2025 AWS Community Builders に選出していただきました

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こんにちは。
アプリケーションサービス部、DevOps担当の兼安です。 広島在住です。

この度、光栄なことにAWS Community Builders に選出していただきました。
カテゴリはDataです。
これからもできる限りの情報発信をしていきたいと思います。

今回は選出をきっかけに、ここ1年の自分の活動を振り返ってみたいと思います。

AWS Community Buildersとは

公式ページにAWS Community Buildersの説明があります。

aws.amazon.com

AWS コミュニティビルダーズプログラムは、知識の共有や技術コミュニティとの連携に熱心な AWS 技術愛好家や新興のソートリーダーに、技術リソース、教育、ネットワーキングの機会を提供するプログラムです。

毎年1月ごろに募集があり、選出されると1年間の活動があります。
応募の際は、ブログ投稿、ビデオ、オープンソースへの貢献、プレゼンテーションなどの活動実績を提出します。

ここ1年の活動

2025年1月に応募した時点の私の活動実績を振り返ってみます。

活動内容 回数/本数
サーバーワークス主催ウェビナー登壇 4回
サーバーワークスエンジニアブログ記事数 25本
社外勉強会登壇回数 24回

AWS Community Buildersは、コミュニティ(特にJAWS-UG)の運営に携われる方が選出されるのかなと思っていましたが、私はコミュニティ運営はそこまで関わっていないので、コミュニティを盛り上げたというより、発信の方を評価いただいたのかなと思っています。
登壇やブログで発信する内容は、自分が好きなデータベースやDevOpsの特にCI/CDの話を中心としていました。
発信で意識していたことを箇条書きにすると以下のような感じです。

  • 高度な内容よりも、噛み砕いた内容を提供する
  • 盛り込みすぎない、伝えたいこと以外は削るか分ける
  • 淡々と書く
  • コンスタントに書く

現状、私の業務は一つのプロジェクトや技術に集中するというより、多種多様なプロジェクトマネジメントや技術支援がメインです。
技術に対して総合力で戦うという感じなので、ディープな内容を追い求めるよりも、ライトだけどしっかりと噛み砕いた内容を提供することに力を入れていました。
これによりコンスタントに発信することができた側面があります。

印象に残っている発信

登壇

登壇の中で印象に残っているのは、こちらの2つです。

speakerdeck.com

speakerdeck.com

前者は7月にJAWS-UG岡山で懇親会の中で発表した資料です。
実はこの時、事前にデータベースチューニングの資料を作っていたのですが、あまり満足のいく出来ではなく悩んでいたところ7月の上旬にAWS App Studioのプレビュー版が発表されたのを思い出して急遽作り直した資料です。
何かが降りてきてものすごいスピードでまとめることができました。
結果的にかなり情報を先取りできた資料になったので、印象に残っています。

後者も実は岡山で発表した資料です。
余談ですが中国地方だと岡山が一番コミュニティ活動が活発です。
広島も盛り上げていきたいところです。

後者の発表ではAmazon Cognitoの使い方を述べています。
この時、多くの共感のコメントをいただいて、その後ウェビナーに繋げることができました。
発信のリアクションから確信と次のアイデアを得るという貴重な体験をさせていただきました。

www.serverworks.co.jp

ブログ記事

ブログ記事の方で印象に残っているのは、この2つです。
新しい技術の話をしていないのにも関わらずなかなかのアクセスをいただきました。
ありがとうございます。

blog.serverworks.co.jp

blog.serverworks.co.jp

これらの記事は、こういう記事があったら昔の自分が助かっただろうなと思いながら書いた、「きっと需要があるはずだ」という記事でした。
結果がそこそこ出て、自分の感性が間違っていなかったんだなと感じられて、嬉しかったです。

モチベーション維持の仕方

振り返ってみると我ながら発信の回数がかなり多いと思います。
発信が多いことについて、最近は「どうやってモチベーションを維持しているのか?」という質問をいただくようになりました。
モチベーションについては、単純に私がそこそこ自己顕示欲が強いということもありますが、自分の役割をまっとうする能力を培うのに発信は有効だと思っているのが大きいです。
自分の役割というのは、ベテランとして人に技術を伝えるとか、混み行った課題を解決に導くとか、道なき道を切り開くとか、そういったことです。
これらの役割をまっとうするためには、自分の考えを言語化する能力が必要だと思っています。
言語化能力を鍛えるために発信をしていたら、意外と書ける・意外と話せるなどの発見があって、それでモチベーションを維持することができています。
できていると思っているのは自分だけがもしれませんが、自分のことをちょっとくらい過大評価してもいいのかなと思っています。

来年に向けて

今回、AWS Community Buildersに選出していただいたので、この機会を活かしつつ発信を続けていきたいと思います。
できれば今度は自分だけじゃなくて誰かと一緒とかコラボレーションとかもやってみたいですね。

兼安 聡(執筆記事の一覧)

アプリケーションサービス部 DS3課所属
2025 AWS Community Builder
2025 Japan AWS Top Engineers (AI/ML Data Engineer)
2025 Japan AWS All Certifications Engineers
Certified ScrumMaster
PMP
広島在住です。今日も明日も修行中です。