【社員インタビュー #009】優秀な人の成長に寄与できるほどの喜びはない | Japan APN Ambassador 2021

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f:id:swx-masayo-kurata:20210916141051p:plain HRマーケティング課の倉田です。

サーバーワークスではたらいているメンバーが

「どんなことをしているのか?」

「どんな思いをもってはたらいているのか?」

そんな部分に焦点を当てながらご紹介していくインタビューです!

全5回にわたり、弊社から選出された 2021 APN Ambassadors と 2021 APN AWS Top Engineers を紹介します。

シリーズ最終回となる今回は、営業部 カスタマーサクセス課の佐竹さんにお話を聞きました。

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【佐竹 陽一(さたけ・よういち)】2014年7月入社。Japan APN Ambassador 2021に選出。クラウドインテグレーション部にてSREエンジニアとしての活躍を経て、今期より営業部へ配属。社内には「佐竹塾」および「佐竹組」と呼ばれる団体が存在するほど、後輩からの圧倒的な信頼と支持を集める。

(インタビュアー:倉田・岡)

AWSの将来を信じて入社

ー今日はよろしくお願いします。これまでのご経歴とサーバーワークスに入社した経緯を教えてください。

佐竹:もともとはエンジニアじゃなくて、前職でERPパッケージの導入コンサルタントを1年半くらい、そのあと社内のQA(※1)をやってからクラウドサーバー構築担当をしました。そこから社内ベンチャーの立ち上げで営業から導入・保守まで、フルスタックで何でもやっていましたね。

前職の頃からサーバーワークスの名前は知っていました。合同説明会の座談会で当時の社員とお会いして、こういう人がいるなら大丈夫だろうと思って、制度と人に魅力を感じて入社しました。

当時はAWSなんて売れていないし、サーバーワークスの会社規模も小さかったし、AWSをやりたいなんて人はほとんどいなかった。 でも僕の中ではAWSの将来性への確信がなぜか2013年くらいからあって。転職したことで給与が下がりましたが、それでもよかった。それぐらいAWSの将来に期待していました。

あとは、技術力を大事にしている会社なんだろうなと思えたのも決め手でした。いくら口で「技術を大事にしている」と言っていても、社員がそう思っていなければ意味がないので。

※1 Quality Assurance:ソフトウェアなどの開発物の品質全体を保証すること、およびその職種。開発中のシステムの品質管理を行う。

お客様との壁をなくしていく喜び

ー現在の業務内容を教えてください。

佐竹:多岐に渡り、何でもやっています。 今担当しているのは大手企業さんがメイン。大きなお客様が離れてしまうと会社にとって損失なので、そうならないようにお客様の満足度を上げ続けて、長く関係を保持するのが使命ですね。お客様から常に連絡が来るような役割です。

そういうのを何社も持って、営業に近いことをエンジニアとしてやっている感じです。そのためにいろいろなことを派生でやってます。大手企業さんとの関係を保持することをサーバーワークスで初めにやったエンジニアはたぶん僕かもしれないですね。

ー仕事の面白さはどんなところですか?

佐竹:お客様と仲良くなったときは楽しいです。

AWSが好きなのはたまたまで、商材は何でもいいんです。AWSの他にも売れる製品があれば、僕はそれでもいいんですよ。「売れている製品」をお客様が使いにくそうにしている時に、作った人と使う人の溝を埋めることをしなきゃと思っていて。

前提として、『良いものを作ったら終わり』っていう考えではなく、『お客様に実際に使って貰えるまでが製品開発』と思っています。そこで製品説明にうつっていくんですが、技術用語に詳しくない営業だと、開発の言っている内容を充分理解したうえでお客様に売り込むことができない状況が現場では起きえます。けど、開発が直接お客様に説明をすることはコミュニケーション能力が課題になり難しい場合も多い。

ここにギャップがあって、そのギャップを埋めるのが僕の役目なんだなと考えているんですよね。ようは、開発よりも話術に秀でていて、営業よりも技術に詳しい人材です。それでいて、お客様とは付き合いが長いので、お客様のこともある程度詳しい。そういう僕のような人材が、製品の機能をお客様の業務に照らし合わせて、わかり易く説明して、そしてすり合わせする。それがとにかく楽しいです。

あるシステムを会社の上層部の人が良さそうだと思って導入しても、実際に使うのは現場の人。現場の人が別にそれを使いたくなかった場合、やらされ仕事になっちゃうんですよ。そういった時にいかに僕が現場の人と仲良くなって、いかにシステムを理解して使ってもらえるか。価値を見出して使ってもらうことが必要なので、お客様との間にある壁を解消していって、少しずつ距離が縮まるのが楽しいです。

自分が慎重な人間なので、押し付けられるのが嫌いなんですよ。だから、お客様に言う時には押し付けにならないようにしています。お客様の意思を汲み取って、これがいいんじゃないですか?というのを出す。

営業として押したほうがいいタイミングもあるんですけど、僕はお客様がAWSを要らないと思っているなら要らないですよと言っちゃう。お客様の立場でありつつ、会社の立場に立ってすり合わせをする、中立にいたくて。結果それが離反であってもいいと思うんですよね。本当にお客様の価値になることはちゃんと提案したい。そういう汲み取りには時間をかけます。

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「クイックレスポンス」が信頼と情報につながる

ー仕事をする上で気をつけていることはありますか?

