【働き方ラボ】AWS 資格に関する調査結果を公表 〜取得者の99%が「業務に役立った」など具体的な効果を実感~

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働き方ラボとは?

サーバーワークスは「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンとして掲げており、クライアントへの価値提供を通じクラウドによって働きやすい社会をつくることはもちろん、エンジニアをはじめとする自社従業員にとって働きやすく、働きがいのある環境作りを進めることでも、ビジョンの実現に邁進しています。「働き方ラボ」を立ち上げることで、社内外のエンジニアに向けた調査結果などをもとに、働きやすさや働きがいについて考えるきっかけとなる情報発信を展開してまいります。

▽ 前回の調査「男性エンジニアの育休に関する調査」はこちら

https://sabawaku.serverworks.co.jp/entry/hatarakikata-lab-03sabawaku.serverworks.co.jp

今回の調査結果は、全国に住む20歳以上の企業に勤めるエンジニアで、業務で AWS を利用していると回答した269名を対象に実施した、AWS 資格についての調査をまとめたものです。

調査のポイント

  • 対象のエンジニアのうち、半数近くが何らかの AWS 資格を取得。最も取得割合が高かったのは「AWS Certified Cloud Practitioner」で22.3%

  • 取得者の97.4%が「とてもよかった」もしくは「まあよかった」と回答

  • 効果について「業務に役立った」「スキルアップにつながった」の回答がいずれも46.2%、「希望のポジションにつけた・プロジェクトに配属された」が39.5%。「わからない/特にない」の回答はわずか0.8%で、ほとんどのエンジニアが資格取得に具体的な効果を感じている。

  • 取得者は未取得者と比較し、年収600万円以上の割合が高い

調査概要

方法:インターネット調査(Fastaskを利用)

期間:2024年3月28日~4月4日

対象:全国に住む20歳以上の企業に勤めるエンジニアで、業務で AWS を利用していると回答した269名

調査結果

対象のエンジニアのうち、半数近くが何らかの AWS 資格を取得しており、最も取得割合が高かったのは「AWS Certified Cloud Practitioner」で22.3%でした。また、取得予定の AWS 資格を尋ねたところ、こちらも約半数が何らかの資格取得に向けて勉強中もしくは検討中と回答し、最も多かったのは「AWS Certified Solutions Architect - Associate」でした。

AWS 資格取得者と取得に向けて準備・検討しているエンジニアに、資格に向けた準備について尋ねたところ、最も多かったのが「AWSが提供する AWS Skill Builderを活用」で47.1%、続いて「AWS が提供するクラスルームトレーニングに参加」で41.4%でした。

AWS 資格取得済みのエンジニアに取得してよかったと思うかを尋ねたところ、97.4%が「とてもよかった」もしくは「まぁよかった」と回答しました。資格取得による効果については、「業務に役立った」「スキルアップにつながった」の回答がいずれも46.2%、「希望のポジションにつけた・プロジェクトに配属された」が39.5%でした。「わからない/特にない」の回答はわずか0.8%で、ほとんどのエンジニアが資格取得に具体的な効果を感じていることがわかりました。

次に、AWS 資格取得と年収の関係性を調べたところ、資格取得者の方が高年収の割合が高いことがわかりました。資格取得者では年収が600万円以上の割合が53%で過半数であるのに対し、資格を持っていない人では600万円未満の割合が62%でした。中でも未取得者に比べて、取得者における1200〜1500万円未満の割合が高いことがわかりました。

また、AWS 資格取得と副業の関係性について調べたところ、資格取得者のうち77.3%が副業をしていると回答し、副業も資格取得者の高年収の要因となっている可能性があることがわかりました。

サーバーワークスの資格取得の取り組み

サーバーワークスでは、社員の成長を後押しする仕組みとして、AWS の認定資格をはじめとするいくつかの資格の取得支援を会社として行っています。AWS の認定資格については、取得奨励資格として、受験料を会社費用とするほか、合格奨励金の支給を行っています。

在籍する AWS 公認の国内トップエンジニアはもちろんのこと、AWS 未経験の中途採用エンジニアでも早期に AWS 認定資格を取得しており、グループ全体での AWS 認定資格取得数は累計900を超えています。