こんにちは! HRマーケティング課のおかです。
このインタビューはサーバーワークスではたらいているメンバーが
「どんなことをしているのか?」
「どんな思いをもってはたらいているのか?」
そんな部分に焦点を当てながらご紹介していく連載です。
第2回目の今回は、クラウドインテグレーション部の山﨑 翔平さんにお話を聞いてきました! 【山﨑 翔平(やまさき・しょうへい)】2019年12月入社。人材ベンチャーでキャリアをスタートし、営業・キャリアアドバイザー・事業部の大阪拠点責任者を経験。 その後、完全未経験から学習歴3ヶ月でWebエンジニアとして働いた後、サーバーワークスへ入社。 IT業界の経験がほぼない状態で入社するも9か月でAWS認定資格の5冠達成、タスク管理能力を武器に実案件で活躍しながら技術力を磨く
(インタビュアー:倉田・岡、撮影:折口)
- もっと自分の幅を広げるために、異業種からの転職
- 可能な限り幅広い知識をつけるためにチャレンジをする
- 仕事をするうえで大切にしていること
- 当たり前なことが当たり前に実行できる
- 作る技術を持っているビジネスパーソンになりたい
- 自らやりたい事を見つけ出し、実行できる環境
- 編集後記
- 様々な職種を絶賛募集中です
インタビュー動画を公開しました!(2021年1月22日 追記)
もっと自分の幅を広げるために、異業種からの転職
ーまずはサーバーワークスに興味を持っていただき、入社されたきっかけについて伺いたいと思います。
山﨑さんはIT業界ではない他業種からの転職だったそうですが、一番最初に「応募してみようかな」と思ったきっかけは何だったんですか?
最初に興味を持ったきっかけはサーバ―ワークスが2019年のAWSの大規模障害が起こった時にホワイトペーパーを出していたことでした。
当時、新卒で入社した人材紹介企業で営業として働いたんですけど、サーバーワークスに入社する半年前からRuby on Railsを使った開発エンジニアとして仕事をする機会がありました。
その時にAWS障害が起こり、ちょうどAWSを調べていたこともありサーバーワークスのほかにホワイトペーパーを出している企業がなかったので、サーバーワークスに興味を持ちました。
異業種からの転職に対する不安はなかったのでしょうか
不安は全くなかったです。この質問はよく聞かれるんですけど、全くなかったですね(笑)。
就職活動の時は営業職で職を探していたんですが、同時に営業一本で仕事をし続けていくというキャリア自体に疑問を持っていたので営業プラスもう一本、あわよくば2本以上の職種の軸を持ちたいと思っていました。
なので、1社目の会社に入社する前から何でもチャレンジできる20代のうちに自分の幅を広げるために営業とはガラッと全く違う職種に転職をすると自分の中で決めていました。
そういった背景もあって特に職種を変えることには抵抗はなく、予定通りキャリアチェンジをしたという感じでした。
入社の決め手としては、どういったところがポイントになったのでしょうか?
決め手は2つあります。
1つ目はサーバーワークスの最終面接です。
もともとCloud Automator(自社開発サービス)の開発エンジニアとして採用を受けていたんです。
役員との最終面接でクラウドインテクレーター(AWSの構築を担当する部署)からのスタートで、経験を積んでもしそのあと異動したかったら異動するのはどうかと大石さんから提案をしてもらったんですよ。
正直、当時はAWSに関する知識もあまりなかったので本当に大丈夫か不安な部分もあったんですが大石さんからの提案で安心して入社を決めることが出来ました。
2つ目はサーバーワークスの文化に共感したところです。
サーバーワークスの文化にとても共感したのは叱責しない、責めないという文化です。
自分自身も責めたり、怒ったりすることがあまり好きではないですよね。
怒る側も体力を要するし、怒られた側もいい気はしないもので、あまり意味がないなと思っています。
もう起こってしまったものはしょうがないので、起きた原因を追及するよりも次にどうすれば良いか、未来のことを考えたほうがよっぽど生産的だとずっと思っていました。
最終面接で大石さんに「今まで怒ったことありますか?」聞かれてびっくりしましたが、全社的に怒らない文化を大切にしているのが質問から読み取れてカルチャーマッチしているなと感じました。
可能な限り幅広い知識をつけるためにチャレンジをする
ー現在はどんな業務をしているのか教えていただけますか?
