こんにちは!サービス開発部サービス開発課の布施です!
7月-10月にAWS Japan主催のANGEL Dojoに参加してきました。
本ブログではANGEL Dojoの概要や参加してみての所感をつらつらと書いていきます。
ANGEL Dojo #とは
公式の説明は以下の通りです。
ANGEL Dojo は参加企業から選出された 4〜6 名のメンバーでチームを組み、3 ヶ月間でサービスの企画から実際にプロトタイプ作成をすることで、AWS を活用したチーム開発が体感できる実践型のトレーニングです。
短くまとめるとAWSに特化した若手のハッカソンですね。
「3ヶ月恒常的にANGEL Dojoにコミットする!」というわけではなく、 毎週木曜日と金曜日に作業のための時間が設けられます。
概要や過去の参加レポートについてはこれまでにも諸先輩方が書いてくださっているので、ぜひそちらもご覧ください!
作ったサービス
今回我々が設計・開発したサービスは「chacca」です。
chaccaはタスクに対して金額と開始期限を設定して、タスクを始めることができなかったら自動的に課金されてしまうwebアプリケーションです。
ターゲットはやりたいことがあるけど"なんか動けない"方で、そんな怠惰な気持ちを払拭することを応援します。
以下は成果発表で使用したスライドより一部抜粋したものです。
インフラの構成図は以下の通りです。
常日頃からAWSを扱っているメンバーも多く、ベストな構成に真摯に向き合った結果、良い感じにAWS Well-Architectedに沿う形になったかなと自負しています。
参加してみて...
さて、ここからはラフな所感です。
まず、私たちのチーム(今回はNCDC株式会社さんの若手エンジニアと合同チームでした)はとても雰囲気が良かったです。
言葉だけではあまりハッカソンの核心を得ている話ではないかもしれません。
ですが、長期間チームを組んで決め事をしたりコミュニケーションを取っていく上で雰囲気が良いことは大事なことだなと思っていました。
特に実感していたのは細かい内容を話し合うタイミングです。
サービス設計でユーザー向けのドキュメントを作るフェーズでは、私たちは一言一句、日本語の機微的なところまで「本当に伝わるのだろうか」を考えてかなり遅い時間まで議論していました。
目標を達成するために計画を立てたとしても、なんとなくやる気が起きないということは多くの人が感じている課題だと思います。たとえば、資格を取得するためにToDoアプリを入れて仕事終わりに勉強を始めようとしても、なんとなくやる気が起きず、スマートフォンを見てしまい、あっという間に時間が経ってしまうケースがあります。これでは、いつまで経っても勉強が始められず、目標を達成できません。自らやる気を奮い立たせ、行動を始めるには「きっかけ」が必要です。
これはチームで作ったドキュメントの一部です。この数行を考えるためだけに何時間もかけて頭を悩ませていました。
思い返すととても精神を削るような作業だったはずなのですが、楽しく笑いながら話し合っていたことを覚えています。
また、社外の若手エンジニアと関わることで、月並みですがモチベーションにもつながりました。
自分が知らない技術に詳しい同世代のエンジニアが大勢いたり、チームメンバーの真摯な技術への向き合い方を見て、改めて「あぁ頑張らないとな」と思いました。
日進月歩、これからも精進していきます。
最後に
当初は参加を迷っていたのですが、ANGEL Dojoに参加してエンジニアとして一つ成長ができたと思っています。
とても良い機会でした。
また、ANGEL Dojoの参加にあたって、たくさんの方にご支援をいただきました。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。