行き先を自分で選べる社員旅行「サバたび」で伊豆大島に行ってきました

記事タイトルとURLをコピーする

こんにちは!広報のたがみです。今回は約5年ぶりに復活した社内イベントの社員旅行、通称「サバたび」のレポートです!

サバたびとは?

「仲良くなって、個人も幸せになり、お客様にも良いサービスを提供する~社員間のコミュニケーション活性化によるエンゲージメント向上~」を目的とした社員旅行の通称です。
今年の社員旅行はプロデューサー方式というユニークなやり方で約5年ぶりに開催されました。

▽社員旅行の概要についてはこちらもご覧ください! sabawaku.serverworks.co.jp

上記の記事では社員旅行開催の背景をメインに書いているため、今回は私が実際に参加した伊豆大島プランについて、具体的にレポートしてまいります。

旅程

1日目

時刻 内容
5:00 伊豆大島到着
6:00 トレッキング組と動物園&カフェ組へ分かれる
(筆者はトレッキングに参加)
6:30 トレッキング組はホテル*1へ移動、朝食、温泉
8:30~12:00 トレッキング
12:00~15:30 昼食、温泉、宿泊先へ移動
15:30~ チェックイン、自由行動、BBQ準備
18:00 BBQ
20:00~ 自由、就寝

2日目

時刻 内容
~8:00 朝ごはん
10:00 チェックアウト、自由行動
14:30 船場に集合
15:20 ジェット船に乗る
17:00頃 東京到着、解散

0日目:夜行船でいざ出発

伊豆大島へは夜行船に乗って向かいます。集合場所は東京竹芝桟橋。
初めて会う人がたくさんいる緊張と、これから夜行船に乗って行くことへのワクワクで妙な高揚感を覚えます。
全員集まったらまずは自己紹介。弊社はフルリモート勤務が可能なため、北は北海道、南は福岡まで様々な場所から東京に集まっていることが分かりました。
集合写真を撮って、みんなで海を眺めていたら出発時間が近づいてきたので、いよいよ夜行大型客船「さるびあ丸」に乗ります。

これが今から乗る船か~

違ったみたいです こちらが乗る船でした

やけに元気な乗船場の入り口

船に乗った後は、なんと船内で謎解きイベントが開催されていたので、やりたい人でチャレンジ!
チームに分かれて各々頭を悩ませていました。初めて謎解きをチームワークでやりましたが楽しかったです。

謎を解くとイベントオリジナルの御船印がもらえて、あれからずっとお財布のマイナンバーカードと同じところに大事に入れていたはずなのに…失くしました。ショック…

謎解きが終わって気づくと1時。早く寝ないと明日に響くので寝ます。

カーテンで仕切られ個人の空間が確保できる寝室でした。

ワクワクしていて頭が冴え切っていたので普通に全然眠れませんでした!

~消灯~

1日目:全身で大島の自然を感じる

船内アナウンスで目を覚ますと午前5時、伊豆大島に到着。

朝焼けがきれいすぎて早速大感動

まだ薄暗い中、事前情報によると乗りたい接続バスはあっという間に出てしまうようなので、足早にバス停へ急ぎます。
しかし!ここでハプニングが発生。
本来乗る予定だった接続バスが、本当にあっという間に出てしまったので乗れませんでした……… ひとまず次のバスに乗って行けるところまで移動し、さてここから三原山付近までどうやって行くか……

こうして僕らは途方に暮れる

あきらめかけていた時、課長のファインプレーで大型タクシーの手配に成功!(課長はすごい)
ここからは三原山でのトレッキング組と動物園&カフェ組に分かれ、伊豆大島を楽しみます。

トレッキング組は三原山ふもとのホテルになんとか到着しました。霧まみれ

島の花「椿」がモチーフになっていてかわいい

トレッキング組の様子

私はトレッキングに参加しました。トレッキング中は歩きながら色んな話ができました。
所属部署や仕事内容の話を始め、同じ出身地の方との地元トーク、普段から趣味でキャンプや登山をしている方の話など、仕事をしているだけではなかなかできない会話もできました。トレッキング中は自然と隣を歩く人がコロコロ変わったり、増えたり減ったりするので色んな人と交流ができ楽しかったです。どれも他愛のない会話ですが、肩肘の張らない、こういう会話から徐々に親睦は深まっていく気がしました。歩きすぎて1日で3キロくらい痩せた気もしました。

トレッキングの道中。朝は若干曇っていましたが、暑すぎずかえって良かったです。

木が内側に向かって丸くトンネルみたいに生えていて不思議でした

だんだん晴れてきました、景色もよく見えてうれしい!

すっかり太陽が出てきた頃には体力が底をつきそうになっていたので晴れたことを素直に喜べなくなっていました

トレッキングが終わった後はみんなぐったりしていましたが、その様子は載せないでおきます。

動物園&カフェ組の様子

こちらのチームがまず向かったのは大島公園動物園。かわいい生き物たちを眺めます。

リクガメあくび中(左上)、ツル(左下)、至近ロバ(中央)、ワラビー(右上)、ワオキツネザル大集結(右下)

▽ちなみにこの動物園では来園記念に缶バッチをもらえるそうです! oshima-navi.com

トレッキング組がぐったりしている間に、こちらはテントカフェでゆったりくつろぎます。

おいしそうなぶどうのパフェ。なんだかキラッキラですね

こんな感じで各々楽しんだ後は今回泊まる宿に移動し、夕食であるバーベキューの買い出しや準備をしながら周辺を散策します。

この宿が本当に良かったです!(宿のホームページ

巨大プール付き

巨大な雨雲が一気に夕焼けを侵食してきて、感じる自然のパワー

宿の周辺散策中に唐突ゴジラ ゴジラと伊豆大島は縁が深いらしいです。

波浮港

そして夜は待ちに待ったバーベキュー!

多種多様な肉

後半、隠し味にビールを使った焼きそばを作ってもらっておいしかったのですが写真が見つかりませんでした…みなさん写真を撮る間もなく食べてしまったという、おいしいの証ということにしておきます。

ご飯のあとは部屋でくつろいだり、プールの周りでおしゃべりしたり、お酒飲んだり、カードゲームしたり…思い思いに過ごします

やっているのはコヨーテだそうです。

2日目:自由散策

2日目は船の出発時間まで自由行動でした。
サイクリングしたり、カフェに行ったり、景色を楽しんだり、数名ずつに分かれて好きな場所へ足を運びます。

私はまず海に行きました!
伊豆大島の海は火山の影響か海の浅瀬が岩場になっていて、生き物がたくさん潜んでいて面白かったです。

ごつごつの海

初めてカツオノエボシを生で見ました!!カツオノエボシそのものも怖かったですが、一緒に散策していた方が勢い良くカツオノエボシに近づいて行ったことの方が怖かったです

海辺を歩き回った後は伊豆大島の名物「べっこう寿司」もしっかり食べました

移動中のバスから見えたバームクーヘンみたいな地層断面

散策しているとあっという間に帰りの時間に……最後はみんなで集合写真を撮り、船に乗ります。
行きは夜行船でゆっくり向かいましたが帰りはジェット船で約90分ほどで帰宅。

船長?の犬がジェット船に乗りこむ人たちを見送ってくれました

振り返って

楽しかった~だけで終わるわけにはいかないので、社員旅行として目的を果たせていたのか、みなさんの感想をまとめてみます。

貸し切り状態の宿が交流を活発にした

  • 宿はほぼ一棟貸し切り状態(貸し切り予約はしていないけど弊社以外いない状態)で、空き時間に交流がしやすかったです。
  • 部屋の窓からプールや食堂の様子が見え、「皆が遊んでいるから出るか」という雰囲気になり、交流を促進してくれました。
  • 宿が良かったです!部屋が完全に分かれていたので最初はほかの部屋の人とどうやって交流できるかなと思いましたが、プールサイドがうってつけでした。
  • 人数が多い場合は、交流しやすい宿泊場所が望ましいですね。(今回は約20人で行きました)

