こんにちは! HRマーケティング課のおかです。
サーバーワークスではたらいているメンバーが
「どんなことをしているのか?」
「どんな思いをもってはたらいているのか?」
そんな部分に焦点を当てながらご紹介していくインタビューです!
前回から引き続き、弊社から選出された 2021 APN Ambassadors と 2021 APN AWS Top Engineers を紹介していきます。
第1回目の記事はこちらからお読みいただけます。
シリーズ第2回目の今回は、エデュケーションサービス課で活躍している山中 大志さんにお話を聞きました。
【山中 大志(やまなか・だいし)】2017年4月入社。APN AWS Top Engineer として、ブログや勉強会を通じて社内外へ知見を発信している。トライアンドエラーのペースが早く、どんな時も冷静でぶれない姿勢から、周囲からとても頼りにされている。
(インタビュアー:倉田・岡、撮影:松本)
インタビュー動画を公開しました!(2021年11月9日 追記)
お客様のいいタイミングでいい選択肢になるようなものを
ー今までの経歴と、サーバーワークスに入社したきっかけを教えてください。
山中:前職はSIerでした。開発を学びたいと思い最初の2年間くらいはエンジニアでした。 その後、3年目から3年間営業を経験しました。 前の職場がAWSに取り組みはじめた頃、大学への導入サービスの立ち上げを手伝いました。
そこから自分でAWSを勉強したいなと思い、インフラエンジニアの部署に移りました。 最初の半年間はわからないことも多かったので、オンプレミスから勉強をして、その後AWSに本格的に取り組みました。
各大学の研究室にAWSのハンズオンをしたり、サービスの説明をしたりして、契約が取れたら保守やサポートまですべて行っていました。 最後は外部の企業にて、サーバーレス開発(オンプレミスからAWSに移行案件)をしました。 その中で、アンケートシステムをサーバレス化しました。その案件が面白くて、サーバレスをさらに勉強したいと思い、AWS専業であるサーバーワークスに入社しました。
ー現在の業務内容を教えてください。
山中:入社してからはサーバレス開発をしていました。現在は教育事業をやっています。
お客様自身が、AWSを使えるようになるまでのトレーニングやサポートをしています。具体的には、座学での講義やハンズオン形式でのトレーニングです。
そのトレーニングはインタラクティブ性を重視していたので、講義形式をとっていました。 ところがサービスとして拡張しないので、今は動画を作ったり、お客様のいいタイミングでいい選択肢になるようなものを自分たちで考えながら作っています。
自分自身がやっている意義を見出せることしかやらない
ー仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
山中:基本的に「楽しくないことはしない」というところですね。 「自分が楽しいと思えることをやる」というところを大切にしています。
「楽しいこと」というのは、「自分自身がやっている意義を見出せる」ということだと思います。 目的がなく、なんとなくやってしまうと、意義を見失ってしまい、自分の存在価値を認めづらくなってしまいます。 なので、何か行動するときは「何のためにそれをしているのか」を一番はじめに考えるべきだと思います。
チームでプロジェクトを行う時も、一番はじめにその「目的の共有」に時間をかけるようにしています。 プロジェクトは後からいろいろな悩みが出てきたり、たくさんある選択肢のなかで選択をしていかないといけないので、目的を共有していると、目的に合った選択は何なんだろうと常に考えることができます。
ー仕事のおもしろさはどんなところでしょうか。
山中:自分で「やってみたい!」と思ったことをすぐにできるところですね。
サーバーワークスにはインプットしたことをアウトプットして、フィードバックもすぐ返ってくる環境があるので、そのサイクルが勝手に回せるというのは楽しいです。
今担当している新入社員の技術研修は、去年から、ある程度は定型化をしていたのですが、「研修がうまくいったかどうか」の評価が抜けていました。 そもそも研修は「こんな風になってほしい」という目的があるからやるものだと思っています。 最終的に「その目的に沿うことができたのか」、「その研修が正しかったのか」が抜け落ちていました。
学習を進める新入社員が狙い通り成長ができているのかを判断する、研修中の評価や研修後の総括が大事なので インプットした情報をもとに評価基準を設計したり、評価できる仕組を導入しました。
そこもさきほどお話した、「目的の共有」と同じですね。
仕事のこだわり
ー仕事をする上でのこだわりは何ですか?