基本的にはAWS導入支援をしています。営業が取ってきたAWSの導入のプロジェクトを平均3~4件くらい並行して進めています。 お客様と会話をしながら進めていくこともあれば、自分で手を動かしてAWSの環境を構築をすることもあります。
ー仕事に面白さを感じる点はどんなところですか?
あまりルーティンワークがないところだと思います。
ある程度1日のスケジュールはあるんですが、プロジェクトごとにやることも違うし自分でもできる限り違うものを選ぶようにしています。
あえて同じようなプロジェクトを選ばないのは、同じことを繰り返しやったほうがすぐ身につくかもしれないけど可能な限り幅広い知識をつけたいと思っているので今はやったことのないものにどんどんチャレンジしようと思っています。
ー昨年12月に入社してからわずか9ヶ月でAWS認定資格5冠を達成と聞きましたが、スピード感のある情報のキャッチアップはどのように行っているのでしょうか
AWSの知識面でいうと資格の勉強くらいしかやっていなくて、しいていうなら公式ドキュメントしか見ないです。
色々な方が書いた技術ブログとかもあると思うんですけど、情報の信憑性がわからないので読みにくいけどAWSの公式ドキュメントしか見ないですね。
余計なあいまいな知識は入らないようにしていますね。
ー入社前の勉強も同じようにドキュメントを見て勉強されていたんですか?
入社前はUdemyの動画を見ていました。
大まかにAWSのサービスの説明がされてあってソリューションアソシエイトの試験をカバーできるような内容になっていて、それを繰り返し3回くらいやってました。テキストも3,4回くらい読んで動画と同時並行でやるので、ちょっとづつ「あれ、これ動画でなんか言っていたな」と分かるようになってくるんですよ。
それをどんどんテキストに書き込んでいって、付加情報として見れるようにしていました。
AWSを使えるようになるにはやっぱり実際に触らないといけないので、資格の勉強とか網羅的にAWSの知識を勉強するのであれば、あんまりいろんな本とか手を出さずに同じものを繰り返しやるほうが効果的だと思います。
よく勉強法を聞かれたときにも、繰り返し何回もやっているくらいしかないんですよね(笑)。
繰り返しやって知識をすこしづつ定着させていくっていう感じですね。
仕事をするうえで大切にしていること
ー山﨑さんが仕事をするうえで大切にしていることはなんですか?
1つ目はコミュニケーションを省略しない事です。
コミュニケーションを省略しないというのは、サーバーワークスはもともとチャットを使ったテキストコミュニケーションがメインなんです。
対面で会っていたり気心の知れた仲なら多少省略しても伝わることもあると思うんですけど、テキストがメインだと省略してしまうと伝わらないんですよね。
主語述語など必要な情報が足りないと余計なラリーが続いてしまいます。なので、僕の文章はよくも悪くも長くなりがちです。
2つ目は事前準備です。
事前準備はプロジェクト終了までだいたいどう進めるかイメージをつけるようにしています。
僕がプロジェクトマネージャーをやる時なんかは、もともと終了予定日より2週間くらい早く作業を終えるスケジュールを組んでいます。
終わるまでのイメージがつかない部分が出てくるんですけど、それって自分が良く分かっていない部分なんですよね。
自分がやったことがない事はどのくらい時間がかかるのか分からないのでそこを1つづつ把握していくようにしています。
なのでプロジェクト開始時には、どの週に何をやるかすべて把握している状態にしています。
僕もまだAWSを始めて1年も経っていないので、わからないことも多いです。早めに分からないことを分かっておかないとお客様に聞かれたときに答えられないと困るので、細かくなくていいのでおおざっぱに誰よりも全体像を早く把握するようにしています。
当たり前なことが当たり前に実行できる
ーサーバーワークスのいいところ、好きなところはありますか?
好きなところは3つあります。
1つ目はフラットなコミュニケーションをとれるところです。
サーバ―ワークスはあまり上下関係を気にしないので、年齢も気にせずにフラットなコミュニケーションが取れてとてもいいなと思います。
僕もリモートに慣れたので、「もう出社したくないです!なのでオフィスの鍵もいらないです」と課長に直接言えるくらいフラットですね(笑)。
2つ目は、分からないことを気軽に聞けるところです。
大事だと言われているポイントだと思うんですけど意外と実行できている会社はあまりないと思っています。
今までは「分からないことがあったら気軽に聞いてね」と言われても聞きにくい場面があったりして、わからなくても聞かずに終えてしまうことなんかもありました。
でも、サーバ―ワークスではチャットを使っているのでいつでも気軽に聞ける環境があります。
ちゃんと返信やリアクションもすぐ来るので、聞いたら誰かが答えてくれるという安心感もあるのでちょっと聞いてみようかなという気持ちになれますね。
3つ目はさっきお話した叱責しない、責めない文化です。
ー逆に、サーバーワークスの直した方がいいと思うところはありますか?
