自己紹介
皆様はじめまして!
2022年10月よりサーバーワークスにて営業として勤めております、岡野と申します。
前職では大手PCメーカーにて、PCやサーバー、それに付随するライセンス等、よくあるオンプレ環境の提案を行っておりました。
お恥ずかしながら私は、AWSという言葉自体は聞いたことこそあれど、中身はまったく知らない人間でした。
社会人歴は8年間で営業しか経験していません。エンジニアの方のような知見を応用すれば意外とAWSがわかる、といったミラクルもありません。
そんな、いわゆる未経験者でも3週間足らずで AWS Certified Cloud Practitioner (クラウドプラクティショナー)の資格取得ができました! 今回は取得までの過程のお話をしたいと思います。
したことその① AWS公式のSkill Builderで動画を見て楽しく学ぶ
まず私が行ったことはAWSのSkill Builderにて動画を見て学ぶことです。
AWS公式よりトレーニング動画が出ており、なんと無料で学ぶことができます!
もちろん日本語に対応しており、日本人のAWSスタッフの方がコーヒーショップの例を多めに用いながらAWSの基礎となるいろはを楽しく学べます!
https://explore.skillbuilder.aws/※サインインが必要です。
コース名:AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) 日本語実写版
(コースのURLはこちらから)
よくあるのは講師の方が英語で字幕が日本語というスタイルですが、上記コースは全て日本語です。
しかもこれがまた大変にわかりやすい!AWSの基礎はこれで完璧!!
コース自体は6時間が目安となっていますが、動画を止めて意味が分からない用語を調べたりしていたのでかなり時間がかかり、このコースだけで1週間は使いました。
コースを終えれば次のステップへ!
したことその② Udemyの問題集をひたすら繰り返す
コースを終えれば次はもう問題を解くタイミングとなります。
私自身、「え、もう問題集に取り組んでいいの……?」と半信半疑でしたが、結果として大正解でした。
確かにここで参考書等を購入して基礎から学ぶという選択肢もあると思いますが、Skill Builderのコースを修了したあなたであれば基礎は十分身に付いています。 そのため、次は問題を解いていきましょう!
ではその問題はどうやって仕入れるのか。私はUdemy(ユーデミー)というサイトを用いました。
Udemy(ユーデミー)とは、200,000以上の講座があるオンライン学習プラットフォーム。おもに社会人が対象で、教えたい人が講座を開き、学びたい人が学べるサイトです。
私もサーバーワークスに入社して初めて知りましたが、ITの知識習得はわざわざ講演会に赴いて講義を受ける必要はもうないんですね~!時代の進化を感じます……!
私が受けたのは 【2022年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(8回分520問) のコースです。
【2022年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(8回分520問) | Udemy
時期によって値段が変わるようですが、私は1,480円で購入しました。
模擬試験が8回分あり、基本レベルが2回分、本番レベルが3回分、応用レベル3回分という構成です。本番試験レベルと同じレベルの出題頻度の高い問題を中心に構成しており、これがパーフェクトに理解ができれば間違いなくPractitioner合格レベルです!各問題にしっかりと解説がついているので、問題の解答はもちろん、補足的な部分もしっかり身に付きます。
またUdemyのよい所の一つですが、PC画面上にて選択肢を選ぶ形で受講ができます。 本番試験もPC画面上で選択肢から選ぶスタイルです。鉛筆等の筆記用具は用いませんので、本当に本番試験に臨むような形で取り組むことができます。
動画の学習と同じように、解説を読むと当然知らないワードに出くわしますので、それをコピペしてGoogle先生にお尋ねというルーティンをひたすらに繰り返していきます。 理解するまでに時間はかかりましたが、着実に知識習得ができたと思います!
実際に私が行った問題集のスケジュールと点数
1日目(2022/10/20)
基本レベル① 1回目 ※点数66/100点……Practitionerは70%以上で合格です。惜しい。
基本レベル① 2回目 ※点数100/100点!
基本レベル② 1回目 ※点数75/100点!
2日目(2022/10/24)
基本レベル① 3回目 ※点数93/100点 前回の2回目は100点だったのに……もう忘れている部分ががが。
基本レベル① 4回目 ※点数100/100点!
基本レベル② 2回目 ※点数98/100点!
3日目(2022/10/25)
基本レベル① 5回目 ※点数100/100点!
基本レベル② 3回目 ※点数98/100点!
本番レベル① 1回目 ※点数53/100点……基本レベルは余裕になっていたので本番レベルも問題無いかと思っていましたが散々な結果に……急に難しくなるんだもん……。
4日目(2022/10/26)
基本レベル① 6回目 ※点数100/100点!
基本レベル② 4回目 ※点数98/100点!
5日目(2022/10/27)
基本レベル① 7回目 ※点数100/100点!
基本レベル② 5回目 ※点数100/100点! ようやく基本レベル②で100点!
本番レベル① 2回目 ※点数98/100点!
6日目(2022/10/28)
基本レベル① 8回目 ※点数100/100点!
基本レベル② 6回目 ※点数100/100点!
本番レベル① 3回目 ※点数100/100点!
7日目(2022/10/31)
基本レベル① 9回目 ※点数100/100点!
基本レベル② 7回目 ※点数100/100点!
本番レベル① 4回目 ※点数100/100点!
本番レベル② 1回目 ※点数47/100点……本番レベル①が余裕になったからいけるでしょ~と思ってやったらこの様でした。解説と睨めっこTimeスタートです。
8日目(2022/11/1 午前中)勉強最終日
本番レベル② 2回目 ※点数89/100点!
元々試験日を2022/11/1の午後!と決めていたので時間の都合もあり本番レベル③や応用レベルは手を付けませんでした。それよりも基本と本番レベル①②を徹底的に繰り返すことを優先しました。
できれば基本レベル①②と本番レベル①②③は完璧にできると良いと思います。
そんなこんなで、いざ試験です!
いざ、試験……!
午前中に本番レベル②を1度だけ復習し、試験会場に赴きました。 時間より少し早かったですが、試験開始を早められるとのことで早速スタート。
席に案内され試験をスタートしていきます。
あくまで私個人の感想ですが、試験序盤は難易度が高い問題が集中していたように思います。
内心、「あれ、これはまずいのでは……」と冷や汗が出てきたのを覚えています。
問題が進むに連れ簡単な問題も増えてきて、サクサク進んでいきました。 時間精一杯見直しを行い、指示通り進めて最後の画面を表示させると……そこには「合格」の文字が!!!!
その最&高な2文字を確認した後、ふううううううううと大きな息を吐いたのを覚えていますw
点数はその場ではわからず、数日後にアカウントから見てみると「793/1000点」でした。
問題数は65問ですから、7割のラインがだいたい45問正解、8割のラインが52問。今回の私の場合、13-14問近くが不正解だったということになります。
今後について
AWSの認定資格はもちろんPractitionerだけではありません。次はSolutions Architect - Associateちゃんが待っています。 ちゃん付けをしたところで可愛くなりませんが、難易度はPractitionerからぐっと上がるとのこと……。
ただ勉強のスタイルとしては今回のを流用できると思います! 一つ自信にも繋がりましたので、このままAssociateちゃん攻略まで頑張りたいと思います!