こんにちは。広報のたがみです。
本記事は、「今週のひとこと」のレポート第19回目です!
今週のひとこと とは?
サーバーワークスグループでは、毎週月曜日に行われる全社朝会の中で、弊社社長の大石による「今週のひとこと」というコーナーがあります。
その今週のひとことで取り上げられたトピックの中からいくつかピックアップしご紹介していくシリーズです。朝会で実際に話している動画も併せて掲載いたしますので、よろしければそちらもご確認ください!
今週のひとこと 本編
あけましておめでとうございます!新年初っ端、みなさんに問いかけたいと思います。 (※1月最初の朝会でのひとことです) みなさんには、「今年こんな風にしたいな」というイメージはあるでしょうか?
毎日新聞の調査結果で面白いものがありました。
「世界33カ国の中で2025年、ポジティブかネガティブか、どんな年になりそうですか?」と心象を問いかける調査で、日本が最下位(最もネガティブな心象を抱いている)だったそうです。
▽調査の記事はこちら mainichi.jp
私はこれについて、あまり良いことではないな……と思っています。
楽観主義と悲観主義
私はよく、楽観主義も悲観主義も、どちらにも良し悪しがあるという話をしています。
アメリカの調査によると、楽観主義者はくよくよせず打たれ強い反面、冷静に、客観的に考えることが苦手だそうです。
私も昔、良くコーディングすると「そんなコードじゃダメです」って言われていましたね。
エンジニアやプログラミングされる方は特に客観的かつ冷静に物事を考える必要があり、ある意味ネガティブな捉え方をすることも一定数あるのかなと思います。
一方で、営業の世界は楽観主義の方が良いらしいんですよね。米国の調査だと、楽観主義である方が37%成績が良かったそうです。
また、アメリカではトレーニングや成績が一定水準を越えないと職種から脱落させられることがあるみたいなのですが、楽観主義者の中では脱落者が46%だったのに対して、悲観主義者の中では71%も脱落していたそうです。楽観主義的か悲観主義的かが大きく影響していることが分かります。
さらに悪いのは、悲観主義は行きすぎると負のスパイラルに陥るんです。
ネガティブな認知が反芻され、自信がなくなって、無力感に陥るようになってしまうみたいですね。
ここで日本が最下位(2025年に悲観的なイメージを抱いている)の話に照らし合わせて考えてみると、日本ではニュースなどでネガティブな情報を見聞きすることで、国民全体が悲観的になってしまっているんじゃないかと私は思っています。 となると、これって日本ならではの民族性なのか?と思っていたのですが、そんなことはなく、実はトレーニングで解消できるものなんです。
楽観的になれるトレーニングとは
楽観主義者についての調査を行ったアメリカの博士が、
「寝る前にその日あったいいことを三つ書き出す。その理由も書く、ということを1週間やる」
というアクションをするだけのプログラムを行ったそうです。
すごく簡単ですよね。
このプログラムを実施した人たちは、すぐ幸福感が高まり、その気持ちが半年くらい続いたと感じたそうです。さらに、プログラムを実施した人のうち6割がこのアクションをプログラム終了後も継続し、幸福感や将来への悲観度合いが減っていったそうです。
ちなみにこれはまとめてやっても意味がなく、毎日やることが大事らしいですよ。
なぜこのアクションが大事なのか?
ネガティブな感情は、嫌なことから生まれると思われがちですが、実はそうではないんです。
我々は、何か出来事があったときにそれを認知し、そこで感情が想起されるという仕組みだそうです。
つまり、「認知」のトレーニングをすることで、ポジティブな捉え方ができるようになる、ということなんですね。私もよく「心のプリズム*1」と称したりします。
何を言いたいかというと、物事の捉え方、見方はトレーニングで変化を起こすことができるんですね。
今年一年どんな風になるのでしょうか。良いことも悪いこともあると思います。
その色んな出来事をどう捉えるか、それがとても大事です。捉え方一つで、もっとポジティブに、明るい方向に変えられるんじゃないかと思います。
今年もみなさんで良いことに気づいて、ハッピーな時にしていければと思います!
*1:心のプリズムについては、以前の朝会でお話ししていますのでこちらもお読みくださいsabawaku.serverworks.co.jp