こんにちは!仙台在住24卒の萱場(かやば)です。
サーバーワークスに入社してからあっと言う間に約1年が経過しようとしており、あまり実感が湧いておりません。
とは言いつつも、来年度からは後輩と呼ばれる存在ができ色々と教えていく立場になると思うので改めて気を引き締めて頑張っていこうと思います!
今回はこの1年間サーバーワークスの新卒研修を終えた感想を、なんと
「自問自答のインタビュー形式」
でお伝えしていきたいと思います。
このブログは主にこれからサーバーワークスに入社するかもしれない学生さん達に向けたものになるため、 学生さんたちが気になっているであろう情報を自分でひねり出して質問項目にしてみました。
それではさっそく始めていきたいと思います。
- 1年目からリモートワークで働くことが不安なのですが・・・
- IT未経験なのですが、勉強できるような研修内容はありましたか?
- 色々な部署を見て回れたりするんですか?
- AWSについて、どのように勉強しましたか?
- 研修中にAWSを学べる機会はありましたか?
- AWSについて何も知らないのですが、1年間でどれくらい詳しくなれますか?
- おわりに
1年目からリモートワークで働くことが不安なのですが・・・
Q.リモートだと質問しづらそうだし、コミュニケーションがとりづらそうで心配です・・・・。
わかります。私も同じ不安を抱えていました。
が、結論大丈夫でした。
サーバーワークスはSlackというツールを使用してオープンに質問できる場が用意されていたり、 Oviceというバーチャルオフィスで交流できる場があるため、質問しやすい環境は常に用意されている感覚です。
ただ、リモートワークなのでテキストでのやり取りが主流になり、Slack上で質問の要点をまとめる癖がつくまでは文章作成に時間がかかりました。
ですがそれもすぐ慣れたので大丈夫だと思います!
加えて、この1年間はメンター・トレーナー・新卒研修を取りまとめるオーガナイザー・同期など、常に近くに質問できる相手がいたので 分からないことがあったらいつでも聞ける環境だったという点と、会社全体に質問しやすい空気があるということもお伝えしたいです。
ただ、これはリモートワーク関係なしに私の性格上の問題ですが、遠慮しすぎて質問することが申し訳ないと感じてしまうことが多々ありました。 かといって調べずに全部聞くというのは自分のためにもならないですし、相手の時間も奪ってしまうので塩梅が難しいんですよね・・・。
時間をかけすぎても他のタスクに影響が出たりするので、
まず自分で頑張るラインを決めて、そのラインを超えたら割り切って誰かに聞く
といった姿勢が大事だと思います。
↑これは私と同じような性格の人に本当に伝えたいです。仕事をする上での「遠慮のしすぎ」はあまり良くないです。
IT未経験なのですが、勉強できるような研修内容はありましたか?
Q.ITの知識が全然ないので、ちょっと心配です・・・
ありました。
入社して最初の3か月間は「IT基礎研修」という研修内容があり、そこでだいぶ基礎知識を付けることができました。
聞いたことあるだけで意味はわからない・・・というIT用語の意味が、研修終わりには自然と理解できるようになります!
詳しくは同期の石田さん・結城さんが作成してくれたブログをご覧ください。非常にわかりやすいです。
sabawaku.serverworks.co.jp sabawaku.serverworks.co.jp
色々な部署を見て回れたりするんですか?
