こんにちは。広報のたがみです。
本記事は、「今週のひとこと」のレポート第25回目です!
今週のひとこと とは?
サーバーワークスグループでは、毎週月曜日に行われる全社朝会の中で、弊社社長の大石による「今週のひとこと」というコーナーがあります。
その今週のひとことで取り上げられたトピックの中からいくつかピックアップしご紹介していくシリーズです。朝会で実際に話している動画も併せて掲載いたしますので、よろしければそちらもご確認ください!
今週のひとこと 本編
皆さん、ゴールデンウィークいかがでしたでしょうか。今回はちょっと長かったんじゃないかなと思うんですけど、実は私、長いお休み反対なんですよね。
「リズムが良い」とはどういうことか
反対って何かというと、単純に仕事の生産性にとってネガティブだよねっていう話なんですね。好きか嫌いかで言ったら好きです。
ラーメン好きっていうのと一緒みたいな感じですね。ラーメンって美味しいけどたくさん食べると健康に悪いじゃないですか。それと同じ感覚ですね。
これ、なんで反対しているのかと言うとですね、やっぱりリズムが崩れちゃうんですよね。
皆さんもあると思います。
例えば、学校でも、夏休み明けとかって学校行きたくないとかリズム崩れちゃうとか色々あるじゃないですか。
じゃあその ”崩れる” って何だろうということなんですが、私がここで言ってるリズムとは、「無理なくルーティンを継続できる」という状況のことです。これが「リズムがいい」とか「リズムがある」っていう状態なんじゃないかなと思うんですね。
例えば皆さんが新入社員だとして、入社式に行くという1日のことを考えていただきたいんですけど、新入社員が入社式に行くってってものすごく心理的なハードルというか、精神的な負担ってあるじゃないですか。
でもその後、一回入社式を済ませてしまって、もう何年か経ったら会社に行くのって精神的な負担は下がってくるじゃないですか。
同じように出社しますよね。それ自体は変わらないのにも精神的な負担は全然違いますよね。
それって何が違うのかっていうと、当たり前ですがやっぱり、入社式の時は初めての特別なことで、普通に会社行く時はもうそれがルーティーンになっているっていう話ですね。
無理なく、何も考えずにルーティーンを継続できる。それが「リズムが良い」という状態なんじゃないかなと思うんですね。
会社でのルーティン
ルーティンと言うと、例えば私が以前朝会でお話しした「朝に日光を浴びる」という謎ルーティンがあります。
これだけではなくて、例えば会社だとですね、この朝会があるわけですね。これ、月曜や週の頭にやる気に頼らず(これポイントです)スイッチオンにするイベントなんですね。
朝会だったらもう皆さんラジオ感覚でとりあえず月曜に、「ま、ちょっと大石さんの話聞いて、そのあと課とか部のミーティング色々して、じゃあそっから仕事スタートしようか」みたいな感じであまり無理なくスタート切れるんじゃないかなという風に思うんですね。
そして、これはおまけになりますが、マネージャーレポートのMVP推薦ってありますよね。
これは、課長さんが毎週メンバーのいいところを見つけて推薦するというコーナーです。あれはなんでやっているかと言うと、課長さんにメンバーの良いところを見つけるっていうことを習慣化してほしいからなんですね。
週に1回絶対書かなきゃいけないわけですよ。で、そういうのが決まっていると、普段から見つけるようになりますよね。そういう行動が習慣化されるっていうことで、わざわざマネージャーレポートにそういうコーナーを設けたりしているわけです。
これはあくまでルーティンの一例ですが、こういうことをやって好ましい行動に繋げていくということを会社としてはやろうとしてるわけなんですよね。
ちなみに、朝礼が10時10分からなのも理由があるんですね。ご存知の方がもう少ないんじゃないかなと思うんですけど、10分って変な時間だなってみなさん思いませんか?
これ実は、昔出社が多かった時代は、10時ちょうどじゃなくて10時10分までの間に会社をみんなで順番で掃除していたからなんです。掃除機かけたりとか机をちょっと拭いたりというレベルなんですが、それを10分間やってたので朝礼が10時10分なんです。
この掃除も、頭使う仕事じゃないじゃないですか。でも、当番が回ってきたらやろうみたいな感じで、ちょっと掃除して気持ちよくなって、朝礼やって、仕事始めるみたいな感じですね。
あまり考えずにちゃんとルーティンワークをこなせるようにする、そういう目的で10時10分だったんですね。
ルーティンとして習慣になっていることの良さ
やる気に頼らずできる
こうやってルーティンになっていると何が良さかと言うと、やっぱり「やる気に頼らずにやれる」と。
例えば歯磨きなんて、子供の頃はもうめちゃめちゃ大変だし、ギャーギャー言いながらやるの大変って思うんですけど、大人になったら皆さんやる気に頼らずにやるじゃないですか。
これがやっぱり1番大きなメリットかなと思うんですね。
知恵のパターンができる
あとは、「知恵のパターンができる」。
やっぱりルーティンワークってですね、先ほど言った通り、例えば「10時10分にこれをやる」というルーティンでも実は裏側に色んな意図が、色んな効用が、あるんですよね。
ここでは知識の圧縮って言っていますが、これって実は…前回の朝礼*1で私が皆さんにお話したこれですよね。
まさにあのChat GPT、o3が言ってた「頭が良い」を構成する5レイヤーじゃないですけども、まさにこういう感じなんですよね。
この「パターンや知識の圧縮をできること」が、ルーティン化の良いところかなと思うんですよね。
そして、こういうことができていると、成果を上げやすいと言えるんじゃないかなと思います。
休みや日々の業務もルーティン化を
先ほど長い休みってちょっとリズム崩しちゃうよねっていう話をしましたが、そうは言っても休みって大事だと思うんですね。
人間、ずっと仕事を続けることはできませんから、休み自体もルーティーンにしていくっていうのが本当はいいんだろうなと思っています。
そして、しっかり休むで一方で、休みでリズム崩しちゃったらこうな、本末転倒と言いますか、かえって復帰に時間かかっちゃうみたいなことってどうしてもあるんじゃないかなと思うんですね。
是非皆さんも自分の仕事やチームの仕事をルーティン化してみてください。すると何も考えずにできるようになります。
何も考えずにできるようになると実はそれって、わざわざ自分でやる気スイッチをオンにしたりオフにしたりみたいなのがなくなって、成果に近づくということができるんじゃないかなと思うんですね。
ちょっとこんな考えを頭の片隅に置きながら、日々の仕事をまたこれから、一緒に頑張っていければなという風に思っております!
*1:OpenAI o3のリリースに際して、Xに投稿されていた「o3に『頭が良いとはどういうことか』を聞いた結果が素晴らしかった」というポスト内で出てきた5つのレイヤーの話。元ポスト:https://x.com/satori_sz9/status/1913279429322879330