佐竹:普段の仕事では常に即レスですね。即レスほど信頼を得られるものはないと思っているので、優先度をつけてレスポンスしています。 わからなくてもとにかく早くレスをして、お客様が待っている時間を短くすることを考えています。

相手が今、何をしているかわからない時って「待っている状態」なんです。答えがいきなり出てこなくても、自分の質問がちゃんと受け取られて進行している、もうすぐ回答が来る、と分かるだけでちょっと安心する。だから僕はお客様に「あとで確認します」とか「分かる人に聞いてみますね」っていうのをすぐやりますし、電話もすぐにかけ直すようにしています。それが商売の基本かなと思っています。

前職で、僕のレスが早いから、お客様から担当範囲外のことも聞かれていたことがあったんですよ。お客様はレスが早い人に聞きたいんですよね。聞かれた方も知見が溜まるし、信頼も溜まる。忙しくなりますけどね。

信頼を得て情報が自分のところに集まる、そういう好循環のきっかけが全部クイックレスポンスから始まっていると思っています。自分でそんなスタイルを作ってきました。

泥臭いチャレンジで得る経験値

ー入社してから今までで、大変だったことはありますか?

佐竹:「自分が希望するやり方」と「相手の希望」のミスマッチで初めはけっこう怒られました。

会社としての対顧客のやり方が初めは無くて、そこに苦労しました。サポートに徹したいという自分の仕事のやり方と、お客様が望む積極的な発言やドライブをするカウンターとしての役割をアジャストするのが大変でしたね。会議でもっと話せ、議事録は書かなくていい、というのを何回も言われて。最初の半年くらいはすごく苦労しました。

正解が分からない中でやってみるうちに、経験値が溜まってきてお客様と話せるようになりました。今もその案件で経験値を積んでいるし、いまだに学ぶことが多いですね。

チャレンジは何でもいいからした方がよくて。結果、何かが返ってきて、そこから学ぶじゃないですか。効率が悪いこともありますけど、その経験がどこかで役に立つから。僕はそうやって泥臭く経験値を溜めてきましたね。

ーサーバーワークスの「早く失敗して早く改善する」という文化と重なりますね。

佐竹: 僕からするとそれが当たり前だったので、入社してこの文化に触発されたというより、もともと持っていたものが会社の文化と一致した、という感じでした。

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人として信頼し合える関係性が心地良い

ー会社の好きなところはありますか?

佐竹:部長や取締役などが自分を信頼してくれていて、居心地がいいところですね。

「面倒くさいけど、いい奴」と思われたい。手間がかかるけど、裏表がなくて信頼できる、人としてはいい奴だなと。どの世界でも最後は人間力が自分を助けてくれる砦になると思うので。ただ人に取り入ろうとしたことはなくて、あくまで可愛げのあるレベルでの迷惑をかける、ということをやってきています。

上司/部下という関係性ではなくて、信頼されていることがちゃんと伝わってくる人間関係が今、作れていて。そこまでの時間は長かったです、7年くらいかかったと思うんですけど、お金よりも大事なところだと思うかな。そういう人でありたいと思っているし、自分もそう思われたい。

「風通しが良い」と言うとチープですけど、人間関係の土台が固いんですよね。一番最後は会社や上司が何とかしてくれると思って仕事をしています。

「この取引が失敗したらどうなるか分かってるのか」とか「1人で〇〇億売ってこい」とか言う会社じゃない。それが仕事のしやすさにつながっているんじゃないですかね。チャレンジしやすい、失敗を許容してくれる雰囲気がある。

これからは「いかに優秀な若手を育てるか」

ーこれからやりたいことはありますか?

