新卒1年目の過ごし方

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f:id:swx-yamaguchi:20220224174744p:plain こんにちは! 新卒もうすぐ2年目の山口です。

本日は、新卒1年目がどういったことをするのかとその感想を書いていきたいと思います。

タイムスケジュール

実は、1年目の社員はいきなり「はい、あなたここに配属ね!」とはなりません。
1年間をかけて様々な経験を積みファーストキャリアを自ら決定することができます!
以下のように、IT基礎研修→ OJTを経て配属先が決定します。

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  • 4~6月: IT基礎研修

  • 7~翌年2月: OJT

  • 3月~:配属

IT基礎研修

入社してから3か月間、ITの基本的な知識を学習します。
私自身、文系出身で入社したため「ITやるのはいいけど、まず何から手をつけたらいいの?」といった状態だったのですが
この研修を行うことでITで使う基本的な知識は定着したと思います。

自主的な学習

このIT基礎研修は、講師が教壇に立って一方的に授業を行うというスタイルではなく
週毎に与えられたテーマがありそれについて自分たちで調べて、まとめて発表するといった流れでだったので自分で調べて理解するという力もこの研修で培えたと思います。

OJT

IT基礎研修が終了するとOJTが始まります。
1か月半単位で社内の部署を回り、サーバーワークスの業務内容の理解をし、ファーストキャリアを選択する上の材料にします。
OJTでどこの部署を回るかは、個々で決定します。

OJT (サービス開発部):7~8月中旬

私が最初にまわったのは、サービス開発部です。

この部署は、サーバーワークス独自のサービスである「Cloud Automator」の開発を行っている部署です。
Gitって何?という段階から入りましたが、最終的にはコードの修正も行い自分の書いたコードがサービスに反映された瞬間の喜びは忘れられないです。

OJT(テクニカルサポート課):8月中旬~10月初め

次に私がまわったのが、テクニカルサポート課です。

この課では、お客様から寄せられるAWSに関する質問に対して文面で回答しています。
私も実際に、お客様からの問い合わせに対応させていただきました。
AWSの知識が増えたはもちろんなのですが、端的な文章で、わかりやすく、正確な文章を書くことが非常に難しく何度も添削されましたが、日本語を書く力が確実にアップしたと思います。

OJT(CI部SRE課):10月初め~11月中旬

3ターンにまわったのは、CI部SRE課です。

この部署では、サーバーワークスの根幹事業であるAWSリソースの構築や運用といった作業を行ったり作業見学をさせていただきました。
テクニカルサポート課とは違って実際にAWSを触って作業を行うので、AWSのことを全然理解していなかった当時の自分は「勉強しないと、やばい…」と焦りを感じました(笑)
その反面、先輩方にサポートをいただきながら作業を行っていく中で「この仕事おもしろい」と思えるようになりました。

OJT(営業部):11月中旬~12月末

4ターン目に回ったのは、営業部です。

これまでのOJT先は、技術的な要素が強い部署が多かったのですが営業部ではお客様との打ち合わせに参加させていただき議事録を取ったり、会社のサービスを説明させていただいたりしました。

営業部でOJTをしていておもしろいなと思ったのは、人によってやり方が全然違うなと思ったことです。
合理的な提案をガシガシ行う人もいれば、お客様に寄り添って提案を行う人もいます。
しかし、どのやり方が一番正しいというものはなくどれも正しいやり方です。
このように、正解がないものに対して挑戦していくのが営業という仕事の醍醐味なんだなと感じました。

OJT(AS部DS課):1月~2月中旬

5ターン目、最後にまわったのがAS部のDS課です。

略語で何のこっちゃという感じですが、アプリケーションサービス部ディベロップメントサービス課というのが本名になります。
この部署では、CI部のようにインフラ構築を行うのではなくアプリケーションを開発する部署になります。
なので、AWS+プログラミングといったことを経験できます。

OJTで来る前は、「きっとプログラミングに悪戦苦闘するんだろう…(´;ω;`)」という不安を抱いていたのですが 実際にOJTで配属されてみると、プログラミングコードをいきなり書こうとせずにまずは設計をきちんと考えるように言われました。
半信半疑のまま、設計をしその後コードを書いてみると、何をどこに書けばいいのかがわかりミスなくスラスラとコードを書くことができました。
アプリケーション開発において設計という手順は非常に大切だということがよくわかりました。

振り返ってみて

技術的な知識はもちろんですが、どういった流れで仕事をしていてどこまでを支援しているのかという部分を理解することができました。
また、実際に配属されてみることで自分はどういった仕事におもしろさを感じているのかやどういったことをやっていきたいのかがわかり自らのキャリアを考える上でも良い経験となりました。

山口 将 (執筆記事の一覧)

クラウドインテグレーション部

2021年新卒入社