入社一年目の研修を振り返って

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こんにちは!はてなブログではお久しぶりです。 雨水も過ぎて一気に寒さが緩んできたと思ったらまた冷え込んできましたね。 啓蟄が待ち遠しい23年度新卒入社の村田です。

今日は、2023年4月に新卒入社してからこの一年で受けてきた研修を振り返って、 OJTトレーニングでお世話になった各部署の役割と意識についてまとめたいと思います!

こちらが、私がこの1年OJTでお世話になった部署のリストです。

  • マーケティング部広報チーム

  • エンタープライズクラウド部営業課

  • エンタープライズクラウド部技術1課

  • マネージドサービス部のMS1課

  • マネージドサービス部テクニカルサポート課

もちろんこのほかにもサーバーワークスの部署はたくさんあるのですが、 この記事では私が直接見て回った部署について、お話していきます。

さて、サーバーワークスには4つの行動指針というものがあります。 それは「顧客視点」「オーナーシップ」「スピード」「成果」です。 今回はそれぞれの部署でどの行動指針が特に重要なのかを考えてみました。

マーケティング部広報チーム

広報チームは、新技術のプレスリリースや、IT系の雑誌への情報掲載、 他社の方も交えた技術交流会を通して、サーバーワークスという会社の存在や、 なにをしている会社なのかを「広」く「報」せることが役割です。 その対象は直接のお客様というよりは、未来のお客様であったり、株主の方々、また、 業界の他の会社が主なので、ほかの部署に比べて、社会的により広い範囲の人に 働きかける必要のある部署だと認識しています。

広報活動で特に大事だと感じた行動指針はスピードです。いま業界では何が注目されているのか、 どんなメディアならより注目を集められるのかを判断して、素早く関係各所に連絡、 スケジュール調整などをする瞬発力が重要だと考えました。

エンタープライズクラウド部営業課

マーケティング部と連携しつつ、案件受注を目標に金融・小売り業界へのアプローチを行う部署です。 お客様との関係を構築し先方の課題やニーズを見極めてソリューションを提案・提供するため、 AWSやSWXの扱う技術について外部の人にわかりやすく説明し、またお客様の話をAWSでどう解決するかを 考えられるナレッジが求められる部署だと思いました。

営業で最も意識した行動指針は顧客視点です。弊社に頼ってくださるお客様がAWSについて 詳しい方であるとは限らないため、営業ではまず、必ずしもはっきりしていない先方のニーズを聞き取り、 顧客の立場に立って、当社の技術やサービスでもって提供できるソリューションを 提案する必要があるからです。

エンタープライズクラウド部技術1課

模擬案件の中で強く感じたこの部署の役割は、営業から引き継いだ お客様の状況をさらに丁寧にヒアリングをし、環境構築の準備と実際の 作業の実施をすることです。特に、まめな報告・連絡・相談をすることで、先方との 信頼関係を維持し、問題解決の方向性を修正・維持することが重要だと思いました。

そんな技術1課で特に大事な行動指針はスピードだと思います。お客様に提案した ソリューションを間違いなく構築し、先方と丁寧な連絡を取りつつも、期限内に お引渡しをすることが第一だからです。

マネージドサービス部MS1課

MS1課の主な役割は、運用代行を担当し、お客様の要望に応えてAWS環境の運用、 管理、サービスの強化を行うことです。お客様に安心してAWSをご利用いただくための 監視サービスの選定をしたり、関係企業との連携を通して協力体制を維持します。

MS1課で意識したい行動指針はオーナーシップです。なぜなら、ここでは 取り扱うサービスや機能の幅が広いことから、お客様のためだけではなく、 自分達のためにも常に情報の更新や手順書の見直しが必要だからです。 課内の連携を取ることで、滞りのない運用代行が可能になると考えています。

マネージドサービス部テクニカルサポート課

ここでは主にお客様からの質問や相談(チケット)に対して、 参照できる公式ドキュメントをご紹介したり、解決策をご提案します。場合によっては AWSにエスカレーションをすることもありますが、できる限り弊社で解決することで、 スピード感を保つと同時に、AWSとのプレミアティアパートナーの立場を守る要の部署でもあります。

テクニカルサポートで特に求められる行動指針はもちろん顧客視点です。 お客様に寄り添って疑問やお困りごとの内容を分析し、時には難解な文章から推理をしつつ、 少ないやり取りの中でチケットを解決する必要があるためです。

最後に

この一年で得たビジネスプロセス・カルチャーの理解として、OJTで私がお世話に なった部署の役割と行動指針についてお話してきました。 それぞれの部署で「特に大事な行動指針は~」とご紹介してきましたが、結局は、 「顧客視点」「オーナーシップ」「スピード」、すべてを兼ね備えたメンバーが連携して動いてこそ 日々の「成果」が生み出されているのだと感じます。顧客視点はオーナーシップですし、 スピードがあるからこそ余裕が生まれてオーナーシップや顧客視点を発揮でき、お客様の信頼を得た結果として 成果があるのです。

この考え方は、ビジネスだけのものではありません。 私はこの行動指針で、「顧客視点」を「相手の立場」に、「成果」を「信頼」に置き換えて、 私生活での人とのかかわり方でも誠実であれるように意識したいと思います。

村田怜 (記事一覧)

23新卒です!人文系学部出身。ガチャガチャが好き。元気にIT勉強しています。