1年間の研修とキャリアプラン

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はじめまして。新卒でサーバーワークスに入社し、現在1年目の笹木です。

今回は主に新卒で就職活動をされている方向けに、この1年間で僕がサーバーワークスで経験したことについて話したいと思います。

自分のキャリアをイメージできるか

突然ですが、皆さんは自分のキャリアについてどう考えていますか?

これはまだ社会人として生活したことがない人にとっては難しい質問かもしれません。

僕も最初は全くわかりませんでした。

では質問を変えて、「いま自分がしたい仕事はなんですか?」ならどうでしょうか。

これなら、就職活動をされている多くの方は答えられるのではないでしょうか。

「キャリア」というものを考えるにあたって難しいのは、これが「いま」みたいに一時的なものではなく、「これから」のような長期的なものだからだと思います。

次のことがまだ決まってないのに、その先のことまでイメージするなんて簡単なことではありません。

自分の入社時について

実際、自分もほとんどキャリアについてイメージできていませんでした。

漠然と「フルスタックエンジニアのようにどのレイヤーも理解できるようになりたい」みたいな理想があっただけで、具体的にどうしていきたいのかということについてはさっぱり見当もつきませんでした。

そもそも視野も狭く、聞きかじった断片的な情報から適当に考えていただけで、

経験したことのない仕事をキャリアプランに落とし込むなんて出来ませんでした。

正直なところ、学生時代に研究に没頭しインターンすらしたことがなかった自分にとっては想像しづらかったというのが本音です。

1年間の研修のなかで

さて、ここまでキャリアについての話でしたが、

サーバーワークスでは1年間の研修期間が設けられています。そして、この研修の中にはOJT(On-the-Job Training)という、社内の部署で業務を疑似体験するという内容のものがあります。

「配属先を決定するため」であったり、「会社のビジネスプロセスを体感として理解するため」というような目的もありますが、

僕にとってこのOJTの意味が大きかったのは、「自分のキャリアをよりイメージすることができるようになった」という点です。

サーバーワークスのOJTで特徴的なのが、社内のほぼすべての部署から選んでOJTができるということです。これは各種エンジニア部門はもちろん、営業部門であったりさらには社内のバックオフィスまで体験することができるという意味です。

その中で各部門がどのように関係し、ビジネスや会社が成り立っているのかを知ることができます。このような体験は通常なかなかできるものではなく、自分にとってはとても貴重なものでした。

キャリアイメージの変化

さらに、サーバーワークスでは社内転職が可能で多くの社員がこの仕組みを活用しています。

実際に社内では、エンジニアから営業に移ったり人事になったり、さまざまな人がいます。

社内転職の場合は、社内についての知識がある分、社外転職に比べてイニシャルコストがかからないため、比較的行動に移しやすいというメリットがあります。

また、他領域の知識がある分差別化にもなりますし、社内での連携も取りやすくなったりもします。

もともとエンジニア志望だった私は「エンジニア」という狭い視野でしかキャリアをイメージできていませんでしたが、研修を通してほかの領域の仕事にまで自分のキャリアプランの幅を広げることができました。

最後に

僕は「やりたいこと」と「やれること」の違いを認識するのはとても大切なことだと思います。問題なのが「やりたいこと」はどんどん浮かぶけど「やれること」なのかわからず、結局不自由になってしまうことです。

キャリアプランは「やりたいこと」を「やれること」にするために考えるものです。考えてみると、「やれること」が意外と多いことに気付けたり、逆に「こんなことやりたいと考えもしなかったけど、やれるならやってみたい」となるようなこともあります。

この機会にぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか。