サーバーワークス、女性エンジニアの働き方に関する調査結果を公表 ~役職がない人が67%で最も多く、課長以上の役職は11.2%~

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「働き方ラボ」とは?

サーバーワークスは「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンとして掲げており、クライアントへの価値提供を通じクラウドによって働きやすい社会をつくることはもちろん、エンジニアをはじめとする自社従業員にとって働きやすく、働きがいのある環境作りを進めることでも、ビジョンの実現に邁進しています。「働き方ラボ」を立ち上げることで、社内外のエンジニアに向けた調査結果などをもとに、働きやすさや働きがいについて考えるきっかけとなる情報発信を展開してまいります。

今回の調査結果は、全国に住む20歳以上の企業に勤める女性のITエンジニア270名を対象に実施した調査をまとめたものです。

▼前回の調査「出戻り入社(アルムナイ)に関する調査」はこちら

sabawaku.serverworks.co.jp

調査のポイント

  • エンジニアの種類としてはシステムエンジニアが最も多く57%
  • 役職がない人が67%で最も多く、チームリーダーは21.9%、課長以上の役職は11.2%
  • 個人年収で最も多い層は500万円〜700万円未満の31.1%で、次に300万円〜500万円未満の28.1%
  • 現在副業をしている人は13.3%。最も多かった回答は「したことはなく今後も興味がない」の42.6%

調査概要

方法:インターネット調査(Fastaskを利用)

期間:2024年11月26日~12月2日

対象:全国に住む20歳以上の企業に勤める女性のITエンジニア270名

調査結果

エンジニアの種類をたずねたところ、システムエンジニアが最も多く57%で、次に開発エンジニアが15.6%、インフラエンジニア(クラウドエンジニア含む)が10.7%でした。

現在の役職をたずねると、役職がないとの回答が67%で、チームリーダーの方が21.9%、課長以上の役職は11.2%でした。

年代別に役職を見てみると、20代、30代では役職がないと答えた方がそれぞれ84.3%、71.6%であるのに対し、40代では48.4%であり、半数以上がチームリーダーをはじめとし、何らかの役職があることがわかりました。

個人年収については、最も多い層は500万円〜700万円未満の31.1%で、次に300万円〜500万円未満の28.1%でした。

個人年収を年代別に見てみると、20代、30代のボリュームゾーンは300万円〜500万円未満であるのに対し、40代、50代では500万円〜700万円未満が最も多い回答でした。

年収や役職が上がるように直接働きかけたことがあるか(上司にかけあうなど)どうかたずねたところ、あると答えたのは22.2%、ないと答えたのは71.5%でした。

副業についてたずねたところ、現在副業をしている人は13.3%でした。最も多かった回答は「したことはなく今後も興味がない」の42.6%でした。

育休取得についてたずねたところ、「子どもはいない」または「答えたくない」との回答を除き、「取得したことがある」人は71.3%、「取得する機会はあったが、取得したことはない」との回答は28.7%でした。

育休を取得した人に期間をたずねたところ、最も多かったのは「半年以上1年未満」で32.8%、次に「1年以上」の25.4%でした。

サーバーワークスでの取り組み

サーバーワークスでは、「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく。」というビジョンのもと、誰もがはたらきやすい職場を目指しています。 当社の女性管理職の割合は17.5%(2)で、日本全体の12.9%(3)と比較して高い数値となっているものの、諸外国と比べるとまだ低い割合です。今後も性別に関わらず、一人ひとりが能力を最大限発揮でき、働きがいのある組織を目指してまいります。

2)サーバーワークスの男女比は女性23.7%、男性76.3%です。
3)参考:データブック国際労働比較2024|労働政策研究・研修機構 (JILPT)
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2024/03/d2024_3G-3.pdf