
こんにちは。広報のたがみです。
本記事は、「今週のひとこと」のレポート第27回目です!
今週のひとこと とは?
サーバーワークスグループでは、毎週月曜日に行われる全社朝会の中で、弊社社長の大石による「今週のひとこと」というコーナーがあります。
その今週のひとことで取り上げられたトピックの中からいくつかピックアップしご紹介していくシリーズです。朝会で実際に話している動画も併せて掲載いたしますので、よろしければそちらもご確認ください!
※通常、動画と併せて公開していますが今回は社内の情報がいくつか出てくるため動画の作成をしておりません。ご了承ください。
今週のひとこと 本編
先週、サステナビリティに関する会議で「サステナビリティビジョンを決めたい」という意見が出ました。しかし私は、少し考えた上で「それは一旦待とう」と提案しました。今回は、その理由についてお話ししたいと思います。
ビジョンは「会社の成長」のためにある
私たちの会社には、「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」というグループ共通のビジョンがあります。
皆さんは、このビジョンが何のためにあるか考えたことはありますか?
結論から言うと、ビジョンは「会社の持続的な成長」のために存在します。
企業には、「持続的に成長する義務」が課せられています。これは当たり前のことなので、あまり表立って語られることはありません。この「持続的な成長」のために必要な方向性(ベクトル)を明確に示したものが「ビジョン」なんです。
そして、ビジョンで示された「目指す姿」に対して、
どう目指すか(How)
日々の活動で何を大事にするか(価値観)
を具体的に示したものが、私たちの「行動指針」にあたります。ビジョンと行動指針には、このような関係性があります。
なぜ「成長」は義務なのか?
「成長しなくても、現状維持でみんながハッピーなら良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、その考えは明確に「ノー」です。なぜなら、私たちは「資本主義」というルールの上で仕事をしているからです。
資本主義には「金利」という仕組みがあります。
例えば、100万円を元手に100万円の売上を上げた会社があるとします。収支はゼロで、社員にも給料を払っているので、一見ハッピーに見えるかもしれません。しかし、この会社は絶対に存続できません。
ポイントは、元手である100万円の出所です。
銀行から借りた場合…金利を支払う義務があります。
株主から出資を受けた場合…株主資本コスト(株主が期待するリターン)を上回る利益を出す必要があります。それができなければ、株主はよりリターンの高い銀行預金や米国債券などにお金を移してしまいます。
つまり、会社は調達した資金のコスト(金利など)を上回る利益を出し続けなければ、いずれお金が尽きて淘汰されてしまう宿命にあるのです。この「暗黙の前提」があるからこそ、「成長」が最上位の目標となります。
なぜ「サステナビリティビジョン」は不要か
以上のことを踏まえると、ビジョンは「成長のための道具」と捉えることができます。
私が「サステナビリティビジョンを個別に作らない方がいい」と話したのは、ビジョンが乱立すると、互いに矛盾が生じた時に身動きが取れなくなってしまうリスクがあるからです。
サステナビリティ活動も、社会や企業自身が持続的に成長するための重要な調整機能です。しかし、それも「会社の成長」という大目的のために存在するということを忘れてはいけません。個別のビジョンを作ると、その目的が見失われる可能性があります。
まとめ
ビジョンは「成長」のために存在する。
私たちは「成長が義務付けられたルール」の上で仕事をしている、ということを改めて認識しましょう。これは好き嫌いの問題ではありません。
ビジョンやバリューは、シンプルであるべき。
ルールが少ない方が良いのと同じで、会社の羅針盤もシンプルでなければなりません。私たちはあえてミッションを掲げず、行動指針も少なくしています。このシンプルさを保つことが、非常に重要です。
「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」というビジョンに向かい、みんなで力を合わせて成長していきましょう。