こんにちは!サバラボ1st運営委員の山﨑です。
今回は、第6回サバラボ1stを見事に突破し、サバラボ2ndへの進出を果たしたチームの岡田さん、木村さん、村上さんに、サバラボ1stの3ヶ月間について振り返りインタビューを行いました!
過去にサバラボ1stを通過したチームへ実施したインタビュー記事はこちら↓↓
まずは、サバラボについて
サバラボは、社員の皆さんの「やってみたい」と会社の「やってみたい」をマッチングし、ビジネスとして実現させるための仕組みです!
- サバラボ1st は社員の皆さんがやってみたいと思うビジネスアイデアを企画、提案することに重きを起き、年2回の頻度でビジネスアイデアコンテストを開催します。
- サバラボ1st では経営陣によるスポンサー審査を採用しており、審査を通過するとサバラボ2nd のフェーズに進みます。
- サバラボ2nd では経営陣とも対話を重ねながらビジネスとして実現させるためにアイデアを昇華させていきます。
サバラボの詳細については、是非以下のブログ記事もご覧ください 。
サバラボ1stを振り返って
山﨑:今回は、第6回サバラボ1stで最終発表を見事通過し、サバラボ2ndへ進出を決めた岡田さん、木村さん、村上さんにインタビューを行います。本日はよろしくお願いします!
3名:よろしくお願いします!
山﨑:まずは第6回サバラボ1stの通過、おめでとうございます!
3名:ありがとうございます!
山﨑:今回通過したアイデアは、元々どなたかが温めていたものだったのでしょうか?
岡田:このメンバーで集まったときに「AIで何かやりたい!」という話になったんです。当初は中途入社メンバー向けのオンボーディングをAIで支援するアイデアを持っていましたが、「より多くの顧客にアプローチするためには?」という観点から3ヶ月間ディスカッションを続けていく中でターゲットをシフトしていきました。
チーム結成の経緯
山﨑:皆さん、それぞれどういうきっかけでチームを組んでエントリーされたんですか?
岡田:私は2021年9月に入社して以来、「サバラボ面白そうだな」と思っていましたが、一歩踏み出す勇気がなかなか出ませんでした。仲間集めが難しかったんです。でも、今回は思い切って同じ部署の木村さんに声をかけたところ、木村さんがエンジニアの村上さんに声をかけてくれて、チームが結成されました。
山﨑:木村さんと村上さんはもともと接点があったんですか?
木村:以前、一緒に案件を進めたとき、村上さんの受け答えが印象的で、信頼できると感じていました。ちょうど生成AIが注目されていたこともあり、「生成AIといえば村上さん!」ということで、ドキドキしながら声をかけたら快く承諾していただきました。
村上:そんなこと、初めて聞きましたよ(笑)
山﨑:村上さんの評価が知らず知らずのうちに爆上がりしていたわけですね(笑)
山﨑:村上さんに関してはサバラボ1stは2回目の参加だと思いますが、1回目の参加と今回の参加で心境の変化(1回目を経験してるから前回よりも気軽にエントリーできたetc)はありましたか?
村上:1回目を経験していたので、だいたいの流れを知っていたというのは確かにありました。私はAI関連サービスが好きで普段から触っているのですが、これを仕事としてやっていきたいという思いがありました。そんなときに木村さんにちょうど声をかけてもらったので「AIをやれるならやるか!」となって参加を決めました。
山﨑:「AIやりたい!」とウズウズしていた良いタイミングで声をかけてもらったんですね
村上:そうですね、生成AIのブログを書いたりはしていましたが、それ以外で挑戦できる場を求めていたという感じです
サバラボ1stでの活動と進め方
山﨑:サバラボ1stの期間中はどのように活動を進めていたのですか?
岡田:週に30分から60分程度、チーム定例会を設け、各自が持ち帰った宿題を壁打ちする形で進めていました。特に1–2ヶ月目は集中してディスカッションし、アイデアの具体化や競合の調査を進め、ある程度形にしていきました。 2ヶ月目には大石社長が参加されるオンサイトイベントでフィードバックをいただく予定があったため、それまでにモックを作ることを目標にしました。村上さんがモックを頑張って作り上げてくれました。
※ オンサイトイベントについては以下のレポート記事も合わせてご覧ください! sabawaku.serverworks.co.jp
山﨑:限られた時間の中で、3ヶ月間の進行は大変だったのでは?