自然と会話が生まれるアクティビティが多かった

  • トレッキングや温泉など、自然と会話が生まれる行程が良かったです。トレッキング前後で温泉に入れるのはありがたかったです。
  • 地元の人々と交流する機会も得られました。
  • 移動手段として歩くことが多かったため、「ふと横にいる人と話が広がったり盛り上がったりしたので良かったかも。

夜行船や島という非日常的、ワクワク満載シチュエーション

  • 夜行フェリーはワクワク感を増幅させてくれました。朝焼けも楽しめたのが良かったです。
  • 初日の夜行便最高でした。夜の東京湾はなかなかゆっくり見れないですね。

話題の、夜の東京湾

プロデューサーの感想

  • 当初プロデューサーは大変かもと思っていたが、自分の行きたい場所・やりたいことが実現できるので、いち参加者となるよりはプロデューサーのほうが満足度高い気がする。来年以降もさばたび制度をぜひ継続して欲しい。こんな制度は、サーバーワークスならでは感もある。
  • 従来の社員旅行と違って、行き先が全参加者の趣向に近いので、満足度高い・参加者同士の共通点があるところが良かったです。
  • 旅行まではかかった工数と体験が見合うのかかなり懐疑的でしたが、終わった今はぜひまた来年もやりたい気持ちになってます。今回の経験を通じて、もっとラクしつつ楽しめるプランを作れそうです。

コミュニケーション面でも、企画内容も、総じて満足度が非常に高く、目的ももちろん果たせていると思います! プロデューサーのお三方、素敵な旅をありがとうございました~~~

旅行の感想

楽しかった~で終わらせるわけにはいかないと思いつつ、本当に楽しかったです。自分で行きたい場所を選べる制度なので、すすんで楽しめたのもあると思います。本当に楽しかったので、若干引きずりました。
島は小学生の時に地元の島に遊びに行ってから10年以上行っていなかったので、独特の時間の流れ方や空の広さがどこか懐かしい気持ちにもなりました。空に流れる雲や風で揺れる木、海の波形といった自然の動きや、鳥や猫などのびのび生きていそうな動物など、忙しくない情報がたくさん目に入るので気持ちよかったです。
普段生活している周辺にも自然・緑はありますが、2日間という比較的長い時間このような環境に身を置くことは最近なかなか無く、リフレッシュになりました。
遠出ってこんな楽しいんだっけ…?と気づいてこれからは色んなところに旅行してみようと思い立つきっかけにもなりました!
リモートワークで家にこもっていたり、出社の時もいつも同じ経路だったり、必然的に同じ場所にいる時間が多くなりがちな生活で、日々のちょっとした外出だけでなく、一回の遠出も心身のスイッチの切り替えに重要なのかもな~と思いました。

コミュニケーションやモチベーション面で言うと、社内外問わず、そもそも人と実際に会って、且つある程度固まった時間で相手を知るために会話・交流する機会というのは多くはないので、コミュニケーションの活性化という目的にぴったりの企画・時間でした。
「一方的に知っているけど話したことはないな…」「slack上でしか会話したことないな…」という方とお話ししてコミュニケーションが取れて面白かったです。画面上だけでなく、実体が伴うと急にうれしくなりませんか。「そうですよね、本当に、いますよね…!」みたいな…。

プロデューサー制度という名前と大まかな概要だけを聞いたとき、ユニークだなという印象を持っていたのですが、自分で作れる・選べるなど個人に裁量があるほど自然と主体的になり楽しみやすいのではと思い、ユニーク以上に有意義なものだったんだなと感じました。
また、目的の最終地点である「お客様に良いサービスを提供する」という点については、私自身広報として社外への広報だけでなく社内の広報にも携わっているため、社内の方々と交流することがほぼ直接的なモチベーションに繋がったと感じます。

また来期も島プランがあったら…行きたいな…行っちゃうな…と今のところは思っています。
長くなりましたがここまでお読みくださりありがとうございました。

*1:大島温泉ホテル提供の三原山・裏砂漠トレッキングプランに申し込んだため宿泊先は別

田上(執筆記事の一覧)

2021年新卒入社