【AWS re:Invent 2024】新卒2年目!1週間ラスベガスに海外出張しました

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垣見です。

今回は「AWS re:Invent 2024」の1週間の海外出張の経験を、会社の魅力や成長のチャンスについて伝えることを目的にまとめました。

AWS re:Invent 2024とは?

AWS re:Inventは、Amazon Web Services(AWS)が主催する年次カンファレンスで、世界中のAWSユーザーやパートナーが集まる最大規模のイベントです。

毎年AWSからは新しいサービスが多数発表され、最新情報を直接得ることができる貴重な機会です。

AWS re:Inventでは、数百におよぶセッション、ワークショップ、ラボ、ネットワーキングイベントが開催されます。これらは技術的な深掘りをするものからビジネス向けの戦略や導入事例の共有まで、多岐にわたります。
パートナー企業もAWSの利用を役立てるサービスをブースで沢山展示するため、国際的な色々なサービスを知ることが出来ます。

また、AWSのエンジニアや技術者たちとの交流を深めることができるため、参加者にとっては非常に価値のあるイベントとなっています。会場では共通言語の英語で、「どこから来たの」などと話しかけられることもしばしばでした。

↓既に2025年度分のページも用意されています reinvent.awsevents.com

今年度も2024 年 12 月 2 日から 6 日にかけてラスベガスで開催されました。
日本からは近畿日本ツーリストさんからツアーが出ており、サーバーワークスもそれに参加する形になりました(個人参加する方もいるようです)。日本からは10時間以上かかるため、日本時間の12/1に出発し、12/8に返ってくるような日程です。

会社単位でホテルを取っていただき、朝・昼はAWSがre:Invent参加者向けに出す食事を食べ、夜は自由に行動するようなスケジュールでした。

サーバーワークスがエンジニアを参加させる理由

私が働いているサーバーワークスは、AWSのパートナーとして、企業向けに多岐にわたるサービスを提供しています。具体的には、AWSの請求代行、運用代行、SRE(Site Reliability Engineering)、AWS運用自動化アプリの提供、システム構築対応などです。

私はエンタープライズクラウド部クラウドコンサルティング課という部門に所属しており、大手エンタープライズ企業のお客様へのAWS構築や質問対応、コンサルティングを行うチームのエンジニアとしてはたらいています。

私たちの会社はAWSに特化しているため、技術的に深い専門性を持ってAWSの最新情報をキャッチアップし、実際の仕事に生かしていくことが求められます。そのため、エンジニアのスキルアップを支援する体制や技術へのこだわりを強く持っています。
これが「AWS re:Invent 2025」のようなイベントにエンジニアを積極的に参加させる理由でもあるのかもしれません。

実際、期間中沢山あるアップデートのキャッチアップをしてお客様にお伝えしたりブログとして発信したりすることを期待されていると明言されました。

またそれとは別に、会社としてお客様を招待するツアーも行っており、営業メンバーの方と一緒に交流を行ったりもしました。

↓サーバーワークスの技術ブログはこちらです。技術だけでなく、来年参加者向けの体験談などもたくさん載っているのでもしよければご覧ください。

blog.serverworks.co.jp

参加するまでの経緯

「AWS re:Invent 2024」に参加するためには社内での選考がありました。選考はGoogleフォームを使った作文形式で行われ、「なぜ行きたいのか」「行くことで何ができるのか」などの内容をもとに、私の部署や業務内容と照らし合わせて最終的に判断されました。

私が幸運にも選ばれた理由の一つは、エンタープライズ向けのお客様専属エンジニアになるような部署に所属しており、お客様と多くのやり取りをする機会があるのではないかと思っています。 また、参加後にしっかりとアウトプットを行うことを具体的に宣言しました。

エンジニアでは全部で40名ほど参加しています。単体300人強ほどの会社人数からするとかなりの参加人数です。

若手も多く参加しており、2年目では私一人でしたが、3年目の先輩方は沢山選ばれていました。普段リモートワークということもあり、別の部の方など他の社員の方と交流できるのも非常に良い機会でした。

