任されるから面白い!若手エンジニアが語るサーバーワークスの魅力!

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サーバーワークスに新卒で入社された高橋大成さんにインタビューを行いました!

クラウドに興味を持ったきっかけは?

 私は情報系の大学に通っていました。三年生の時に、ユビキタスコンピューティングという授業でクラウドの歴史や市場動向のレポートを書く機会がありました。そこで、クラウドについて調査をしていく中で、だんだん将来性がある、ということがわかってきたんですね。その当時はクラウドは黎明期だったのですが、仮想化技術が発展してきて、企業が利用するような基幹業務基盤としても耐えうるようになってきていました。

学生ながら、企業がサーバーを購入し、減価償却費を支払っていくよりも、大きなコンピューターリソースをプールして、使った分だけお金を払う従量課金の方が、コスト的に当然メリットが大きいと感じていました。そういった面から、クラウドという市場に対して将来性を感じ、就活はクラウドを扱う会社に絞って行いましたね。

サーバーワークスを選んだ理由は?

 クラウドを扱う会社の説明会を五~六回受けたのですが、その中できちんと自社のサービスを説明してくれる会社は二社しかなかったんです。結局、選考はその二社を受けました。一社は自社でクラウドを提供している会社で、もう一社はシステムインテグレーションを行っているサーバーワークス。

規模で言えば、サーバーワークスの方が小さかったのですが、面接の際に、僕のことを自然に知ろうとしてくれるインタビュー形式で、緊張せずに話せたんです。ここなら、無理なく働けそうだと感じました。

また、そこそこの規模があった知人の勤め先が倒産するのを目の当たりにしたこともあり、会社に頼らずに、明日会社が潰れても、どこでもやっていけるレベルに成長する必要があると強く意識していました。そのためには若いウチに、仕事を任されて、最初から最後までやり切る経験を重ねることが必要だと思っています。

大手だと、仕事が細かく区切られていて、最初から最後までやりきるということは難しいと思います。逆に小さい会社であれば、任された仕事をやり通すことができます。だから、サーバーワークスを選びました。

現在担当している仕事を教えてください

 クラウドインテグレーション部の技術一課に所属し、主に既存のオンプレ環境をクラウドに移行する案件を行っています。サーバーワークスの営業は設計まで担当するので、技術課としては固まった仕様の構築、それに伴うお客様との調整を行います。ある程度要件が固まっているとはいえ、実際に構築する際には詳細なヒアリングが必要になります。

その際に、お客様が仰ることだけでなく、お客様が本当にやりたいことを確認する能力が必要です。お客様のニーズを引き出し、構築後の運用性を加味しながら技術を取捨選択し、構築する。自分でプロジェクトをマネージし、様々な観点から考えることができます。

最近だとIoT案件などチャレンジングな案件が増えてきましたね。そういう案件だと、要件が固まっておらず、こういうことがしたいというイメージから、トライアンドエラーでお客様と一緒に案件を進めていく、ゴールが決まってない状態からのスタートになります。多くの場合、システムを丸ごと作ることになります。システム作りを通じて、お客様と一緒にビジネスの創出に関わっているので、大変ですが、とても面白いです。

また、技術一課では、半年前からバディ制度を開始しました。二人一組で、なるべく同じ案件に取り組みます。一人がもしも負荷が高くなった場合には、もう一人がカバーするなど、連携して仕事をしています。週一回課長に報告を出し、その際に案件情報がきちんとわかるようになっています。バディ同士お互いの仕事内容がわかるので仕事がしやすいですね。

働いてみて、どうですか?

 仕事の進め方は、基本的に全部任されています。(笑) 問題が発生した場合は、課長がフォローに入りますが、それ以外の場合は課長を通さずに行います。逐一指示されてやるより、自分で試行錯誤してやることで何が成否の要因か、経験を蓄積できていると思います。

最近では、コンスタントに担当プロジェクト数は五、六個あり、実力の伸びに伴い難しい案件に関われる機会が多くなってきました。大変な思いもありますが、何が正解かわからない案件を、お客様と二人三脚でやっていくことは楽しいですね。 いろんな案件があるので、案件ごとに異なった提案をする必要があって、飽きないです。

サーバーワークスの社風について教えて下さい

 合理性を重視する社風がありますね。ツールを使って業務を効率化することが当たり前になっています。

例えば、お客様とのやり取りは、基本的にはメールは使わずプロジェクト管理ツールのBacklogを利用します。これによってメールとは異なり、スムーズにコミュニケーションをとることができます。