団結力・チームプレイみたいなところは個人的に欠けてるんじゃないかなと思っています。
いい意味で一人一人が技術力をもってプロフェッショナルなところもあるんですけど、いまはリモートワークというのもあって、案件で一緒に参加するメンバーも基本遠隔地で作業することが多いので、「チームでやっている」という感覚が感じられないですね。
どっちかというと、個々で裁量をもって仕事を動かしている感があって、組織としての団結力は感じられないので改善していったほうが良いのかなとは思います。
ー団結力を高めるためにこれからやってみたい事はありますか?
やるとしたら勉強会もいいと思いますし、今全社員向けのイベントを考えています。
全社なので製造部なども関係なくチームを作って課題に取り組んでもらうと思っています。今、企画中なのでお楽しみにというところですね(笑)
ー今日のインタビューは大阪と東京のリモートで実施しています。普段はリモート勤務が多いと思うのですが、リモートワークで今までと変わった点や良かったところはありますか?
変わったところは自由に使える時間は増えましたね。
ずっと座っていると腰が痛くなってきたりするので自由な時間は、整骨院にいったり、仕事前に走ったり勉強したりしています。
通勤時間だけでも往復1時間以上かかるので、それがないだけでもだいぶいろんなことに時間を使えるようになりました。
作る技術を持っているビジネスパーソンになりたい
ーこれからやってみたいことはありますか?
新しいサービスや新しい事業を作ることができるビジネスパーソンになりたいと思っています。
これは僕がエンジニアに転職したときから思っている事なんですけど、営業しているときって、「こんなサービスがあるといいんじゃないか」と考えることがあったんですよね。
前職の会社で新規事業イベントとかがあってアイディアを出したこともあったんですけど、思い付くものすべてITが関わっていて、出来るのかできないのかわからなかったんです。
その時に企画することもいいけど作れる人ってすごいなとおもったんですよね。それから、仕事をしていくうえで自分で作れる技術を持っているといいんじゃないかというのもあって、エンジニアという職種を選んだという背景があります。
自らやりたい事を見つけ出し、実行できる環境
ー最後に、山﨑さんにとってサーバーワークスとは何ですか?
ストレスがないベンチャー(笑)。
僕は1社目がベンチャー企業だったんですけど、結構働いていたんですよね。毎日朝7時に出社して夜10時半に帰るとかでした。土日も普通に仕事していました。
それだけ働いていても、成果が上がっても、なにかしらストレスがあったんですよね。 けど、サーバ―ワークスではそれがないですし、毎日朝から深夜まで働くという感じでも、もちろんないです。
よく「こうしたらいいのになー」とか自分の中で改善案が出たときに、上司が~とか、会社が~とかで実行できない人って結構いると思うんですよね。けど、サーバーワークスでは「やってみたら?」と周りからも言ってもらえるのでため込まず発散できます。
なのでそういう意味でストレスなく働くことが出来ます。自分がやりやすいようにやっているし、課とか部単位でもどんどん提案できるし実行できますね。
ーこれからも、様々なことにチャレンジされる山﨑さんを応援しています!今日はお忙しいところありがとうございました。
編集後記
今回インタビューをしてみて、1番感じたことは山﨑さんがスピード感をとても大切にされているということでした。 スピード感をもってお仕事をされているからこその工夫などを聞くことができ、エンジニア以外の方にも活用できることばかりだと思います。
サーバ―ワークではスピードを重要視する文化があるので、そのようなところも入社を決める際のカルチャーマッチにも繋がったのではないかなと思いました。
きっと、現在は別の業種で働いていてこれからIT業界にチャレンジしてみたい方の参考や同じように転職を経験された方の参考になったのではないでしょうか。
今後もますますご活躍していく山崎さんを応援していきまたいと思います!
※本インタビューは、感染対策を行った上で、ソーシャルディスタンスを取りながら実施しています。
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