外資系IT企業を渡り歩いた私がなぜサーバーワークスを選んだか

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エンタープライズクラウド部 ソリューションセールス課(営業)の吉田です。 この10月にサーバーワークスに Join しました。

そこで、某外資 ERP → 某外資ストレージメーカー → 某外資セキュリティを経て、
なぜ日系企業に戻りサーバーワークスを選んだかを記事にしたいと思います。
※何社か省略しています。

転職前

トラブルや、数字に追われる日々を過ごしながらも、初めてマネージャー職を経験。
部下育成に意気込んでいたが、その一方で短期的な数字のために部下を詰めないといけないというジレンマ。 結果、何人も辞めていく部下……
そろそろ新たなステージに踏み出したい。できればマネージャーは引退し、現場に戻りたいと考えておりました。

職探し方法

次の職探しを始めます。
外資系での転職は今や LinkedIn を使うのが当たり前になっています。(ビジネス版 SNS)

現職の仕事に取り組みながら、常に自身のレジュメを Update し、 キャリアアップのための情報収集をするわけです。

LinkedIn 上で、企業のリクルーターや、エージェントとやり取りします。
すると彼らはこんな魅力的な見出しでメッセージを送ってきます。

Confidential 採用!日本で1人目の営業を募集~
【ヘッドハンティング】Head of Sales 職~
特別スカウト/お力をお借りしたく~

このように期待させるメッセージであっても、

本当に経歴見て送ってきてる?
応募の旨返信をしたが、音沙汰無し。
企業側へのフォローをしてくれない

等は日常茶飯事です。(もちろん熱心なエージェントの方もいらっしゃいます!)

今の転職市場の状況や、どういった業界が活性化しているのか等、情報収集の意味では非常に有効です。

候補の絞り込み

市場調査はほどほどにして、次は馴染みのエージェントや知り合いに
「いいとこない?」
「ここオープンって聞いたけど?」って聞きます。

やはり日頃から情報をくれる、信頼できるエージェントから応募したいですよね。
(ここは営業と一緒ですね。)

また OB・OG とも日頃から情報交換しています。
「誰々さんあそこいったらしいよー」とか
「どこどこのポジションオープンになったらしいよ」とかです。

結果、クラウドセキュリティ企業や、旬なクラウド企業が候補となりました。
※社名は割愛

リクルーターと面談

候補の中からいくつか面談をセットしてもらいました。
まずは選考ではなくカジュアル面談からといった進め方をしていただけます。
ただし、お互いフィーリングを確かめ合うような形ですので、半分選考のようなものです。企業研究、レジュメ準備、スーツ着用は怠りません。
こちらも企業を選考する気持ちで臨みます。
いくつか面談して何か違うなあ。また同じことをするのか……と思い始めた頃、

とあるエージェントから
「外資系企業である必要があるのか?」
「日系企業も最近はリモートワーク、給料もそこそこ追いついてきていますよ。」
と言われ、日系企業も含め検討することにしました。

外資 vs 日系企業

ざっくりとしてますが、下記観点で比較しました。(以下の比較はすべて個人の感想を含みます。)

  • 給料 
  • 働き方
  • 人 / Culture
  • お客様
  • やりがい

給料:外資の勝ち

外資だと、OTE( On-Target Earnings )という考え方があり、OTE のベース/インセンティブの割合が年収を左右する。
OTEに対し、ベースが50%,インセンティブが50%とか、ベースが70%, インセンティブが30% とか。
インセンティブは青天井のところが多い。
Stock 報酬がある。
ほぼ数字が給料に直結する。 etc……

働き方:外資の勝ち

外資だと、コロナを経てリモートワークやハイブリットワークを継続している企業が多い印象。
中には東京以外にオフィスがない企業もある等。 営業だと時間は自由。出社時間も自由が利く。

人 / Culture:どちらともいえない

外資もギラギラしている人はそこまで多くなく、令和になって最近は落ち着いている人が多いかも。
高学歴な人が多い。
帰国子女とか TOEIC 990点とかザラにいる。社内で外国人と普通に喋ってる。
最近はゴルフする人少ない。
外車率は高い(昔ゴルフコンペに参加したときはクラブの駐車場が、ここは外車ディーラーか!?になっていた)。
飲み会はさくっと帰る。お酒を飲めない方も多かったです。
転職が部署移動のような感覚。半年で戻ってくる人も中にはいる。

お客様:どちらともいえない

外資例: 基本的には大手エンタープライズ企業との取引が多い。
転職先でもお世話になったお客様に挨拶に行くことがある。
接待は多くはない(遠慮されるお客様も多い)。
新規顧客が多いイメージ。

やりがい:どちらともいえない

外資例 単一プロダクト系の会社の場合、マーケットを切り開いていく面白さはある。
お客様を説得し、コンペで勝ち取り、契約を獲得。 ただし、日本という小さな国土でのマーケット。エンタープライズ企業の定義を仮に500億以上としたときに、売れ出して3年-5年ほどで、新規アプローチ先が枯渇していくイメージ…
その次は SMB マーケットに広げるか、新製品でカバレッジを増やすのが大体の流れなので、営業個人の数字達成はどんどんしんどくなっていく。
営業 Budget は基本毎年上がり続ける。 年途中で数字達成するとリバジェットもある。

そういやアイツ サーバーワークスだっけ?

日本企業に戻るのもいいかもと思い始め、 「そういやアイツ(新卒の頃からの友人)、サーバーワークスだっけ?昔より楽しそうに働いているなー。 受けてみるか」と思ってホームページを覗いてみたのがきっかけです。
決め手は、前職の企業と同じく、ベンチャー感があるなと感じた点です。

入社後の Gap

まだ入社して数か月ですが、友人から聞いていた話や、採用ページなどに書かれているカルチャー面ともほぼギャップは無いです。
一点驚いたのはオンボーディング時の手厚さ。こんなオジさん営業に非常に手厚くフォローいただけるのは驚きました。

最後に

外資系企業出身の方も、特に違和感なくカルチャーフィットできる職場かなと感じてます。 ぜひカジュアル面談から、お話聞いてみてもらえると嬉しいです。 長文になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

エンタープライズクラウド部の営業です。