カスタマーサクセス部 佐竹です。
普段は「エンジニアブログ」で AWS の技術に関するブログを書いております。
はじめに
お久しぶりです。「前回の記事」から約3か月ぶりのサバワクブログになります。今回は、以下の3つの発表/表彰にフォーカスした記事となります。
- 2022 Japan AWS Partner Ambassador
- 2022 APN AWS Top Engineer
- 2022 APN ALL AWS Certifications Engineer
リセラー/パートナーに入社した後に、AWSのクラウドエンジニアとしての市場価値を向上させるには重要な指標かと思いますので、業界で活躍したい!と考えている方の参考になれば幸いです。
各表彰について
先に記載した3つの発表及び表彰は、APN というネットワーク(グループとも言えます)で展開されているものです。この APN というのは AWS Partner Network の頭文字を取った略称です。
そしてこのネットワークは、150か国以上に存在する10万の AWS パートナーが登録されている巨大なグローバルコミュニティで、AWS をエンドユーザ様に様々な形で提供するため、日々尽力している企業が所属しています。
弊社も本 APN へと参加しており、コンサルティングパートナーにおいて最上位ティアであるAWSプレミアコンサルティングパートナーと認定されております。
そして、この APN に所属する各企業の従業員が、1年に1度 AWS Japan から「表彰」を受けるのですが、それが先の3つの表彰となります。これら3つの表彰とサーバーワークスの受賞状況について、それぞれご説明したいと思います。
応募のための前提条件
なお各表彰制度への応募の条件は、以下の公式ブログにまとまっています。
2022 Japan AWS Partner Ambassador
以前も本ブログでご紹介しましたアンバサダーですが、先にご紹介しました「APN」の中から、アンバサダー=大使・広告塔としての「技術的な専門家」を毎年 AWS がグローバルで選出しています。それが「APN Ambassador Program」です。アンバサダーとして認定されるためには、技術ブログの記載やウェビナー(セミナー)登壇、紙面での記事掲載や講演などを行い、AWS 業界をパートナーの代表として広告塔たる役割をしてきた日々の実績が必要となります。
認定されるためには、その他に「複数の AWS 認定資格を持っている必要」があり、加えて「AWS に関する詳細な知識も持っている」と AWS 側に認識されている必要があります。そして、APN Ambassador は各パートナー(会社)から最大2名の選出になります。
注意点としては、2022年度から「AWS Partner Ambassador」は「APN AWS Top Engineer」の上位に位置づけることになり、「APN AWS Top Engineer」に選出された方から「AWS Partner Ambassador」が選定されるという点です。
2022 Japan AWS Partner Ambassadors は 37 名が選出されました。そのうちの2名が、サーバーワークスから選出されております。
私、佐竹は2022年度も前年度に引き続き、Japan AWS Partner Ambassador として活動させて頂きます!
加えて、杉村に代わり、福島が2人目のサーバーワークス Japan AWS Partner Ambassador となりました!福島の社員インタビューも合わせてご覧ください。
ついでにですが、私のインタビュー記事は以下となります。
2022 APN AWS Top Engineer
「APN AWS Top Engineer Program」は、APN に所属する AWS エンジニアを対象にした日本独自の表彰プログラムで、2022年度より以下の3つのカテゴリーに分類されるようになりました。
- APN AWS Top Engineers(Service) ※Consulting から Service へ名称変更
- APN AWS Top Engineers(ISV/SaaS)
- APN AWS Top Engineers(Networking / Analytics / ML / Security / Database)
「APN AWS Top Engineer」に選出された方から「AWS Partner Ambassador」が選定される、という取り決めから、2022 Japan AWS Partner Ambassadors の全員が「APN AWS Top Engineers」として表彰されております。そのため、我々2名も表彰して頂くことになりました。
募集のための前提条件としては、特定の AWS 認定資格を持ち、会社を超えてパブリックに技術力を発揮した活動を行っている方が対象で、その応募者の中から AWS Japan により選定が行われます。AWS Partner Ambassadors には最大2名の人数制限がありますが、AWS Top Engineer にはその制限がありません。
残念ながら、今回サーバーワークスからの受賞者が他に出なかったのですが、来年は戦略的に受賞を狙っていきたいと今から考えております。
上記2つの発表について以下の公式ブログも合わせてご覧ください。
2022 APN ALL AWS Certifications Engineer
こちらも日本独自の表彰プログラムとなります。下記11種の認定資格を2022年3月31日までにすべて保持し、審査期間である 2022年5月25日まですべてが有効となっている方で、さらに「2022 APN ALL AWS Certifications Engineers」へ応募した方が対象です。
- AWS Certified Cloud Practitioner
- AWS Certified Solutions Architect – Associate
- AWS Certified SysOps Administrator – Associate
- AWS Certified Developer – Associate
- AWS Certified Solutions Architect – Professional
- AWS Certified DevOps Engineer – Professional
- AWS Certified Security – Specialty
- AWS Certified Database – Specialty
- AWS Certified Machine Learning – Specialty
- AWS Certified Advanced Networking – Specialty
- AWS Certified Data Analytics – Specialty
今年発表された SAP on AWS – Specialty が含まれていませんでしたので、本表彰に必要な認定資格の総数は「11」となりました。
よく質問されるのですが、応募しないと表彰されない点に注意してください。全ての資格を保持していても、2022 APN ALL AWS Certifications Engineers へと応募されなかった方は対象外となります。
今年からは「APN AWS Top Engineers」から分離されており、以下のブログで発表されております。
本表彰は合計340名となっており、一気に人数が増えましたね。去年と比較すると必要な資格数が減少したことも理由の1つかもしれません。
サーバーワークスからは、私と福島を含めた11名が選出されました。
最後に
最後に、弊社の告知ページをご紹介して終わりにしたいと思います。
これらの表彰を受けたメンバーが存在することでサーバーワークスの存在感が増すとともに、バイネームで掲載されることでやはり市場価値へのインパクトも大きいものと想定されます。
2023年は先に記載しました通り、APN AWS Top Engineer の人数を計画的に増やしていきたいと考えていますため、APN ALL AWS Certifications Engineer 含めてより強く社内教育に力を入れていければと考えています!
それでは、またお会いしましょう。
佐竹 陽一 (Yoichi Satake) サバワクブログの記事一覧はコチラ
マネージドサービス部所属。AWS資格全冠。2010年1月からAWSを利用してきています。2021-2022 AWS Ambassadors/2023 Japan AWS Top Engineers/2020-2023 All Certifications Engineers。AWSのコスト削減、最適化を得意としています。