こんにちは! HRマーケティング課のおかです。
このインタビューはサーバーワークスではたらいているメンバーが
「どんなことをしているのか?」
「どんな思いをもってはたらいているのか?」
そんな部分に焦点を当てながらご紹介していくインタビュー連載です。
第4回目となる今回は、クラウドインテグレーション部の水垣 岳志さんにお話を聞いてきました!
【水垣 岳志(みずがき たけし)】2019年8月入社。SIerで19年のキャリアを持ち、アプリケーション開発に従事。顧客からの要求を具体化するべく、常駐による開発や自社サービスの開発など様々な経歴を持ち、現在ではAWSのインフラ構築やアプリケーション開発も行うマルチな才能を持つエンジニアです。
- サーバーワークスとの出会いは大石さんのプレゼン
- どこで働くかよりも、どんな人と働くか
- お客様に提供できる価値がどんどん上っていく
- 働くのが楽しいのは、まだまだ成長できることに気付けたから
- 会社のビジョンを自分事としてとらえ続けられる文化
- 縁の下の力持ちになっていきたい
- 「はたらく」ということを見つめなおせる場
- 編集後記
- 様々な職種を絶賛募集中です
- サーバーワークスが気になった方は
インタビュー動画を公開しました!(2021年9月27日 追記)
サーバーワークスとの出会いは大石さんのプレゼン
ー今日はよろしくお願いします!早速ですが水垣さんがサーバーワークスに興味を持ったきっかけはどのようなものだったんでしょうか
2013年か2014年くらいのデベロッパーズサミットという技術者のカンファレンスに参加したときに、たまたま大石さんのプレゼンを聞いたのが一番最初にサーバーワークスと出会ったきっかけですね。
その頃はAWSに関わっていたわけではなかったので、正直なところ内容は全然覚えていないです。 でも、大石さんのプレゼンの流暢さがすごく印象的だったのを覚えています。切腹から始まるあのプレゼンですね(笑)
その後に、前職でYambda(※1)に似ている開発をしてた時に永田さんが書いたブログやYambdaの関連記事にたどりついて、そこから本格的にサーバーワークスを意識し始めた感じですね。
自分たちが効率よくやるために自分たちでツールを開発するという姿勢や、どのように開発しているかをオープンにして、どんどん外に発信している姿勢がいいなと思いました。
※1 Yambda:サーバーワークス内製の CloudFormation を簡単に使うためのツールのこと。
どこで働くかよりも、どんな人と働くか
ーAWSを扱っている企業がたくさんある中でサーバーワークスに入社を決めた決め手というものはあるのでしょうか
大きく言うと3つあります。
1つ目は、AWSのど真ん中にいられる会社というのが1番大きいですね。
2つ目は、掲げているビジョンがはっきりしていて、何を目指しているのかがすごくわかりやすかったところですね。 「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」というビジョンなので、何をしている会社なのか、どこ目指しているのかがわかりやすかったです。 お客様だけじゃなくて自分たちも「もっとはたらきやすく」に含まれることで、自分事としてとらえられるような仕事なんじゃないかと思いました。 ここが一番大きな決め手かなと思います。
3つ目は、採用面接や説明会で、社員同士が役職にかかわらず、皆さんフラットに会話されていたところですね。
面接を受けに行った時も「役職は上下関係ではなく、役割の1つ」という考え方を結構おっしゃっていて、実際に「面接官が面接をする」というよりも「お互いを知ろう」という会話をしてくれたことが印象的で、入社したいなぁ、と撃ち抜かれた感じですかね(笑)
ーなるほど、ではどちらかというと業務内容というより人柄、社風、ビジョンにより魅力を感じられたというような感じでしょうか
業務内容は「AWSをやりたい」ということがベースにあったので、そのうえで人柄や社風の面に惹かれましたね。
面接のときにすごく印象的だったのが、技術部長の千葉さんに「仕事をしていくうえでどんなところが楽しいですか」と質問をさせてもらったときに、 「大石さん(社長)と働くのが楽しいから、俺はここで働いている」とズバっと言い切っていたのですごいと思ったんですね。
自分自身も、どこで働くかよりも、どんな人と働くかがすごく大事だと思っているので、迷いなく言い切っている人がいるということは「これはすごいな」と思いました。 ここが本当の決め手というか、「ああ~!」と感銘を受けたところですね。
ー水垣さんはサバノミソニ(※2)などに以前参加されたことはありますか?
僕はその時に実施されていた「中途採用説明会」に一回行っただけだったんですよね。
当時採用担当だった松本さんから、Wantedly経由で「遊びに来ませんか?」みたいな連絡をもらって、そのころはちょうど先ほど話したYambdaの話でサーバーワークスを意識していたころだったので、とびついた感じでした。
なのできっかけをくれた松本さんには感謝しています(笑)
※2 サバノミソニ:中途の説明会
お客様に提供できる価値がどんどん上っていく
ー現在の業務内容を教えてください。
いま、僕はインフラ構築をするよりもサーバレスだとか、そういうものを利用してプログラムを作ることがメインで行っている課に所属しています。 なのでプログラム寄りの業務をすることもあるんですが、それだけに限らず、インテグレーション部門の人達と一緒になってAWSの構築支援などもやっていますね。
あとは、直接お客様向けではなないのですが、社内のシステム開発ということもしています。 課のなかでチームを作って、pieCe(※3)を利用しているお客様が使う、MSPコンソールというWebシステムを作っています。 社内での業務を減らしたり、お客様がもっと自由にスピードを持って使っていただけるような仕組みを持ったシステムなのですが、こういったものも作っています。
※3 pieCe:AWS請求代行サービスのこと。以下リンクより詳細ご確認いただけます。
ー仕事のおもしろさはどんなところですか?
