「新卒1年目からフルリモート!?」北海道から感じた "完全在宅" のリアル

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はじめに

最近、「フルリモートで働いています」という人が増えてきましたね!
働き方がどんどん多様化してきているなぁと感じます……

私もその一人で、北海道から東京に本社があるサーバーワークスに新卒入社し、現在はフルリモートで働いています。

こう話すとよく言われるのが、「地方からリモートって実際どうなの?」「困ることないの?」という質問。特に、同じように就職を控えた学生さんや、これからの働き方を考えている人にとっては気になるポイントかもしれません……

このブログでは、新卒1年目の私が、北海道からフルリモートで働いてみて実際に感じたことを、リアルな体験を交えてお話ししていきたいと思います!

自己紹介と働く環境

あらためまして、こんにちは。25卒の松下です。
北海道からフルリモートで働いています。

もともと大学進学のタイミングで北海道に引っ越し、一人暮らしを始めました。
大学院卒業までの6年間を過ごすうちに、すっかりこの土地が気に入ってしまい、「できることなら、就職してもこのまま北海道に住み続けたい!」と思うように。

そして今、ありがたいことにその希望が叶い、東京に本社があるサーバーワークスに入社し、現在も北海道に住みながら働いています。
サーバーワークスではフルリモートOKの体制を整えていて、勤務地は日本全国どこでもOK!
実際、社員の中にも地方在住の人が少なくありません。

今は入社して間もない時期なので、新卒研修としてITの基礎や社内システムの使い方などをオンラインで学んでいる最中です!

遠隔地勤務の "事前に感じていた強み"

北海道から働くことを決めたとき、実はポジティブなイメージの方が強くありました。特に「地方だからこそ感じられるメリット」があるんじゃないかと思っていたんです!

実際に働き始める前に感じていた主な強みは、こんな感じです。

1. 首都圏に比べて家賃が安い

まず最初に思ったのは、生活コストの差
東京で一人暮らしをすると家賃だけで月に10万円近くかかることも珍しくないですが、北海道ではその半額くらいでも十分な物件が見つかります。

これは実質的に「手取りが増えたような感覚」で、かなり大きなメリットです。
浮いた分は趣味や貯金、学び直しにも回せます…!

2. 夏が涼しくて快適

もうひとつは気候の快適さ
北海道の夏は本州ほど暑くならず、湿度も低いので快適に暮らせます。
冬の雪はフルリモートなので関係ありません……!(強がり)

実際に働き始めて感じたこと

実際にリモートワークを始めてみると、「思っていたより快適だな」と感じる部分もあれば、「これはちょっと工夫が必要だな」と思うこともあります。ここでは、特に印象的だったことをいくつか紹介します。

リモートワークのリアル:オンオフの切り替えが難しい

これはリモートワークあるあるかもしれませんが、仕事とプライベートの切り替えが難しいと感じる場面がよくあります。

特に新卒の今は、まだ仕事のリズムや習慣が定まっていないこともあって、業務が始まってもスイッチが入りきらないことも……

現在、部屋の照明の色味(電球色 / 昼光色)を変更したり使用するデバイスを切り替えたりすることで、意識的にスイッチを入れる・切ることを試してみています…!

「北海道から」働いて感じたこと

北海道という"遠隔地"に住んでいて、明確に不便だと感じたことは、今のところほとんどありません!

仕事はすべてオンラインで完結しますし、SlackやMeet、oviceといったツールを使えば、物理的な距離はほとんど感じません。

ただ、季節感の違いでちょっとズレを感じることはあります(笑)。

たとえば、東京の人が「もう桜が散ってしまったよ~」と話している時期、北海道では「まだ桜咲いてないな…」なんてことも。ちょっとした違いだけど、会話の中で「え、今そんな感じなの?」って驚くこともあります。

また、西日本からリモートワークしている方から順に「雨が降ってて洗濯物が…!!」といった話が上がるのは面白いです……(笑)(北から目線)

なぜフルリモートでも問題ないのか

「フルリモートって、やっぱり寂しくない?」「ちゃんと仕事まわるの?」と聞かれることもあるんですが、正直、今のところほとんど困っていません!

なぜ問題なくやれているのか、自分なりに考えてみると大きく3つの理由があります。

1. オンラインコミュニケーションツールが充実している

サーバーワークスでは、Slackoviceといったツールが日常的に活用されています。

Slackではテキストチャットで気軽に相談や雑談ができ、oviceでは仮想オフィスのような空間で、ふらっと話しかけることもできます。
これのおかげで、オフィスにいなくても「誰かとつながってる」という安心感があります。

2. SaaSツールで業務がスムーズに進む

資料共有やスケジュール管理、稟議申請などもすべてSaaSツールで完結しているので、「紙の書類がないとできない」「オフィスにいないとできない」といったことがありません。

働く場所に縛られない仕組みが整っていることで、地方在住だからこそのハンデを感じる瞬間はほとんどなし!です。

3. 新卒研修で"つながり"ができた

これは個人的にすごく大きかったのですが、入社直後から行われている新卒研修では、オンラインながらも長期間のグループワークが組まれていて、同期とたくさんコミュニケーションを取ることができています。

リモートでのスタートでも、「同期」という仲間がすぐ近くにいるような感覚があり、孤独を感じることなく働けています。
人とのつながりがあることって、やっぱり大事だね。

東京への出張時は…

普段は快適なフルリモート生活ですが、たまにある東京への出張では、やっぱり「これはちょっと大変かも…」と思うこともあります。(小声)

1. とにかく移動に時間がかかる

北海道から東京って、距離にすると約800km。飛行機で1時間半程度とはいえ、空港への移動やチェックインの時間を含めると、ほぼ丸1日かかる感覚です。

だから、出張があるときは基本的に前日入り。朝イチからの予定があるときは、特にそうしないと間に合いません。

2. 業務後の帰宅がきつい

出張当日に仕事を終えて、そのまま帰る…というパターンもありますが、正直これがめちゃくちゃしんどい(笑)。

体力的にもハードだし、荷物もあるし、夜遅くに自宅に着くと、翌朝が本当にツラいです。
なので、できれば「出張最終日は午前中だけ勤務」とか、「帰宅日=お休み」みたいなスケジュール配慮があるとありがたいな…と思っています(切実)。

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

「北海道からフルリモートで働く新卒1年目のリアル」、少しでもイメージしてもらえたでしょうか?

正直に言うと、働く前は「本当に大丈夫かな?孤独感とか不便さとか、あるんじゃないかな?」と不安もありました。
でも、実際に働いてみると、意外と何とかなるし、むしろメリットも多いと感じています。

もちろん、地方在住ならではの苦労もゼロではないけれど、
それ以上に「自分の好きな場所で、自分らしく働けている」という感覚が、大きな安心とモチベーションになっています!

これからの時代、働く場所も、働き方も、もっと自由に選べるようになっていくと思います。
その中で、「地方に住みながら働く」という選択肢も、もっと普通のものになっていけばいいなと思います…!

このブログが、同じようにリモート勤務や地方在住での働き方を考えている方の参考になれば嬉しいです!!

松下 圭汰 (記事一覧)

2025年4月入社・新卒研修中

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