サーバーワークスの強みを教えてください

 小回りがきくことですね。現場レベルでどんどん新しい技術を取り込んだり、社内でドッグフーディングをします。 例えば、先日弊社エンジニアがある製品を案件に組み込むため、社内勉強会を開きました。そこでナレッジを共有し、実案件にて必要になれば、都度導入をする、といったことが普段から行われています。

このように、普通の会社に比べトライアンドエラーを素早く繰り返し何がいいもので何が悪いかを選別できるようにしているので、新しいサービスへの対応が早いです。 AWSによって、労働力をてこのようにレバレッジを効かせて、小さい会社でも大きな会社と戦えるようになってきました。クラウドが当たり前になった今は、柔軟に最適を求められる会社が伸びていくと思いますね。

サーバーワークスの魅力は?

 自由なところですね。パフォーマンスを高められるよう、休憩スペースを設けてありますし、ランチタイムも自由です。服装も、サンダルOKです。成果を上げられればうるさいことは言われないので、働きやすい環境だと思います。

また、うちは業務フローが成熟していないので、業務改善も新入社員でも関係なく口出しができます。 例えば私はまだ新卒入社三年目ですが、お客様にサーバー構築後に渡す、仕様をまとめたパラメーターシートがお客様にとって見にくかったため、テンプレートを変更しました。 他にも、経営陣からの経営状況、新しい取組み、振り返りなどを共有される月次報告会というものがあり、その場で気兼ねなく質問できます。私は先日今後の経営戦略を役員に質問しました。

ストレスを感じる事はありますか?

 ほとんどないですね。理由は二つあります。一つは、朝十時出社と、出社時間が早くない事ですね。また、ある一定の職位に達すれば、裁量労働制が適用されるので、出社/退社時間も自由になります。

もう一つは、個人的な理由ですが、単純に仕事が面白いからです。週四十時間仕事をしていても、全然怠いと思わない。 自分でこういう事がやりたいと、提案していける人、指示待ちではなく、自分で前に進んでいける人は、同じように面白いと思えるはずです。声をあげれば基本的になんでもやらせてもらえるので、それを楽しめる人はサーバーワークスに合っていると思います。

最近では、サーバーワークスの社員の魅力を発信する企画として、あるYouTube動画を配信しました。動画はこちら テレビ局顔負けの照明器具(以前同様なイベントの際に経費にて購入された)を使って撮影をしていましたね。何の会社なんだっていう(笑)

どんな人に来ていただきたいと思っていますか?

 業務フローが固まってない未完成な会社なので、こうだったらいいという意見だけじゃなくて、自分で変えていく行動力のある人、最近だとお客様が作りたいものをわかっていないケースが多いので、お客様のニーズをくみ取り、提案できる人が欲しいですね。サーバーワークスではノウハウを、社内で共有し、別の人が同じことをできるようにすること(仕組み化)が、評価基準に挙げられています。

技術的な側面で言えば、アプリケーションに強い人。インフラだけじゃなく、AWS Lambda、Amazon API GatewayなどのCodingが必要なサービスが増えてきたので、そういった方も活躍していただけると思います。

大成さんのキャリアプランを教えてください

 今までのオンプレ環境では、ベンダーがお客様を囲み、ベンダーによってビジネスインフラをコントロールされていました。ベンダーが提供するハードウェアを買い、ベンダーがシステムを構築し、ベンダーが運用保守を行うというビジネスモデルとなっていました。

しかし、クラウドサービスが登場しAWSを使うことによってユーザー企業自身がインフラをコントロールできるようになりました。AWSを利用すれば、インフラ調達にかかる時間はゼロになります。

すると、ITシステムの変革、引いては企業内の組織変革が起こります。ユーザー企業が自分たちでインフラをコントロールできるようになります。したがって、今後SIerはそれ以上の価値を提供できることが必要です。

この流れはすでに始まっています。そこで私はエンジニアとして付加価値をつけるために、AWSをつかってどう組織を変革し、ビジネスを創出していくか、技術だけにこだわりを持つのではなく、ビジネスを含めた視点でコンサルティングができるようになりたいと思っています。

最後に

 今回新卒の鎌田がインタビューさせていただきました。気のいい先輩の意外な一面と、会社の働きかたに理解が深まりました。大成さん、お時間いただきありがとうございました!