会社の人が集まる、楽しいことが、やりたいよ~~~!!!
こんにちは、広報のたがみです。私は2021年に新卒としてサーバーワークスに入社しましたが、現在の広報の仕事を始めたのは今年の1月からです。
3年ほど在籍する中で、「この会社にいる人って面白いな~」「もっとこの会社の人たちの個性を知れる場所が欲しいな~」などとうっすら思っていたところ、広報になったタイミングでその思い巡りが、「会社の人とコミュニケーション取りながら楽しいこと、できそうだな~~~」という気持ちになり、結果的にオンラインでの LT 大会という形で実現されました。
LT 大会をやるに至った経緯
サーバーワークスは2012年に初めてフルリモート社員を受け入れ、そこからコンスタントにリモートワークを実施していました。2022年にはオフィス勤務前提の勤務形態を刷新し、自分で働く場所を選べる「クラウドワークスタイル」という制度が策定されています。
▼クラウドワークスタイルについてはこちらをご覧ください www.serverworks.co.jp
この10年以上リモートワークについてやりながら改善を繰り返してきたサーバーワークスでは、「リモートワークでコミュニケーション取りづらい問題」にいろんな施策を打っています。
例えば、「バーチャルオフィス」を導入し、雑談や軽い打ち合わせなどで人が集まれる場を作れるようになっています。
これはシステム面の話ですが、社内イベントも様々です。
私が入社した2021年には、マネージャー陣が日替わりでお昼に集まり、仕事やライフスタイルのことなどをざっくばらんにおしゃべりする会がありました。普段かかわることが少ない方々の人となりや、各部署の雰囲気を気軽に感じとることができ、入社したばかりの自分にとっては面白く有効なイベントだったと記憶しています。
他にも、先述したバーチャルオフィスの一角を使ってコミュニケーションを取ることを目的としたプチイベントが隔週で開かれていたり、新卒で入社したメンバーを対象に、週に一回先輩社員と雑談や相談をできる会「サバトークフレッシュ」が設けられていたりと、偶発的なコミュニケーションの機会が少ないリモートワーク下でも人間関係、今後のキャリアパスを構築できる工夫が施されています。
その中で目を付けたのが、以前社内で行われていた LT*1 大会です。
LT 大会はずっと前にオフラインの社内イベントとして開催されており、その発表内容は YouTube にもアップされています。 youtube.com
▼以前の LT 大会について社員が書いた記事はこちら sabawaku.serverworks.co.jp sabawaku.serverworks.co.jp
現在、社内で全社に向けて定期開催されている LT 系のイベントは自己紹介 LT のみ。
サーバーワークスでは新卒社員が研修の一環として、入社3か月頃に自己紹介 LT を行う機会が設けられています。
また、中途で新しく入社された方も、月に1度、自己紹介 LT を行う会が開催されています。
自己紹介 LT では、内容自体が本人の紹介なので、相手を知ることは当然できます。ですが面白いのは、本人についての説明そのもの以上に、説明の切り口や説明の仕方が一人ひとり異なり、個性が出るというところです。
自己紹介ではなく、何か一つテーマを決めた LT 大会という場を通して、人を知るきっかけを作り、社内のコミュニケーション活性化や情報の共有、学びの循環につなげるのはどうだろう?
……ということで上司に相談し、企画として目的や内容を整え、社長に提案し、光の速さで実施が決定しました。(会社規模が大きくなっても、企画を作って直接部長に相談、社長に直接提案できるスピード感はサーバーワークスの良さだと改めて実感した瞬間でした)
LT 大会、復活!やってみて
今回実施した LT 大会では毎回発表のテーマを絞っていた(詳しくは後述)ので、そのテーマに詳しい方が集まってくださりました。それだけで「この方はこの分野に詳しかったんだ!」と知らない一面を知ることができましたし、一つのテーマに対してのアプローチ方法や、考え方に多様な視点がたくさん出てきて興味深かったです。
アンケートを取ったところ、「発表を通して社内の人を知れて面白い」「発表の仕方が参考になる。今後に生かしたい」「自分を知ってもらういい機会になった」などのコミュニケーション面に対するポジティブなフィードバックの他、「仕事の息抜きにちょうどいい!」という声がありました。このような時間があることで本筋の仕事をまた頑張ろう、と思えるスイッチになっていたら広報としてもうれしい気持ちです。
また、第1回目はサーバーワークス内のみでの実施だったのですが、このイベントの存在を知った Gーgen(グループ会社)の方が「うちも一緒にやりたい!」と言ってくださり、第二回からは会社を跨いで実施することになりました。
2週間に1度という短いスパンで定期的に開催される全社合同イベントは初開催で、会社の規模が大きくなってきたこのタイミングでやはりコミュニケーションの活性化という点では有効だったと思います。
ではここからは、そのLT大会って具体的にどんな感じでやっていたの?という部分について書いていきたいと思います。
一例を紹介
LT 大会のルールは以下の通り。
- テーマ:毎回ひとつ設定
- LT のゴール:その LT を聞いた人が、そのテーマに即した行動を取りたくなる
- 発表時間:一人5分(超えたら強制終了)
- フィードバック:発表が終わったら視聴者の方々はフィードバックフォームに回答する(実際に行動したくなったか、どんな点がよかった / のびしろかなど)
第二回より:テーマ「どうやって勉強していますか?」
LTのゴール・・・実際にその勉強方法、マインドに影響を受け、行動してみようと思う
弊社には技術部門、セールス部門問わず、資格取得者が多く在籍*2しています。
そんなつよつよエンジニア、つよつよセールスたちから資格取得や技術のキャッチアップについて、勉強法を聞くことができれば…もっとつよつよ社員が増えるのでは…?!勉強にいそしみながらも苦戦している方がいれば、助けになるのでは…?!と思いこのテーマを設定しました。
発表では、実践できる勉強法だけでなく、今後勉強やキャッチアップを継続するためにおすすめしたい思考法、マインドなど様々な視点から勉強へ向き合う発表がありました。
第六回より:テーマ「行ってほしい街」
LTのゴール・・・実際にその街に行ってみたいと思う
この回を実施した理由は、「働く場所を選べる(クラウドワークスタイル)」というサーバーワークスの働き方の良さが現れるのではないかと予想していたためです。
実際、北海道に住んでいる方、茨城に住んでいる方からその土地についてのプレゼンが行われたり、旅行先でワーケーションをした方、定時より早めに退勤して遊びに行っている方など、柔軟な働き方を感じられる発表が多くありました。
また、一人海外の街を紹介してくださった新卒入社の方がいて、話を聞いていると、どうやら学生時代に哲学の勉強をしていて、実際にその国に留学していたとのことでした。サーバーワークスでは未経験から入社される新卒の方が多く、触れてきた学問や領域も文理問わず様々です。
正直サーバーワークスでなくても同じことが言えると思いますが、バックグラウンドの個性が粒立っていて面白いなと感じた瞬間でした。
こんな感じの LT 大会ですが、今はLT大会から、ラジオ形式の企画にリニューアルしています。もっといろんな人のことを深く知れるコミュニケーションイベントを、コンスタントに行っていけないか、という観点から模索中です。
LT 大会から引き続き参加人数は全体の10%とまだまだです。もっとこのイベントを社員のみなさんに知ってもらい、参加したいと思ってもらえる時間になるために改善、アップデートは必要だと感じています!頑張ります!