はい、みなさん、こんにちは。宮澤です。
Boxの画面、アメリカのほうが速い
今回、現地時間の9月25日、10月3-4日にそれぞれ行われる、以下のカンファレンスに参加するため、サーバーワークスから、3名海外出張に行っています。
【onelogin connect 2019】
https://www.onelogin.com/events/connect/connect-sf
【BoxWorks 2019】
https://boxworks.box.com/
今回はBox社のHQ(本社)に訪問させて頂いたので、その様子を紹介します。
BoxHQ
BoxHQは、サンフランシスコから南に行った、レッドウッドシティという場所にあります。 南側に位置しているので、非常に温暖で過ごしやすいです。 また、近くにレッドウッドシティ駅もあるので、車と電車どちらでも行くことができます。
Box 7つのValue
Boxには"7つのvalue"という社員が持つべき価値観があります。 これは、BoxHQのオフィスの中の色々な場所にデザインされています。
- 10X It!
- Make Mom Proud
- Be An Owner. It's Your Company
- Be Candid And Asssume Good Intent
- Bring Your (___) Self To Work Every Day
- Blow Our Customers' Minds
- Take Risks. Fail Fast. GSD.
BoxHQ
1F Lobby, EIC
受付ができる場所は2箇所あり、1つは、エントランスに入ったところ、もう1つはEIC(お客様向け会議エリア)の前になっているようです。 今回は、エントランスに多くの日本人が来訪されていたので、EIC側のものを載せています。 受付は、iPadに表示されているEnvoyを使って行いました。
待合エリアはこんな感じ
おしゃれなBoxオブジェと、お菓子が置かれています。
お客様向けに、ドリンクも用意されています。
また、お客様がつまめるスナックも用意されているようです。
7F Beach
Boxの3階以上のフロアは、フロアごとに異なるテーマが設定されています。 今回は、最初に7階の"Beach"を案内してもらいました。
執務室のテーブルはすべて昇降できるようになっていました。 また、デスクの上は、便利な電源タップが備え付けられています。
複数名で集まってミーティングができるテーブルも用意されています。
壁には、こんなものが。 スター・ウォーズが好きなメンバーが多いみたいですね。
リラックスしながら仕事ができるスペースが各フロアにあり、Beachのテーマに合うデザインになっています。
集中室も用意されています。 Boxは全席固定席となっていて、チームでコラボレーションして業務をすることが重視されていますが、直ちに済ませなければ行けない業務がある場合は、このような部屋を利用して、集中してタスクを済ませるとができるようになっています。
ZenRoomという仮眠して休める場所が各フロアに用意されています。 ※写真を加工して明るくしていますが、本来は暗いです。
各フロアにはパントリースペースがあり、ドリンクや軽食などが用意されています。
パントリースペースにもミーティングができるスペースが。
創業メンバー、4名がデザインされた会議室
フロアの一角には、Boxが上場した際のメモリアルが残されています。
4F Park
次は4階に移動しました。 基本的なレイアウトは同じですが、ここはデザインテーマが"Park"になっています。
リラックスしながら働けるエリアは、文字通り"Park"な空間でした。 モチーフは、ロンドンのBoxオフィスの近くにある公園だそうです。
固定席のデスクには、キャビネットが必ず用意されているのですが、上部が椅子になっており、チームメンバーが隣に来た際もすぐにミーティングなどができるようになっています。
パントリースペースのミーティングスペースにはチェスが置かれていました。
2F LunchBox, BoxBar, IT TechSpace
2Fは社員が利用できる食堂や情報システムを管理しているチームのスペースがあるようです。
食堂には、ドリンクが置かれています。
この缶に入っている飲み物は、一見ビールっぽいですが、水です。 プラスチックごみを減らす事が目的で、飲料水も缶で提供されるようです。
専属のシェフがいて、期間ごとにいろんな文化圏のメニューが提供されているとのこと。 メニュー内容は毎日Slackに投稿される仕組みになっているようです。
サラダやフルーツのコーナー
お肉やパンなどが置いてあるコーナー
トッピングも豊富
食堂の奥には、 BoxBar があります。 社員向けにコーヒーショップを展開していて、コーヒーやラテが無償で注文できます。 出勤途中にスタバなどに寄ってコーヒーを買ってくる時間を削減するという目的もあり、設置されたようです。
奥には"TECH SPACE"というエリアがあり、ここにはシステム管理者の方がいて、端末が調子が悪いときなどに立ち寄って問題を解決してもらえるようです。
その隣には、食堂で使ったトレイや食器を片付ける場所があります。 ここに、"Boxの7つのValue"のメッセージである"make mom proud(母親に恥ずかしくない行動を)"が書かれています。 使い終わったら綺麗に片付けましょうという意図で、当たり前のことをしっかり意識できるように、このようなメッセージが書かれているようです。
まとめ
Boxのオフィスは、従業員がオフィスで"楽しく働ける"、"コラボレーション"できるということを重視して創られていると感じました。 この考えは、CEOの"アーロン・レヴィ"氏の考え方であり、彼の考え方が文化として浸透している会社なんだと感じました。