こんにちは。広報のたがみです。
本記事は、「今週のひとこと」のレポート第13回目です!
今週のひとこと とは?
サーバーワークスグループでは、毎週月曜日に行われる全社朝会の中で、弊社社長の大石による「今週のひとこと」というコーナーがあります。
その今週のひとことで取り上げられたトピックの中からいくつかピックアップしご紹介していくシリーズです。朝会で実際に話している動画も併せて掲載いたしますので、よろしければそちらもご確認ください!
今週のひとこと 本編
先週ある人から、褒め言葉で「大石さんってアイデアマンですね」と言われたのですが……正直自分は発明やアイデアがぽんぽん思いつくタイプではないと思っているので「???」となりました。ですがその人とは、アイデアとの付き合い方やアイデアの管理方法について話すことはあるんですよね。
ですので、今回はその”管理方法”の部分について紹介しようと思います。
アイデアを思いつくのは「三上」
昔の北宋時代の欧陽脩さんの言葉で「三上」という言葉があります。
アイデアを思いつくのは「馬上」「枕上」「厠上」の三つの「上」である、という意味です。
今は”馬上”はあまりなじみがないので、「お風呂」や「シャワー」の時がすごく近いと思っています。多分、これは頭が「ビジー状態」と「アイドル状態」の中間くらいの状態にあるときに、何かを思い付く、ということなんだと思います。例えばお風呂、寝る前、寝起きの時などですね。
書き出しておくことが最重要
そして、アイデアを思いついたときにこれが一番大事だと思っていることがあります。アイデアや思い付いたことって「フラッシュ」といいますよね。なので、すぐ頭から抜け落ちてしまう。
書きだすこと=メモが圧倒的に大事なんです。
メモはもちろんスマホでも良いですが、スマホを見ている時って一方的に情報をインプットしていることが多くて、あまりアイデアは思いつかないじゃないですか。だからこそ、「スマホが使えない場所」でアイデアが浮かぶことが多いことにも注意してほしいです。
例えば私はお風呂場の近くに水に強い防水タイプのノートを置いています。何かお風呂で思いついたときはこれを使って記録しています。
ちなみにポールマッカートニーは、常にテープレコーダーを持ち歩いて曲のスケッチを録音していたみたいです。「イエスタデイ」は彼女の家で寝起きの時に作ったみたいですね。
書き出したら整理し、実行する
そして、書き溜めたアイデアは整理する必要があります。私の場合は「やる」か「やらない」か、もしくは「寝かせておく」かで分けています。
まず、「やる」ものは実行フェーズへ移します。一方で捨てていくものもあります。アイデアって、真夜中のラブレターと一緒なんですよね(笑)。次の日見ると恥ずかしいと思うようなものも結構あるんです。ですからやらなくてよいもの、「やらない」ものはは捨てていきます。
そして、アイデアは寝かせておくことも良いんじゃないかなと思っています。そのまますぐやるっていう風にならないアイデアは結構あるので、判断がつかないものは寝かせておくと良いでしょう。
そしてこれを見返していきます。見返していくと、「今の自分ならこうやるのに」などレビューしていくことができます。一度捨てたものも、あの時こんなこと考えていたのか、と自分の中のインデックスになりますよ。
そして整理したら次は実行フェーズです。例えばスケジュール化。この日にこれをやろうとわかりきっているものはカレンダーに入れてしまいましょう。コンテキストが分かれているものは人や場所、プロジェクトなどものによって管理方法を変えていきましょう。
ここまでで勘の良い人は気づいたかもしれませんが……これ、タスク管理と一緒なんです。
GTD(Getting Things Done)とは
GTDは心理的に気持ちよくタスクと向き合うことを重視したフレームワークです。タスクだけでなく、アイデアにも同じように応用できます。これはあくまで私のやり方、アイデアの一つですが面白そうだなと思った方は参考にしてみてください。
アイデア、ひらめきをこんな風にうまく管理して、良い仕事をしていきましょう!!