こんにちは。広報のたがみです。
本記事は、「今週のひとこと」のレポート第12回目です!
今週のひとこと とは?
サーバーワークスグループでは、毎週月曜日に行われる全社朝会の中で、弊社社長の大石による「今週のひとこと」というコーナーがあります。
その今週のひとことで取り上げられたトピックの中からいくつかピックアップしご紹介していくシリーズです。朝会で実際に話している動画も併せて掲載いたしますので、よろしければそちらもご確認ください!
今週のひとこと 本編
先週、新生G-genのキックオフがありました。
キックオフの発表の中でパネルディスカッションがあったのですが、そこで社員の方から 「どんな人と仕事をしたいですか?」「どんな人にG-genに入ってもらいたいですか?」という質問があったんですね。 その時杉村さん(G-gen CTO)とすずたつさん(G-gen 執行役員)はこんな風に答えていました。
"ちゃんとした人"
まぁそうだよね~と思っていたのですが、ほかのエンジニアの方からこんな質問が飛んできました。
「ちゃんとした人って何ですか?」
みなさんは、「ちゃんとした人」の定義、何と答えますか?
ちゃんとしていない人について考えてみる
それではちょっとここで、逆説的に、「ちゃんとしていない人ってどんな人?」と考えてみましょう。
借りたお金を返さない人
これはちゃんとしていないですね。
堅めのお客様とのミーティングにジーパンサンダルで登場する人
これもちゃんとしていないですね~。
プロジェクトのタスクを〆切が過ぎても報告もなくやっていない人
いや~これもちゃんとしていないですね!!
ひどいですね、どれもちゃんとしていないですね。私たちはなぜこういう人たちを「ちゃんとしていない」と感じるんでしょうか…。
「ちゃんと」に隠された期待
・借りたお金を返さない人
「借りたお金を返すのは人として当たり前でしょ」と周りの人がみんな思っているんですよね。
・堅めのお客様とのミーティングにジーパンサンダルで登場する人
「堅めのお客様だったらスーツかジャケットでしょ」「そのくらい常識でしょ」
と周りの人がみんな思っているんですよね。
・プロジェクトのタスクを〆切が過ぎても報告もなくやっていない人
「遅れるんだったら最低限事前に報告はすべきだよね」「社会人として当たり前でしょ」と周りのみんなが思っているわけですね。
つまり…それぞれ、こんな期待値があるということです。
期待 | ちゃんとしている | ちゃんとしていない | |
---|---|---|---|
お金を借りた | 期日に返す | 期日より前に返す | 期日に返さない |
堅めの会議 | スーツで行く | ピシっとしたスーツで行く | ジーパンサンダル 空気を読んでいない |
タスク遅延 | 期日までに終わらせる | 期日前に終わらせる | 期日に間に合わない 連絡もない |
これって、めちゃくちゃ期待値を超えてしまうと、それはそれで違うんですよね。
例えばお金を借りてすぐ返したら「いやいや、じゃあ借りなくていいじゃん」となりますし、堅めの会議だからといって、あまりにもピシっとしすぎるとやりすぎになりますね。タスクに関しても期日に対して秒で終わらせられるようだと、「じゃあ、期日設定(作業にかかる見積もり)間違ってるのでは?」となることもありますよね。
「期待をちょっと上回る」と「ちゃんとしている」
ですので、私は「ちゃんとしてる」ってきっとこういうことなんだと考えます。
・期待値を理解できる
暗黙の期待値を理解できるのは必要条件です。暗黙の期待が分からない場合は、コミュニケーションを取って期待値を設定できることが大事です。
・期待値を少しだけ超えられる
期待値を下回るのはダメ。期待値通りだと普通です。そして期待値を大幅に上回るようだと、それなんで最初からやらないの?となってしまうこともあるわけです。そこで、期待値を少し上回る。そうすると、私たちが「ちゃんとしている」と感じるんですよね。 ここがポイントなんじゃないかなと思っています。
ちゃんとしているってなかなかあいまいな表現ですよね。こんな風に分解して考えると少しずつイメージできるんじゃないかなと思います。
キックオフの際G-genの方には、例えば目標設定の時にはマネージャーと期待値を議論し詰めていくことが大事なんだと思いますと伝えました。 これで杉村さんにもすずたつさんにもちゃんとしてるね~と言ってもらえるんじゃないかと思います!!
ということで、皆さんも「ちゃんと」して、期待を少しだけ上回っていきましょう!