回れたりしました。
来年度からの新卒研修カリキュラムがどうなるかはわかりませんが、今年はOJTとして3つの部署を1か月半ずつ回ることができました。
私は
アプリケーションサービス部(AS部) 営業
参考: sabawaku.serverworks.co.jpエンタープライズクラウド部(EC部) 製造
主にエンタープライズ企業を対象に、AWSへの移行や構築支援などのプロジェクトを手掛けている部署です。マーケティング部 インサイドセールス
参考:
の3部署を回らせていただきました。
回ってみた感想はというと、
最高でした。
気になる部署について深く知る機会になったので、とても充実した4か月間でした。
OJTの内容はその時期の忙しさや携われる案件によって異なりますが、私の場合は下記を体験しました。
アプリケーションサービス部(AS部) 営業
- お客様とのお打ち合わせ参加+議事録作成
- AmazonConnectについての勉強・社内発表
- 会社概要や提供サービスについての勉強・社内発表
- お客様訪問への同行
エンタープライズクラウド部(EC部) 製造
- AWSでの構築系課題(これが未経験者だと難しくてとても勉強になる)
- 実案件での作業手順書作成
マーケティング部 インサイドセールス
- お客様とのお打ち合わせ参加+議事録作成
- お客様へのアポメール作成
- 会社概要や提供サービスについての勉強・社内発表・打ち合わせでの実践
OJTでは極力、各部署が「新卒の見学」ではなく「部の一員として実践」させようとしてくださるので、 業務の一部を任せてくださったり、部署の方々との交流機会を用意してくださったりします。あの部署気になるな・・・雰囲気知りたいな・・・といった場合には、絶対にOJTで希望した方が良いと思います。
AWSについて、どのように勉強しましたか?
学ぶ方法としては、資格勉強をするか実務から学ぶかの2つだと思います。
資格に関しては、私は「Cloud Practitioner」と「Solutions Architect - Associate」を取得しました。
資格取得のために問題集を解くのですが、そこでリソースの種類・名称や、基本的なルール・適切な運用方法などを学ぶことができます。
資格試験で文字ベースで学ぶことはできますが、文字だけではイメージが湧かず試験に受かるためだけの知識になりがちなので、 根本的な部分を理解するには実際のAWS環境で触ってみることが必要だと感じました。
研修中にAWSを学べる機会はありましたか?
非常にありました。
AWSの講習を受講できたり、OJT中に実案件で使用するリソースについて調べたりすると自然と知識が身についていきます。
3か月間実際の案件(営業~開発まで)の流れを1人で担当する「模擬案件」という研修内容があるのですが、 個人的にはこれが一番の学習機会になったと考えています。
模擬案件では顧客役の方に提案するために、自信をもって説明できるようになるまでサービスについて調べたり、 実際に個人検証環境でリソースを構築して、わからないところやイメージできないところを潰していく必要があります。
やはり手を動かしながら実践してみると、「わかった気になっていたけど全然わかっていなかった」「できると思っていたけどできなかった」という部分が浮き彫りになるので、やってみないと分からないことがあるな・・・と実感しました。加えて、実際に自分で検証することで、お客様に確信を持った回答ができるようにもなると思います。
私はいつも効果抜群!と書かれているダイエットの本を読んだり動画を見たりしますが、全く実践しません。
ダイエット方法の知識だけ付けても、実際にやってみなければ「どんな効果があるのか・そもそも本当に効果があるのか・効果はあるとして、逆にデメリットは何か」など詳しい部分は分かりませんよね。
AWSも同じです。
何事もやってみないと分からないのです。
話が脱線してしまいましたが、つまりはそういうことです。(?)
AWSについて何も知らないのですが、1年間でどれくらい詳しくなれますか?
人それぞれです。
もう個人の頑張り次第だと思います。
私は無理のない範囲で資格勉強をし、OJTや模擬案件に取り組む中で必要になったことを調べてインプットしていく形で学習を進めました。
結果、1年を通して、AWSでよく使用されるサービス(VPC、EC2、S3、ELB、RDSなど)についてはそれなりに理解できるようになりました。
ですが模擬案件を通してまだまだ勉強する必要があると痛感しているので、
来年度からも怠らずに学習を継続したいと思います。
頑張ってください!
ありがとうございます。頑張ります。
おわりに
私の自作自演インタビューはいかがでしたでしょうか。
先述した頑張ってください!を書いている際は、もう自分でも何をしているかわからなくなっていました。
学生だった頃の自分が知りたかったことを書きあげてみましたが、誰かのお役に立てれば幸いです。
萱場 真愛(執筆記事の一覧)
24卒で入社しました。仙台に住んでいます。 動物が好きです。