりする運用業務です。 その運用業務をするにあたり、お客様環境の情報をリアルタイムで把握する必要があるので、そのためにお客様環境にツールを導入する業務を担当しています。

チームの人数自体はアルバイト含めて5人いますが、運用代行ツールを整備する作業は基本的に2人で行っています。 お客様環境によっては2人では解決できない問題もあるので、その場合はチームに相談をしています。
運用代行準備の期間自体は2週間から2ヶ月ほどで、案件期日・監視内容・運用方法についての調整をお客様と直接やり取りしたり、お客様環境に監視ツールを導入する作業なども行っています。

また、現在使用している環境監視用ツールを新しいツールに移行するプロジェクトも担当しています。 こちらの監視ツールの移行プロジェクトは2年くらいかかる予定で、ただ移行するだけでなくコストを減らすことも重要なのでコストカットを一つの目的として作業を進めています。 数百件の案件を別のツールへ移行するため、作業者が分かりやすいように手順書を作成したりツールによって監視に差異があるかを確認するための検証作業を行っています。

「保守運用」と聞くと夜勤があったり、決まったことをするというイメージがあるかと思いますが、サーバーワークスではそうではありません。
私たちは平日の日中のみ作業をして、それ以外の時間は外部に作業を委託しています。そのため滞りなく進むように手順書を作成することも重要です。 また、依頼してくださるお客様の中には自社で運用部隊を持っておらず運用について詳しくなかったり、運用項目の調整にあまり時間を使えないお客様も多くいます。
やり取りをなるべくスムーズにするため、必要な情報を一度にできるだけ簡潔に伝えるように工夫をしたり、お客様が調整にかける時間をなるべく減らすような素案を提示するなど、常に顧客視点を意識して日々動いています。

1日の流れはこのようになっています。

 時間    内容  
10:00~10:30 出勤: SlackやBacklogの連絡確認 or 案件開始処理
10:30~11:00 課の朝会
11:00~13:00 案件作業
13:00~14:00 昼休憩
14:00~14:30 アルバイトやOJTの人とのミーティング
14:30~16:45 午前中の案件作業の残タスク or 課内のプロジェクトのタスク消化
16:45~17:00 おやつ休憩
17:00~18:00 社内ミーティング or 残タスク消化
18:00~18:30 チーム内ミーティング
18:30~19:00 定例業務、退勤準備

Q.休日はどのように過ごしていますか

普段はリモートワークで外に出ない事が多いので、オフの日は外出していることが多いです。
友人や会社の人と居酒屋巡りをしたり、社内でチームを組んでダーツの企業対抗戦に参加したりしています。 旅行にもよく行きますが、たまに家で映画やアニメを見る時間も好きです。

最近実家が京都に引っ越したのでしょっちゅう京都に行って観光地巡りをしてます!

Q.最後に学生へメッセージをお願いします

就職活動を始めた頃は、自分が企業に求めるものや就職活動の軸も定まっておらず、自分はどこにも就職できないんじゃないかと思っていました。 そんな中でも、何も定まっていないから動かなかったわけではなく、少しでも目に付く要素がある企業があれば選考を受けてみていました。

振り返れば、この就職活動の進め方でよかったなと思っています。
実際に選考に参加することで、企業の人同士が話している雰囲気から自分が働きたい環境が見えてくることもあれば、面接を繰り返すことで自分の事について言語化ができるようになっていきました。

そうした経験を積み重ねていくことで、だんだん企業選びの軸が定まっていき、軸があることで企業選びも明確になり、面接でも話しやすくなると思います。 なので、就職活動に不安を感じている方は対策より先に実践する勢いで選考にチャレンジしてみてください。最後はきっと良い企業に巡り合えると思います!

就職活動応援しています!

中山さんありがとうございました!

※内容は取材時のものです

*1:全体の構造を把握しやすいきれいなプログラミングのやり方

*2:システム構築に必要なサーバーや回線、ソフトウェアなどを自社内またはデータセンター内に設置し、システムの構築から運用までを自社で行う形態

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