こんにちは、まつもとです。
麻薬探知犬は主にシェパードとラブラドールレトリバーの 2 種が担っているそうです。
このブログでは、アメリカに渡航した際に麻薬探知犬につかまったらどうすればいいか、という話をします。
事の発端
この度、AWS re:Invent 2024 に参加するために、成田空港→サンディエゴ空港へ向かいました。
入国審査自体は無事に通過しましたが、その直後に黒くて大きいシェパードが私に近寄ってきました。
普段あまり動物に懐かれない私としては「なんだなんだ、人懐っこいなぁ?」と思っていた矢先、とんでもない唸り声が....。
なんと税関エリアで、麻薬探知犬であるシェパードが私に反応してしまいました。
ポイント
" そこで止まれ。(近くに人がいる場合)その人とは友達か?家族か?どんな関係なのか。" と、麻薬探知犬と一緒にいる警察の方から聞かれました。
" その人は他人です " や " 会社の同僚です " など英語で伝えられるようにしておきましょう。
おそらく身内の場合は一緒に別室に行くことになります。
荷物チェックのため別室へ
その後、税関職員に別室に連れて行かれ、荷物の詳細な検査を受けることになります。
サンディエゴ空港の場合、別室は入国検査場内のすぐのところにあるため、幸い遠いところに連れていかれるということはありませんでした。
別室への移動中、シェパードは今にも噛みついてきそうな雰囲気ですが、ムキムキの警察の方がしっかりとリードを掴んで " Sit !!!!! " と叫んでいるので噛みつかれることはありませんでした。
ポイント
「絶対リード放さんでや、頼むでぇ!(心の声)」と願いつつ、麻薬を持っていない皆さんは焦らず慌てず、素直に指示に従い移動しましょう。
変に抵抗すると本当に噛みつかれるかもしれません。
原因は?
別室は交番のような狭い空間よりは広いところでした。
部屋に入った後、すべての荷物を長机に並べていかなければいけません。
ちなみに荷物を出しているときも真横でずっとシェパードは私に唸り声をあげています。
荷物を1つ1つ取り出していく中で、現金を取り出したタイミングでシェパードの唸り声がピークとなり、警察の方が
" これだね " と一言。
「え?俺の10万円押収される??」と冷や汗をかきましたが、話を聞くと日本出国する前に両替したドル紙幣が新札で、新札の匂いと麻薬の匂いを犬が勘違いしたっぽい。
なるほど~と思いつつ、他に怪しいものはないとのことで無事解放されました。
警察の方は " 勘違いだったね、hahaha~ " と軽い感じでしたが、会社の同僚は先へ進み、私は孤独で犬1匹と警察3人に囲まれる全く笑えない時間でした。
ポイント
荷物を取り出しながら以下のことを聞かれます。
・英語話せるか
・パスポート見せて( ESTA 見せてとは言われなかった)
・何のために入国したか
・どこに行くのか
・現金はどれくらい持ってきているのか
・食べ物、飲み物は入っているか
とりあえず " not good at English " と言っておくと、分かりやすい単語で質問していただけるので最初に言っておきましょう。
最後に
アメリカでムキムキのシェパードに詰められながら所持品チェックなんて滅多に経験できるものではないと思います。
是非こちらの経験を味わいたい人は、新札のドル紙幣を持ち込みましょう!
こちらのブログがどなたかのお役に立てれば幸いです。
まつもととしゆき(執筆記事の一覧)
テクニカルサポート課 2022年新卒入社。英語話せるようになりたい