こんにちは!AWS サポート課でテクニカルサポートを担当している森本です。
サバワクにぴったりなネタがあったのに、サバワクで記事を書いたことがなかったので書こう書こうと思っている間に3ヶ月くらい経過してしまいました。
今回は、サーバーワークスのクラウドワークススタイルを大いに活用したのでそれについて書いてみようと思います。
クラウドワークススタイルとは
サーバーワークスでは、「はたらく場所」「はたらく道具」「はたらく時間」を社員自らが選択してはたらくことができます。 サーバーワークスが掲げるクラウドワークスタイルとは、社員一人一人に適したはたらき方の実現と、チームおよび個人の生産性を高め顧客へ最適なサービスと価値提供を推進するための制度です。
今回はこのうち、はたらく場所とはたらく時間(裁量労働制)をフルに活用したはたらき方を紹介します。
保育園留学とは
保育園留学とは、こどもたちを普段と異なる幼稚園や保育園に通わせつつ、家族で地域に滞在できるサービスです。
注意点
あくまでも私が個人的に当該サービスを利用してみた感想です。 現時点でサーバーワークスの福利厚生としてこちらのサービスを導入していたり、推奨したりしているわけではありません。
実際に行ってみて
滞在期間
2025 年 7 月に 2 週間
滞在場所
熊本県天草市牛深町という、港町に滞在しました。

一日の流れ
普段のスケジュール
まず私の普段の一日のスケジュールです。不定期で作業時間中にミーティング等が入ります。 普段は北海道札幌市よりフルリモートで勤務しているので、通常時でも対面で仕事をする機会はありません。
| 時間 | 予定 |
|---|---|
| 09:00 | 出勤打刻 |
| 09:30 ~ 12:30 | 作業時間 |
| 12:30 ~ 13:30 | お昼休憩 |
| 13:30 ~ 18:00 | 作業時間 |
| 18:00 | 退勤打刻 |
保育園留学中の一日のスケジュール
こちらが、保育園留学中の私の一日のスケジュールです。現地の保育園のスケジュールに合わせ、出社時間や退勤時間を少しずらしてはたらいていました。 ミーティング等も普段と変わらずリモートで行っていたので、勤務時間以外はほぼ普段通りの勤務となっていたと思います。 また、初日と参観日は午前、最終日は午後に半日休を取得しましたが、終日の休みは取得しませんでした。裁量労働制のため半日休暇では有給休暇を消費しない のはありがたいですね!
| 時間 | 予定 |
|---|---|
| 08:00 | 出勤打刻 |
| 08:30 | 保育園見送り(徒歩1分のバス停) |
| 08:30 ~ 12:00 | 作業時間 |
| 12:30 ~ 13:00 | お昼休憩 |
| 13:00 ~ 17:00 | 退勤打刻、保育園お迎え |
お昼休憩時には宿の近くでランチ営業しているお店がたくさんあったので妻と日替わりで色々なお店のランチを食べ歩いていました。

勤務時間をずらして 17 時退勤にしていた + 19時を過ぎてもまだ明るい時期ということもあり、こどもたちが帰ってきてからも近くの堤防で魚釣りをしたり、自転車を借りてサイクリングをしたり、居酒屋巡りをしたりと充実した時間を過ごすことができました。仕事と地方滞在の非日常のバランスが心地よく、あっという間の2週間でした。

はたらく環境
滞在させていただいたゲストハウスの一階がこのようなリモートワーク可能なスペースになっており、リラックスした環境ではたらくことができました。

また、ゲストハウスから徒歩3分ほどの場所にコワーキングスペースがあり、一日500円で使用することもできました。施設自体が非常に新しく静かで、窓から海が見える素晴らしいロケーションでした。

普段自宅で仕事している時のような大きなモニターやお気に入りのキーボード等は使用できなかったため若干の仕事のしづらさはありましたが、他には特に支障なくインターネットとラップトップがあればどこでも仕事ができることに非常にありがたみを感じました!
感想
この機会まで、私個人としてはワーケーション反対派でした。"せっかく旅行に行ってまで仕事なんてする必要ないし、楽しめないんじゃないか” や、"旅行は旅行、仕事は仕事だからこそメリハリがつく" のように考えていたからです。
しかし今回の機会で、二週間もまるまる休みをとって旅行に行くのは現実的に難しいことから、逆に仕事をしていながらの滞在でこその長期滞在が実現できたことを実感しました。また、3泊4日のような旅行ではないからこそ、旅行ではなかなか味わえない地方ならではの体験や、観光や時間に追われない余裕を持った滞在経験ができたと思っています。
このような経験を可能とする当社のはたらき方や制度に感謝しつつ、また日々の仕事に勤しんでいきたいなと思っています。
この記事が当社と当社のはたらき方に興味を持っていただけるきっかけの一つになれば幸いです。
森本 晃大
こだわりの強いテクニカルサポートエンジニア