【シリーズ第1弾】リモート de 富山に!暮らそう

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こんにちは!新卒OJT中の村田です。 今回から、新シリーズ「リモート de ○○に!暮らそう」を発信します!! このシリーズ 、通称「リモクラ」では、社内のメンバーで東京や大阪、福岡など都会のオフィスに籍を置きながらも、遠く離れた場所からリモートで働く人たちの生活や、その地域の良いところを聞いて記事にまとめていきます!日本の知られざる魅力的な地域を発見するとともに、こうした生活を可能にするフルリモートワークの魅力を伝えていきたいと思います!

仕事もフェスも子育ても!富山で両立させる三足のわらじ

音楽フェスの様子
記念すべき本シリーズ第一弾としてお話を聞いたのは、地方に住みながら趣味としてフェス運営をされている中島さんです。 社内ではマーケティング部で外部イベントや自社ウェビナーの企画、運営を担当しています。

Q.現在どちらにお住まいですか?

北陸の富山県、富山市に住んでいます。前は東京に住んでいたのですが、仕事の兼ね合いでこちらに住むこととなり、そのまま富山市で結婚、定住しています。子どももいるし、妻の実家が近いので東京に引っ越す予定はないです。 サーバーワークスでのマーケティングの仕事への影響はほとんどありません。ほとんどの会議はこのインタビューと同じくオンラインで開催されますし、必要なときには出張費が出るのでそのときだけ東京に泊まっています。富山から東京へは新幹線で2時間です。

ー 出社頻度はどのくらいですか?

時期によりますが、最低月1くらいですね。9月はイベントや課の行事が多いので結構東京に行っています。たまの業務で東京に行くのも、久しぶりに会う仲間と食事に行ったり周りとの交流もできるので、そこまで苦にはなりません。

Q.お住まいの地域のいいところを教えてください!

日本海の新鮮な魚
海と山の距離が近いので、食べ物は野菜も魚もおいしいです。 住まいでいうと、富山は賃貸物件が少ない地域なので実は家賃はそこまで安くないのですが、医療費助成や福祉が手厚いのは助かっていますね。以前、子どもが体調を崩して入院したことがあります。総額20万円ほどの請求書が来ましたが、市の助成が出て、結局1万円くらいしか払わずに済んだんです。 それに、富山は他にも子育て支援制度が充実しているので、子供を育てやすい場所だと感じています。希望の保育園にも入りやすいんですよ。 都会にあるような、子供が好きなキャラクターもののショップや商業施設は少ないですが、体力さえあれば東京や名古屋にも半日で行けるし、近場には公園が多いので環境はいいです。

Q.以前からされているフェス運営について教えてください

富山県の射水市でONE FES(ワンフェス)という音楽フェスティバル(https://one-fes.com/)の実行委員をしています。 初めて開催したのが2019年で、そのときは来場者が1000人ほどでした。その後2年はコロナ禍で中止を余儀なくされましたが、2022年に再開してからは開催日が2日間に増え、来場者数も5000人、今年は7000人と増えてきています。コミュニティマーケティングとして公式サイトの立ち上げやSNSの運用にも力を入れているので、今後ももっと増えそうです。来場してくれるお客さんは約半分が地元の富山からで、あとは首都圏や関西圏から来ている人が多いようです。日程をゴールデンウィークに被るよう設定しているので、フェスだけでなく地元の観光もしてもらえたらと考えて、今年からホテルの宿泊と紐づけた旅行プランを代理店と協力して企画しました。

ー 中島さんがフェスを運営するようになったきっかけはなんですか?

もともと富山でフェスをやろうという話に関わってはいたんです。ただ、より熱心に取り組むようになった理由は、「ここで前向きに住みたかった」というのがあります。私はもともと北海道出身で、前職で富山に来て成り行きでそのまま住むことになったので、始めこの土地にはゆかりがありませんでした。そこで、地元と密着してこの地域を盛り上げるようなイベントに打ち込むことで、富山でも前のめりに生活できるんじゃないかと考えたんです。いまでは、地域創生として、フェスの開催そのものだけでなく地元の観光ホテルとの企画を考えたり、フェスのことを耳にした地元の企業や青年会議所などからイベント運営の相談や助言依頼を受けたりしています。フェスの来場者数がこのまま増えれば会場の設備や場所など見直すことはあるかもしれませんが、それでもずっと富山で開催し続けるつもりです。私にとってこのフェスが、富山に住み続ける意味になっています。

ONE FESは来年も開催予定(https://one-fes.com/

Q.最後になにかプッシュしたいことはありますか

富山にいながらリモートで東京で働くことのいい点は、富山と東京のそれぞれのスケールで生活ができることです。 趣味のフェス運営に関していえば、東京でやるよりも少ない労力で場所や資材が確保できて、様々なチャレンジができる場所が富山です。 逆に本業では、富山ではできない東京の市場規模のマーケティングの仕事を、リモートのおかげで実質東京のスケールでできているのが便利だと感じています。

シリーズ「リモクラ」第一弾は富山県にお住いの中島さんにお話を伺いました! 次回をお楽しみに!

村田怜 (記事一覧)

23新卒です!人文系学部出身。ガチャガチャが好き。元気にIT勉強しています。