THE NORTH FACEのお揃いパーカーを着ているのがうちの社員です。奥に見えるのはラスベガス観光名所の観覧車「ハイローラー」

AWS re:Invent 2024の体験と得たもの

イベント期間中

2024年のAWS re:Inventに参加して、私はその規模の大きさと熱気に圧倒されました。特に印象に残ったのは、2日目のMatt Garmenのキーノートでの新サービス発表です。会場の盛り上がりがとても印象的で、技術者としても非常にモチベーションが上がる瞬間でした。


www.youtube.com

もともと技術ブログを執筆することと後述のウェビナーを開くことが決まっていたため、参加中はそれを意識したインプットを続けていました。積極的に写真を取ったり、自分用のSlackのtimesチャンネルに時系列メモをログのように残したり、飛行機の中などで時間があればブログの下書きを作ったりしました。
余談ですが私の先輩はキーノートで盛り上がったサービスが出た瞬間に会場でパソコンを開いて検証を始めており、さすがだと思いました。

帰国後

帰国後、12月13日には先輩と一緒にキャッチアップした内容をウェビナーで発表しました。
また、その次の週には3社ほどのお客様に個別でアップデート報告会を実施し、直接的にサービスや技術の知識をシェアしました。

www.serverworks.co.jp

その後もブログ執筆などがあり、12月はとても充実していました。

実際にAWS re:Inventに参加していなければ、こんなに積極的に新技術に触れてそれをアウトプットする機会はなかったと思います。アウトプットの当事者として参加することでより技術に対する好奇心や責任感が増し、結果として理解が深まりました。

また、私だけではなく他の参加者や参加していない日本組も精力的に技術ブログを書いたりしていたため、それを読んだりすることで帰国後も大変学びになりました。

会社のサポート体制とエンジニアの成長支援

私が参加できたのも、会社がエンジニアの成長を非常に大切にしているからです。

サーバーワークスでは、新卒社員への1年間の研修プログラムや、中途社員への最大4ヶ月の研修が用意されており、AWSに特化した知識を身につけるための機会が豊富にあります。
さらに、資格試験の無償化や報奨金、業務時間内に試験を受けることができるなど、勉強への支援も手厚いです。

www.serverworks.co.jp sabawaku.serverworks.co.jp

また、会社内ではエンジニアが自由にブログを発信したり、YouTubeなどで情報をアウトプットすることを推奨しています。私もこの文化に触れて、技術的な情報を積極的にシェアしています。

フルリモート勤務も可能で、オフィスが遠い地方に住んでいる社員も多く、柔軟な働き方ができる点も魅力的です。

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サーバーワークスの大きな特徴の一つは、挑戦したいという気持ちに応えてくれる環境が整っている点です。私は以前から「ウェビナーをやってみたい」という憧れがあり、実際にその思いを伝えたところ今回「やってみないか?」と声をかけていただきました。
挑戦したいという気持ちを持つ社員には積極的に機会を与えてくれる文化が根付いており、これは非常にありがたいことです。

私がウェビナーを実施する際も上司や同僚がサポートしてくれて、安心して挑戦できました。(その節はありがとうございました……)
このように、自分の意欲や目標に対して積極的に支援してくれる会社の文化はとても気に入っています。

サーバーワークスでは挑戦する姿勢を大切にし、成長したいと思っている人に対しても優しく、しっかりと機会を提供してくれる環境があります。自分のスキルや知識を広げ、成長を実感したいという方にはぴったりの場所だと思います。

就活生へのメッセージ

この会社では、AWSの深い知識を活かしつつ、自分の成長を支えてくれる体制が整っています。どんな部署に配属されても、成長を後押ししてくれるサポートがあるので、自分のライフスタイルに合わせてスキルをどんどん伸ばすことができます。

皆さんの検討に少しでもお役に立てれば幸いです。

美味しかったハンバーガー。総じて楽しくて良い経験でした!!!!

かきみ (記事一覧)

2023年新卒入社

エンタープライズクラウド部所属