佐竹:会社全体の給料を上げたいですね。

社内の利益を出す仕組み化をしているんですけど、それってうちの会社の利益になってるんですよね。その利益を僕に戻すのはやめてくれって、大石さん(代表)に言ったんですよ。出た利益はお客様に還元して、それでまたお客様に僕たちの製品を使ってもらう、という良いサイクルを回さないと先につながっていかないから。ただ単に社員の給料に還元すると、そのサイクルは生まれない。

サイクルを回していくと段々と会社も大きくなっていって、利益もそれにつれて大きくなるはずですよね。一時的に給料が増えるというのは望んでいないので、良いサイクルをもっと早く回すことで、サーバーワークス全体の給与を上げていきたいですね。

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ー会社全体というと、佐竹さんは部署を問わず多くの若手社員や後輩から慕われている印象です。

佐竹:僕、勝手に社員のメンターをやってるんですよ。週1回とか月1回、仕事終わりにスタバでしゃべったり。

若い人の1時間と僕の1時間では、若い人の1時間の方が貴重だと思ってるんです。彼らが早く育っていくための踏み台に自分はなっていく必要があると思ってます。

年配の人が若い人に対して偉そうにものを言ってるんじゃ、どうしようもなくて。この後の世代を託せる人がいないことを嘆くんじゃなくて、託せる人を自分で見つけて育てていかないと会社も社会もよくならないと思うんです。それをやりたいので、優秀だなとかもっと見てあげたいなと思う人には声をかけて、その人の価値を増やしたいと思って活動しています。

自分よりも若く優秀な人がいて、その人の成長に寄与できているという以上の喜びはないと思っていて。磨けば光る原石だなという人をきれいに磨きあげるのって、めちゃくちゃ楽しいんですよね。

それを経験させてくれた後輩に感謝するべきだと思ったんです。僕の話をちゃんと聞いてくれる若い人がいるって、恵まれているなと。後輩から「佐竹さんに育ててもらった」と言われるよりは、僕が優秀な人を育てるチャンスを与えてもらったことに感謝するという気持ちが何年か前からあって。

ー社内では後輩や若手メンバーに向けての勉強会もたくさん主催されていますよね。

佐竹:誰かにやれと言われたわけでもなく、自分から勝手に色々な勉強会を企画してます。社内の誰かから相談が来て「じゃあ僕がやりますよ」となったり。

人にものを教えるのが基本的に好きだから、楽しいですよね。お客様にも常に何か教えています。勉強会やブログ(※2)は、もはや趣味です。

レベルの高い人にレベルの高いことを教える勉強会っていっぱいあるんですよ。でもそうじゃない人にも分かるように教えるものって無くて。そこまで咀嚼して教えてあげられるのは僕しかいないんじゃないか、と思ってはじめてみました。仕事でお金をもらってそれができるって、幸せですよね。

だから教えてやってる、という気持ちはない。自分に箔をつける活動・努力はもちろんしてきたけど、それを抜きにして単純に僕の話を聞いてくれる優秀な後輩がいることが嬉しくてやっています。プラクティショナーの勉強会(※3)なんかも自分が楽しんでやっているものだから、やらせてもらってよかった。それぐらい若い人には感謝して話をしています。

「これから俺が作っていくぜ」というよりは、どれだけ優秀な人にバトンをちゃんと渡してあげられるかを考える時期だと思っています。後輩が今の自分の年齢になった時に、絶対に自分より優秀になっている。そういう確信めいたものがある人と話すのは楽しい。これからいかに強い人が育ってくれるか、を意識しています。

※2 当社では技術情報を解説・検証する「エンジニアブログ」や、会社の文化・仕組みを紹介する「サバワク」へのアウトプットが推奨されています。以下のリンクから、佐竹の記事をご覧いただけます。

blog.serverworks.co.jp

※3 佐竹が講師を務めた社内勉強会により、エンジニア職ではないバックオフィスメンバーの多くがAWS認定資格に合格しました。

sabawaku.serverworks.co.jp

今年入社の新卒社員向けに開催した社内勉強会についてはこちらをご覧ください。

sabawaku.serverworks.co.jp

編集後記

私も「佐竹塾」の授業のおかげでAWS認定クラウドプラクティショナーに合格できた1人なので、佐竹さんが教え上手であることは知っていました。確かに「やらされている感」は全くなく、佐竹さん自身が楽しそうに講義をしてくれていたのが印象的です。

そういった活動の裏に「自分が楽しんで話をする、それを聞いてくれる後輩が自分を越えて成長していくことが喜び」という思いがあったとは初めて知り、改めて尊敬の念を抱きました。

会社に所属していると自分自身の成果にフォーカスしがちですが、これからの世代の人たちが成果を出せることに目を向けている人は会社にとっても貴重だなと思います。

佐竹さんが磨き上げた後輩がこれから活躍していく未来を想像すると、とても楽しみです。

◆インタビュー中に「利益を出してお客様に還元する」という話が出てきますが、これに関連する『AWSコスト削減ウェビナー』を佐竹の登壇で開催しています。 www.serverworks.co.jp

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倉田 雅代 【書いた記事はこちら】

総務人事部 HRマーケティング課

採用担当。社内のコミュニケーション促進活動などにもいろいろと首をつっこんでます。