
こんにちは、社長室の広報チームでOJTをしているわたのです。
今回は、サーバーワークスに根づいている文化について紹介したいと思います。
サーバーワークスにはクラウドで、世界を、もっと、はたらきやすくというビジョンがあります。
このビジョンのもとで、働きやすい環境づくりを重視して取り組んできたことが実際の制度からうかがうことができます。
個々の事情に合わせてフルリモートを選択できる点や、時間・場所に縛られにくい仕組みづくりはその代表的な例です。
働く上での見えない壁を減らし、社員が自然体でパフォーマンスを発揮しやすいよう整えられた働き方を、私たちはクラウドワークスタイルと呼んでいます
私自身、入社して半年あまりですが、これらの制度を実際に使いながら働く中で、ふと気づいたことがあります。それは、単なる働きやすさの提供にとどまらず、挑戦が生まれやすい土壌も意識されているのではないか、ということです。
その文化を象徴する仕組みの一つが、アイデアのインキュベーション制度”サバラボ”です。今回は、この制度を使って自分たちが作りたいものを実際に形にしようと挑んだ社員のみなさんのエピソードを紹介します。
サーバーワークスの文化がどのようにして皆さんの挑戦を応援しているのか、その一端を少しでも感じていただけると嬉しいです。
作りたいという衝動を、カタチにするまで
まずは、サービス開発部の小倉さんのストーリーから紹介します。ところで、新しい事業を考え始める場合は何から手をつけ始めるでしょうか?
例えば市場調査や顧客ニーズからスタートするという手段が考えられます(マーケットインという考え方です)。
一方で、小倉さんは”自分が作りたいから、作る”という純粋な創作意欲を起点にしたアプローチを採用しました。
これは、いわゆるプロダクトアウトを起点にした開発のストーリーです。
彼は”自分自身が欲しいものを作りたい”という熱量を信じ、一人でサバラボへの参加を決めました。自分の頭の中にあるアイデアを練り、熟成させるための戦略でもありました。
しかし、葛藤がつきまといます。作り手の想いだけで走っても、ビジネスとしては成立しないかもしれません。彼はプロトタイプを作る直前まで、本当に悩み抜いたそうです。
技術的な面白さは残したい、でも”事業として広がる可能性”も捨てられない……。そんな試行錯誤を繰り返し、ようやく納得のいく落とし所を見つけ出せたのは、プレゼンのわずか数日前なのだそうです。
後に小倉さんはサバラボでの体験を、作り手が技術選定の裁量を持つことができる点が面白いと語ってくれました。
特に技術選定が面白くできると思うんですよね。社内の業務やお客さんからのお仕事は「このアプリ使って作って」、「この言語で作って」とか「AWSで」「Googleで」とか指定される事が多いと思うんですが、それをゼロベースで自分で判断する経験とか、それまでの失敗が生きるので、どのプログラム言語でもいいよって言われた時に何を基準に自分で選んでサーバーのプロトタイプを作るかっていうのも、すごい経験として、技術スキルとしても伸びるところだと思って、そういう機会としていいですね。
サバラボはエンジニアが自分のスキルを問い直し、さらなる成長を遂げるための腕試しの場でもあるのかもしれません。
「落選」から始まった、大逆転のドラマ
次は、サバラボ史に残るドラマチックな事例、針生さん・中村さん・江利さんチームの挑戦です。
すべての始まりは、あのOpenAIがAPIを公開した日の翌日のことでした。「この新しい技術で、何か面白いことができないか?」。そんな純粋な興味で、3人のエンジニアが集まったのです。
彼らは自信満々でサバラボにエントリーしました。ところが、これが一次審査で落選というまさかの結果だったのです。
後にこのことを"エントリーすれば普通に参加できるくらいの認識でしたのでかなりびっくりしたというのが正直なところです。"と語ってくれました。
しかし、この手痛い失敗こそが、彼らのプロジェクトを本物のビジネスへと変える転機になったのです。
なぜ落ちたのか?彼らが導き出した答えはシンプルでした。それは、”審査員がワクワクしなかったから”。
彼らはこの時の体験を次のように振り返っています。
"「自分たちが伝えたいことは、きちんと伝えないと伝わらない」というのがチームの共通認識"
どんなにすごい技術でも、相手に伝わらなければ意味がない。この当たり前の事実に直面した彼らは、すぐに「再アピール申請」を出しました。
サバラボでは採択されなかったテーマに対しても再アピールの機会を設けています。
そして、彼らは戦略をガラリと変えました。重視したのは徹底的に伝える技術です。
顧客分析を一からやり直し、プレゼンの言葉選び、間の取り方に至るまで磨きをかける。そうして、単なる”機能の説明”を、顧客の心を動かすストーリーへと進化させていったのです。
このような戦略で彼らは最終プレゼンに臨みました。聞いていた社員から「すごい!!」「これ買いたいです!!」という声が溢れるほどの大成功を収めたのです。
プロジェクトを終えた彼らは感想として次のように振り返りました。
このような貴重な体験に、リスクなしで参加できるということはすごいことだと思っています。
失敗すらも糧にして、再挑戦することを会社が後押しする。そんな仕組みがあるからこそ、通常のプロダクト開発の枠を超えた体験が生まれるのだな、と強く感じさせられたエピソードでした。
挑戦を応援する文化の背景
なぜ、サーバーワークスの社員はこれほど自然体で、リスクある挑戦へ踏み出せるのでしょうか?
私はその答えについて、制度そのものというより、それを支える日常のコミュニケーションにある気がしています。
私たちの職場では、驚くほど活発な会話が飛び交っています。誰かが声を上げれば、すぐに誰かが反応する。質問には即座に答えが返ってくるし、「ありがとう」や「了解」といったスタンプが絶え間なく行き交っています。
これは日常会話でいう相槌やうなずきと同じですよね。「自分の言葉を、周りがちゃんと受け止めてくれている」という実感。この些細なフィードバックの積み重ねが、「ここにいていいんだ」「発言しても大丈夫なんだ」という、確かな安心感を育てているのだと思います。
こうして日常的に声を上げることへのハードルが下がっているからこそ、新しいことをやりたいという気持ちも自然に出てくるのだと思います。
つまり、サバラボでの挑戦は、何か特別なイベントではないのです。日々の業務の中に、自分で考えて、自分で変えていくことを当たり前に行うという土壌があるからこそ、自然と芽吹き、花開いた一つの文化なのだと感じています。
みなさんの熱量をお待ちしています
ここまで、サーバーワークス社員の挑戦の舞台裏をご紹介してきました。私たちが大切にしているのは、完成されたスキルだけではなく、「もっとこうしたい」、「新しい価値を作りたい」という、みなさんの中に眠る静かなる熱です。
サーバーワークスには、その熱量に可能性を見出し、背中を押してくれる仲間がいます。
もし、この環境で自分の可能性を試してみたい、あるいは「実際の雰囲気を見てみたい」と感じていただけたなら、嬉しいです。
採用ページはこちらです。 www.serverworks.co.jp
綿野桂人
新卒1年目