【OJTレポート】初心者の私でもAWS構成図を書けました!

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新卒1年目、現在OJTとして営業課に所属している 岡 です。

私は9-10月の2か月間OJTとして営業活動を行っていました。

営業課のOJTでは主に、訪問の同行をしながら、新規のお客様からヒアリング、AWS環境の構成図・お見積もりの作成、契約書の処理などを行っています。

今回は、私が構成図を作成していく中で気づいたことをご紹介していきたいと思います。

AWS構成よくあるパターン

2ヵ月のOJTの中でお客様の構成図を作っていくうちに、よくあるパターンというものが分かってきました。

その名も、ECサイトにおけるAWS移行。

うん、うん、よくある。

どのような内容かというと、オンプレミス上にECサイトを構築しているものをAWSに移行したいということですね。クラウド化の第一歩としては定番です。

高可用性と障害対策を考慮したECサイトのAWS基本構成はこんな感じになります。
(※要件により多少異なります。)

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ALBを経由させて、2台のWebサーバで負荷分散します。WebサーバとDBサーバをそれぞれ複数のAvailability Zoneに配置することでサーバ冗長化となります。

更に外部からのメンテナンスや監視などをしたい場合は、こんな感じ。

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Private Subnetにあるインスタンスは外部からアクセスするルートテーブルを配置していないので、Public Subnetのbastionサーバを経由してインターネット経由で安全にメンテナンスすることが出来ます。

Zabbixサーバを配置して、当社の24時間×365日運用代行サービスを利用していただければサーバのリソース監視、死活監視を行ってくれるので安心です。

他にも開発環境を作りたい場合や、Cloud Watchでログを取りたい場合は、 こんな感じ。

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開発用のインスタンスを別のPrivate Subnetに構築し、Cloud Watchのログの保管場所としてS3を設置しました。

基本をおさえることが大事

基本をおさえれば、やりたいことや条件に応じてインスタンスやサービスを追加していく感じなので、案外シンプルな仕組みです。

構成図はお客様の環境や要件に合わせて作り変えるのですが、振り返ってみると、2ヶ月で一番多かったパターンはこの ECサイトにおけるAWS提案 だったことがわかりました。

入社当初はAWSの知識があまりなく、概念を理解するのがとても大変でした。

そんな私でしたが、営業OJTの経験を通して、多くの商談や提案に関わることで、AWSを実践的に学ぶことが出来たと思います。

AWSには100を超える多くのサービスがあり、まだまだ勉強することがたくさんありますが、お客様に合わせたAWS提案が出来るように、次のOJT先でも継続してより深く勉強していきたいと思っています。