【OJT体験記】IT初心者がリモートで保守・運用代行業務を学ぶ!

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こんにちは、新卒1年目の加藤(ゆ)です。
現在はOJTで総務人事部HRマーケティング課に所属しています。

今回は1ターン目のOJT(2020年7・8月)で所属していたマネージドサービス課(以下MS課)での体験をお伝えしたいと思います!

OJT(7-8月)

入社直後(4~6月)の基礎研修でIT基礎知識を学びましたが、AWSについては全く知識がなかったので、まず初めにAWSのサービスを知るところからスタートしました。

同時に自社サービスを知り、この2か月間は少しずつ自分の会社が何をしている会社なのかを理解していった期間でもあります。

所属したMS課では、運用代行サービスの受け入れ業務やAWS請求代行サービスpieCeを行っており、保守・運用業務に関わるOJTをしました。

監視・運用とは実際に何をするのか、お客様と関わるうえで気をつけるべき事は何かをMS課OJTで学びました。

やったこと

  • 運用代行サービスを知る
  • AWS個人検証用アカウント上でAmazon Linux2の立ち上げ
  • AWS個人検証用アカウント上でWindows Serverの立ち上げ
  • Amazon Linux2にログインしてコマンド操作
  • Datadogを使用してCloudWatchのLogを収集
  • 自社サービスpieCeのお問い合わせ対応
  • 実案件に参加・運用代行のヒアリング実施
    etc...

IT初心者の私にとって特に印象的だったことは、はじめに行ったLinux2・Windows立ち上げです。すごく感動したことを覚えています。
「エーーすごい、このPCにOSいれちゃったーーーーー!!」
と思い、テンション爆上げでした笑

IT基礎研修で噂に聞いていた、OSがPCに入るってこんな感じなのか!と、自分の環境で体験できたあの感動は忘れません。

本番環境をさわる

7月中に知識・技術部分を身に着け、8月下旬には実際の案件に参加しました。 また、トレーナーの方に見ていただきながら、本番環境でIAMポリシーとIAMロールを作成してスイッチロールも行いました。

もちろん自分の検証環境で確認して、手順書を作成し、それに従って本番環境で実行しましたが、初の本番作業はとてつもなく緊張しましたね…トレーナーさんのフォローがあったので、間違うことなく無事に終えれましたが、個人的には事前準備の詰めの甘さに猛省した良い経験でした。

お問い合わせ対応

AWS請求代行サービスpieCeのお問い合わせ対応も、実際にあった問い合わせ内容に対して回答案を作成し、トレーナーさんに確認していただいていました。

私はAWS超初心者なので、多くの場合、お問い合わせ内容は初見では分かりません。そのため、頂いた内容を切り分けて問題が生じている部分を明らかにし、実際に自分で検証をして、回答案を作成していました。

後になってAWS認定プラクティショナーを受験した際に、この調べて手を動かした作業がすごく為になったので、OJTとしてやらせていただけて良かったな~と思っています。

リモートOJT

私は7月下旬から週1で出社していましたが、それ以外は基本自宅での勤務です。

リモートで困ったこと…コードを直接隣でいじってもらうことが出来ないやり辛さはありましたね。半角スペースが入っているだけのエラーで悩んでいたり、教えていただく際にトレーナーの方に直接わたしのCLIを打ってもらえた方が説明がスムーズなことはあるので、その点で不便に感じるときはありました。

しかし基本的には、手順書があってそれに従って作業が出来るように用意していただいたり、毎日お昼に30分間相談のお時間を頂いていたので、それ以外で不便は無かったように思います。

工夫した部分

単純に課題に取り組むだけだと、なんかよく分からないけど出来ちゃった~。が起こるときがあります。

出来てしまったものでも、今何をしているのか、何で上手くいったのかを言語化できるように作業しないと、ただの受け身OJTで終わってしまう!と思い、途中から言語化を自分の中でタスクとするようにしていました。

インプットとアウトプットと同時に行うのは大変ではありますが、理解度に大きく違いがあったと実感しています。

自分で検証

課題について質問した際に「検証、やってみました?」とトレーナーさんに言われたことがあります。これは個人的に印象的なコメントでした。(サーバーワークスでは個人検証用アカウントを各々が持っています。 )

印象に残った理由としては、「あ、自分でやってみちゃっていいんだ。」と思った瞬間だったからです。 「自分で検証する」がここのOJTでは出来るので、これで良いのか?これって出来るのかな?と思ったときにやってみれば分かる、という最強の方法を駆使出来ます

そもそも監視・運用ってなにするの??という部分から分かっていなかったので、実際にエージェントをインストールしてモニターを作成し、アラートを鳴らせてみる、といった流れをハンズオンを通じて理解できたのはとても良かったと思っています!

リモートOJT、意外といけちゃう

OJT始めの7月上旬は「実務にお邪魔してる感」があり、気にしないで質問していいよ~とは言われていても、質問しづらい気持ちはありました。しかし、分からない部分を明確にしていれば誰もめんどくさがらずに教えてくれる、という事が徐々に分かっていきました。

加えて、7月上旬に営業の小室さんが「新卒は先輩に肩パンする気持ちで質問していいんだ」というSlackを投げて下さり、そのあたりで気が楽になったことを覚えています。

たくさんの先輩方に
「困ってることない?」「ずっと家で一人だけど大丈夫?」
と気にかけていただきましたが、 オンラインで話す機会が多いからか
「自分独りぼっちだ~」「業務難しいのに誰も教えてくれない~」
となることは無く、有難いことにとても充実したOJT2か月間だったと思います。

現在は2ターン目で総務人事部HRマーケティング課でOJT中ですが、どの課に行っても「1年目なのに~」と懸念する必要がないという点はサーバーワークス共通の考えだなと感じています。

MS課特有のOJT内容について深く言及できませんでしたが、同じ部署に行った同期もこれから記事を書いてくれる予定なので、そちらに期待しましょう!笑

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

加藤 由有希(書いた記事を見る)

クラウドインテグレーション部所属

2020年4月に新卒入社