岡田:そうですね。モック開発は全て村上さんにお願いしていましたので、そこについては村上さんにお話いただきたいです。
村上:モック開発の2ヶ月目は確かに大変でした。でも、実は1ヶ月目と3ヶ月目はあまり活動しておらず、モック開発の2ヶ月目だけ集中的に稼働していたので、そこはきつかったですね
山﨑:木村さんと岡田さんが練り上げたアイデアを要件に落とし込み、エンジニアの村上さんがカタチにしていた。まさにチームメンバー内でビジネスサイドと技術サイドで上手く役割分担をしていたんですね。
岡田:そうですね
サバラボに参加して得たもの
山崎:サバラボ1stに参加して良かったと思うことはありますか?
村上:私はメンバーで唯一のエンジニアなので、主にエンジニア向けの話をします。エンジニアの中には得意分野を作りたいという方が結構いらっしゃるんじゃないかと思います。そういった方はサバラボへの参加は良い機会になると思いました。 全社的なイベントなので、全社に向けて自分のアイデアや技術力を披露できるのが良いところだと思います。実際、「村上さん、サバラボでAIについて発表してましたね!」と声をかけてもらうことが増えて、良いセルフブランディングに繋がりました。
山﨑:村上さんはAIに興味を持っていますが、AIに限らず「◯◯な技術を尖らせていきたい!」と考えているエンジニアは、自分の技術を深めつつも社内でのセルフブランディング(自分はこういう技術が得意です!というアピール)になりそうですね!
村上:そうですね。私の前職ではそうだったのですが、新規事業開発って主に経営層向けのものだと思います。でも、サーバーワークスでは全社イベントとして経営層を含めた全社員に発信できるのでセルフブランディングにはもってこいだと思います。
山﨑:たしかにそうですね!では、木村さんはどうですか
木村:既存事業とは異なる新しいアイデアを考え、チームで形にしていく経験ができたことが良かったですね。月次発表会で他チームからフィードバックをもらい、大石社長からもコメントをいただけるなど、トップダウンとボトムアップの視点両方から学びが得られたのは非常に価値がありました。
山﨑:岡田さんはどうでしょうか
岡田:それぞれの得意領域を持ったメンバーがチームとして活動することで、一人ではできないことも実現できることを実感できたのが良かったです。特に今回はモノを作ってくれるエンジニア、ディスカッションをしてアイデアを出していけるメンバーが揃っていました。「やりたい!」という勢いで始めましたが、最初からアイデアが固まっていなくてもサバラボの3ヶ月を通じてチームで協力すれば何とかカタチにしていくことはできると思いました。このように実業務では得ることができない経験(チームでの動き方、進め方)ができたのは良かったです。
苦労したことと学び
山崎:反対に、サバラボ1stの3ヶ月間で苦労したことは何ですか?
岡田:全社イベントとしてもっと注目されている感が欲しかったですね(笑)。それがあればもっとモチベーションも上がったかもしれません。
木村:村上さんのモック開発を手伝えなかったことがもどかしかったです。エンジニア側でモックを作る際にサポートできる仕組みがあれば良かったと思いました。
村上:ビジネス面での提案が難しく、何をどう進めれば良いのか迷うことが多かったです。過去の発表内容を参考にしつつも、キャッチアップには苦労しました。
山崎:ビジネスサイドと技術サイド、お互いに普段触れない分野に挑戦するので難しい部分も多々あったと思いますが、それを乗り越えることで大きな成長に繋がりそうですね
終わりに
岡田さん、木村さん、村上さんの3名は限られた時間の中でそれぞれの得意領域を活かせるような役割分担をし、協力してサバラボ1stを突破したんだなと思いました。 サバラボは、新しいビジネスアイデアに挑戦する場としてだけでなく、エンジニアが技術力をアピールする場としても非常に有意義であり、スキルアップやセルフブランディングにもつながる機会になりうるというのは新しい発見でした! 次のステージであるサバラボ2ndでも、彼らのさらなる成長と活躍に期待が高まります!
今後のサバラボにもぜひご期待ください!
山﨑 翔平 (Shohei Yamasaki) 記事一覧はコチラ
2019/12〜2023/2までクラウドインテグレーション部でお客様のAWS導入支援を行っていました。現在はIE(インターナルエデュケーション)課にて採用周りのお手伝いや新卒/中途オンボーディングの業務をしています。2023 Japan AWS Top Engineers/2023 Japan AWS Ambassadors