サーバーレス開発エンジニアが入社8ヶ月で挑戦したこと!好きと得意を活かしたキャリア形成

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 こんにちは!サーバーワークス 採用マーケティング担当の鈴木です。

 「社員と会社の関係性をもっと世の中に発信したい!」そんな思いから、サーバーワークスで活躍している中途入社社員を紹介しています。

 第9回目は、前職でモバイルやWebアプリケーションの設計・開発を行っていた木次恭一さんです。インタビュー中は理路整然と話が進みながらも、時おり挟まれるダジャレにほっこりさせていただきました。

「背景が歪んでもいいからフォトショで写真をかっこよく加工して!」とおもしろリクエストをいただきましたが、加工は割愛(笑)

 今回の記事ではそんな木次さんの業務内容について多くのお話を聞くことができました。「サーバーレス開発に興味がある」「サーバーワークスのエンジニアの業務内容が知りたい」という方は1つの参考にしてみてはいかがでしょうか?

トレーニングもサーバーレス開発もおもしろい

 現在、私は3つのプロジェクトを担当しています。業務内容としては、お客様企業のエンジニアに対してトレーニングを行ったり、サーバーレス環境の構築や開発をしています。3つのプロジェクトの内、1つがサーバーレス開発のプロジェクトで2つがトレーニングのプロジェクトです。

サーバーレス環境の構築では、AWS クラウド開発キット(以下:AWS CDK)を使用してTypeScriptでコーディングしています。アプリ開発の技術が関わってくることが多いので、おもしろさを感じながら取り組めています。

トレーニングでは、事例としても公開しているAGCさんのアジャイル開発支援を行っています。iOSアプリをSwiftで作ったり、LambdaをPythonで書いたりと、実際に手を動かすことが多いです。AGCさんのトレーニングは前職でモバイルアプリを作っていたこともあり、スムーズに入ることのできたプロジェクトだと感じています。

 そのほかのトレーニングでは、AWS Amplify + React + GraphQL を使ったサーバーレスアプリの開発支援をしています。

トレーナー業務を始めた当初は苦労しました。そもそも入社前は自分が教える側に立つ業務をするとは全然想像していなかったからです。

人に教えるためには、それなりに準備が必要です。たとえば、トレーニングの際には質問されることが多いので「どういった質問がくるのか」を予想して、事前に整理する必要があります。資料の作成にはかなり時間を割いていますね。

入社当初は想定していなかった業務とはいえ、トレーナーの仕事にはやりがいを感じています。「ありがとう」と感謝の言葉をもらえたり、理解してもらえたりするというのは教えがいがあっていいなと感じています。それから、事前準備のためのコンテンツ作成が自分のためにもなっていますね。

今後もトレーニングとサーバーレス関連の両方の業務をやっていきたいです。

 加えて、今はあまり関わっていない分野ではありますがIoTにも積極的に携わって、知見を深めていきたいとも考えています。というのもIoTはサーバーレスの仕組みの中で相性がよく、今後も需要がどんどん増えていくと思うからです。サーバーワークスでのIoT担当になれるよう頑張っていきたいです。

今年の10月には幕張メッセでIoTについて講演する機会がありました。セッションや講演にも積極的に参加し発信していけたらと思っています。

視野を広げるため人のつながりを大事に

 エンジニアの心構えとして、「変化に柔軟に対応できるエンジニア」であることが大切だと思っています。クラウドと一言で言っても、IaaSからPaaS、LiftからShiftとどんどんレイヤーが上がってきていると思うんですよね。「変化に柔軟に対応できるエンジニア」になるためには、新しいサービスや、既存のサービスのアップデートなど、情報を日々キャッチアップしていく必要があると思っています。

AWS以外にもさまざまな視野を広げる必要があると思っているので、技術だけではなく人とのつながりも大事にしていきたいです。技術のキャッチアップはAWSだけ、人とのつながりは社内だけ、と閉鎖的になるのはあまり良くありません。この先5年後どうなっているのかは誰にもわかりませんが、なるべく柔軟に対応できるようにしていきたいです。

 私の半期の目標のひとつに「社内のエンジニアの教育」を設定しており、定期的にサーバーレス関連の勉強会を実施しています。現在のサーバーワークスは新しい人がどんどん入ってきている状況なので、中途入社の方もうまくオンボーディングしてほしいと思っています。

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AWSの勉強が楽しくて、入社前に認定資格を5つ取得

 現在はトレーニングやサーバーレス開発に携わっていますが、前職ではモバイルやWebアプリの設計・開発を行っていました。

新しいことが好きで、iPhoneが日本で発売されたばかりの頃に自分でアプリを作りたいと思い、iPhoneとMacbookを購入し、Objective-C を独学で勉強してモバイルアプリ開発に没頭していました。2011年あたりからモバイル関連の仕事を自ら探しに行ったりもしました。今でもアプリを作るのは好きです。

モバイルやWebアプリも、はじめのうちはIaaSでサーバーをたてて、RESTでAPI通信することが多かったわけです。それが、だんだんとPaaSやFaaSを利用する流れに変わっていきました。

そのために色々と勉強するのですが、これが楽しくて、だんだんとクラウド側で仕事をしたいという気持ちが高まっていきました。

クラウドをもっと仕事でやりたいという思いが強くなり、AWS認定技術者資格のSolution Architect Associateを取得しました。独学でしたが、楽しかったし、資格を取得するとそれが嬉しくて、気が付くと半年でAWS認定技術者資格を5つ取得していました。

「自分もAWSで仕事ができるのではないか?」と転職を意識したことが2018年の夏頃で、サーバーワークスへの入社は2019年の2月になります。

実際のオフィスを見て、実際に技術者と話すことで見えてくるものがある

 現在、祝日を除く毎週月曜に採用説明会として「サバノミソニ」というイベントを行っているので、興味のある方は気軽に参加してみてください。私自身がそうだったように、実際にオフィスを見て技術者と話すと、いろいろと見えてくるものがあると思います。

私個人としてはサーバーレス関係の業務を多く扱っているので、サーバーレスに興味のある方はぜひ私と一緒に仕事をしましょう!

いかがでしたか?

今月のインタビューはエンジニアの中でもサーバーレス開発に特化した木次さんにお話を聞くことができました。

今回のインタビューを通して、当社が小規模ながらもたくさんのプロジェクト数を維持している理由がエンジニア個人個人それぞれの得意分野を存分に活かすことのできる環境からきているのだと知ることができました。「私はこの分野をもっと極めたい」「この分野が得意」という声に耳を傾ける社風があると感じることができてよかったです!