山中:こだわりというほどでもないですが、事前準備はしっかり行います。
打ち合わせをするときは、さまざまな人が集まります。何もない状態でスタートしてしまうと、結論まで時間がかかってしまい時間のムダになってしまうので効率が悪いと感じます。
何かを決定していくような打ち合わせであれば、事前にストーリーが予測できるので、そこに合わせて話を進めていきます。
ー事前準備はどこまでしますか?
山中:打ち合わせに対して、必要な情報があれば事前にインプットするリンクなどはすべて用意するようにしています。 打ち合わせで何か情報を探す可能性があれば、それを用意しておきます。
あとは、やはり目的ですね。 「この打ち合わせはなぜするのか」、「この打ち合わせで最終的に決めたいアクションは何なのか」は必ず最初に記載するようにしています。
ー他にもこだわりはありますか?
山中:新しい情報をどんどんインプットしています。 アウトプットは自分のその時持っている知識でしかできないと思うのですが、知識は増やしていくことができます。
今のサーバーワークスはガッチリ形式が決まっているものがあまりないので、自分で答えを探すために、本を読んだり、インプットして、検証でアウトプットをするなど繰り返すことが必要です。 なので、常にインプットはしようと思っています。
たとえば本を読んで「良かったな」だと、読みっぱなしになってしまいます。インプットする意味がなくなってしまうので、いいと思うことはどんどん取り入れています。 自分の行動が変容することで自分は成長すると思っています。
ーどのようなところから情報を得ますか?
山中:その時々の興味によって情報を得る場所は変わりますが、たとえばプロジェクト管理のフレームワークである、アジャイル開発やスクラムのキーワードに興味があったらネットで調べたり、本に頼ることが多いです。
さまざまな人がネットで勧めている本を買ってみて、読んでいくと関連書籍などでそこから派生するオススメをまた読んでいます。 そのサイクルを繰り返して、ある程度自分の頭の中にイメージができたら、次はそのイメージをアクションに起こしていきます。
自分の行動でしか成長出来ない
ーこれからやってみたいことはありますか?
山中:やってみたいことは都度変わりますが、今は新入社員の技術教育を行った流れで人の成長や発達に興味があります。 もう少し、さまざまな情報をインプットして、現在教育事業に携わっているのでそこに生かしていきたいです。
これからも、インプット→アウトプット→フィードバックを繰り返して自分自身、チームも成長して、会社や社会に還元していきたいです。
ーなぜそのようなサイクルを回していきたいのですか?
山中:人の成長は行動が変容することでしか出来ないと思っています。 人間は勝手に退化するので、現状を維持していくにもそのようなサイクルが必要だと思います。
これからさらに成長して、自分の行動を変えていくために、今までにない知識も必要だと思います。
本で得る知識だけではなく、人と会話するとか、インプットする場面ははたくさんあります。 インプットしたものをそのままにせず、しっかりアウトプットして自分のものにして、それが合っているかどうかを他の人からフィードバックしてもらったり、自分の中で振り返ります。「自分の行動でしか成長出来ない」というところに繋がっています。
せっかく生きているから、成長しようかなという思いですね。
編集後記
このインタビューを作成するにあたり、事前に山中さんについて、一緒に働いている社員からみてどんなところがすごいかヒアリングをしました。
そのヒアリングでは「一歩引いて効率的にできる方法を常に探しているところ」や「どんなときでも論理的に考えられるところ」がすごい!と教えていただきました。
今回のインタビューで山中さんからお話を聞いて、一貫して目的意識がとても高いと感じました。 また、その意識の高さから、「ブレずに目的に忠実な仕事ぶりがすごい」と思われているのかを改めて知ることができました。
※本インタビューは、感染対策を行った上で、ソーシャルディスタンスを取りながら実施しています。
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