サーバーワークスで働き続けられている理由

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こんにちは、マツシタです。
サーバーワークスで働きはじめて、5年目を迎えてた私がサーバーワークスで働き続ける理由というポストを先日させていただきましたところ Feed急上昇ランキング2位まで上がり、書いた本人が驚いておりました。

本人はあまり意識がなかったのですが、皆さんに何か響くことがあったのかもしれません。
ということで、もう少し私の想いを書かせていただこうと思いました。

ミドル世代の転職を検討している方へ

前回のポストで、ミドル世代の転職も歓迎というようなメッセージを書きました。
ミドル世代の転職の難しさは、40歳までカウントダウンというタイミングで
サーバーワークスにジョインした私も実感しています。

ミドル世代の転職は、それ以下の世代と比べて即戦力性を期待されているということを周り以上に本人が強く持ちがちです。それで結果を上手く出せなかったときに
若い世代にはいくらでも再起のチャンスはありますが、ミドル世代だとどうなのでしょうか?

入社当時の環境

私は、社員からの紹介ではなく、某転職エージェントに紹介され、面接に至っています。
その当時は、40人程度の会社でしたが、それでも、AWS界隈では一目も二目も置かれる会社でした。
そんな会社をもっと大きな会社にするのに協力して欲しいという大石(代表取締役)のメッセージを面接時に受け、入社を決意しました。

当時のサーバーワークスは営業部門と技術(SE)部門が中心のSIerでした。
技術部門がSIの延長で行なっていたサポート業務を、独立したチームで、そしてビジネスとして成り立たせることが私の最初の課題でした。

私は、元々、外資系ハードウェアベンダーのサポート部門の出身です。
その経験とノウハウを期待されたのでしょう。

しかし、比較するまでもなく、その2つの環境に大きな違いがあることも容易にわかるでしょう。
それが、入社した当初は全く噛み合わなかった一つの要因です。

何が噛み合わなかったのか?

誤解を恐れずに言えば、当時のサーバーワークスでは、サポートの仕事は、
「作って、売った後にお客様が求める全ての要求を応えること」と思われていた印象でした。

会社が大きくなるにはお客様も増えます。そして、そのお客様ごとに個別のサービスを提供していくことには、いずれ社内でのオペレーションに限界が発生すると感じ、まず標準サービスの範囲を決めることが、直近の課題で、その範囲を超えるお客様からのサービスリクエストを有償対応とするか、お断りすることが安定したオペレーション、つまりは一定品質のサービス提供のベースとなると考えていました。

しかし、お客様のサービスリクエストをお断りするということが全く受け入れられませんでした。
「なぜ、お客様が困っているのに、あなたができることをしてあげないの?」と真顔で聞かれました。「ここが慈善団体であればもちろんやりますが、ここは営利を目的とした企業ですよね?」と逆質問を繰り返していました。

なぜ噛み合わなかったのか?

今思えば、40人規模のSIerですから、お客様の要望を何でも受け入れることを「正」としてそこまでやってきていたはずです。それをもっと受け入れた上で、標準化やそれを超えたサービスリクエストに応えるスキームを考えるべきでしたが、私も「サービスの標準化」という考え方がなぜわからないの?とメッセージを投げかけるだけでした。

それは噛み合わなくても仕方ないです。
今、思い返せば、当時の私はまだ若かった(青かった?)です。

ミドル世代の中途入社なので、即戦力性を期待されるいると考えて、私の価値を示さないとと自分で自分にプレッシャーをかけていた部分は大きかったと思います。
最初のゴールに向かって、最短距離を進もうとしていました。

大石が全社イベントでの談話でよく引用するアフリカの諺があります。
「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」というものです。

当時の私は、一人で進む道を開拓していたのでしょう。
それに気づけた時、噛み合わなかった歯車が、噛み合いはじめた気がしました。

オープンオフィスイベントで待っています!

入社当初、全くフィットできなかった私でも、今、サーバーワークスで5年目を過ごしています。

ビジネスには絶対の間違いはあっても、絶対の正解はありません。
正解の可能性の高い考え方、感覚を持っている方であれば、それをしっかり諦めずに、粘り強く、そして様々なアプローチから主張し続ければ、
いずれ理解され、フィットできます。

それが会社の考え方の幅を広げてくれると経営陣もマネージャ陣も信じているからです。
そういうミドル世代を今、求めています。

現在、サポートセンター業務は標準サポート範囲が策定されています。
サポート範囲を明確化できたことで、株式会社スカイ365に業務委託している
サポートサービスの品質を、24時間365日一定レベルで提供できるようになりました。

あの当時、私の描いていたイメージが実現できています。

もし、あなたの経験やナレッジがサーバーワークスで活きる可能性があるかどうかを聞いてみたいと思われた方は是非、オフィスイベントにお越しください。