面白さを感じるところは、自分の知らないことを身に付けられる、できるようになることですね。 それとともに、お客さんに還元ができて喜んでもらえたらすごく嬉しいな面白いなというのはありますね。
やっぱり自分が成長していくと、お客様に提供できる価値がどんどん上がるので、それがうまく発揮できた時が一番面白いですよね。
ー成長できたなと実感できるときはどんな時ですか?
AWSをよく知らなくて、どうしたらもっと効率的に管理できるかなと迷ったりしているお客様に自分が勉強した内容を提案できるときですね。
あとは、社内でWebシステムを開発して行くときに、今までの経験を生かしてスキルを役立てられると嬉しいですね。
ーお客様からフィードバックをいただくこともあるんですか?
案件が終わった後に、毎回お客様にアンケートをお願いしていて、スピードや対応の面で「非常に満足しました」と言ってもらえた時はやはり嬉しいですね。
働くのが楽しいのは、まだまだ成長できることに気付けたから
ー仕事をするうえで大切にしていることを教えてください
仕事をするうえで大切にしていることは3つあります。
1つ目は、「感謝」を意識することです。 一緒に仕事をするメンバーやお客様に対して、感謝の気持ちを忘れずに仕事をしていくようにしています。
社内では、凄腕のエンジニアの方たちと仕事ができるので学ぶことが多いです。 そして、その中で自分の能力も出していけるので他のメンバーに喜んでいただけたりします。 社内でも感謝の文化があるのでそこは大事にしています。
サーバーワークスの感謝の文化についてはこちらから、お読みいただけます。 sabawaku.serverworks.co.jp
2つ目は、「丁寧さ」ですね。 やっぱり「やっつけでやらない」というところは大事ですね。 丁寧さの加減やバランスは行き過ぎてしまったり難しいですけど、気を付けていますね。
3つ目は、「まだまだ成長」です。 最近思うようになってきたんですけど、「まだまだ成長していこう」というのを忘れないでいようと思っています。 「仕事するうえで、大切にしていかないといけないな」と思うようになってきています。
前職に18~19年いてからの初めての転職でサーバーワークスだったんですが、今まででは「自分は〇〇ができる!」というような自分を証明するのに明け暮れてたなと最近気づきました。 「そうじゃないな、まだまだ成長できる」と思ったら、より仕事が楽しくなってきました。 以前はこれは出来て当たり前、とか自分の能力や役割など、自分の中で枠を作ってしまっていましたね。
ー前職が新卒で入社してから長かったということでしたが転職は勇気いりませんでしたか?
たしかに転職は勇気がいったと思います。後から思えば驚きでした。 すごく悩んだなどはなくて、なんか転職してしまいました(笑)
20年近くいると自分のポジションが確立できてきて、その先も見据えることが出来たんですけど、転職しました。 移りたいと思うくらいサーバーワークスは魅力的だったんだとおもいます。 あと、僕は割と慎重なほうなんですけど、家族が背中を押してくれるタイプだったのでそこはとても助かりましたね。
サーバーワークスみたいな会社だとキャリアを一つの会社で積み上げるのではなくて、自分のなりたい方向にどんどん会社や職種を変えていく人が多いとおもいます。 自分も成長していきたいという考え方でどんどん変わっていくと思います。
会社のビジョンを自分事としてとらえ続けられる文化
ーサーバーワークスのいいところ、好きなところを教えてください。
3つあります。
1つ目は選択肢があるところですね。どこで働くか、何を使って働くか、何をするか、を選べることは衝撃的でした。
どこで働くかは、このようなコロナ渦になる以前からリモートワークを選択できて生産性を上げるためにどんな働き方がいいか自分で選択できました。
何を使って働くかは、BYOD(Bring Your Own Device)という制度があって、支給されたものだけを使って働くのではなく、自分が使いやすいパソコンを選ぶことができる制度ですね。 今までは支給されるのはWindows一択だったりしたんですけど、ずっと使っていたのはMacだったので「Macのほうが生産性があがるな」と思っていて、入社するときに「自分の好きなマシン使っていいよ~」と言われてテンションが上がりましたね(笑)
何をするかは、案件の情報がエンジニアにオープンにされていて、どの案件をやりたいかを皆さんが手を挙げて選択できることは衝撃的でした。
2つ目は明文化されてるところですね。 カルチャー、考え方、手順、制度などがちゃんと文章として残っていることには入社して衝撃を受けました。 入社前はベンチャーチックな会社なのかなと思っていて、属人性だったり暗黙の制度とかが多いのかと思って入社したのですが、実際に入社したらコンフルエンズやBOX、backlogなど、いろいろなツールを使って今までの経緯や知識だったり何かするための申請の手順などがしっかり残っている。 なおかつ、自分たちも編集していける。情報が古ければその場で修正できるので「これはすごいな」と思いましたね。 中途で入ると会社になじむとか、どうすればいいのかが大事だったりするので、ここがはっきりしているととても助かりました。 これを言い出してくれたという小室さんという方には感謝しています。
3つ目はビジョンを繰り返し語ってくれるところですね。 会社って、放っておくと遠い存在になってしまうといいますか、会社には所属しているんですけど形だけの存在になってしまい、仕事しているという形になりがちだと思います。 サーバーワークスでは役員陣が繰り返し熱くビジョンを語ってくれるので、会社として今後こうゆうことをやっていきたいのか、こんな方向性に行きたいのかなど自分でも再確認できますね。 自分もそこに共感して入社しているので、会社が遠い存在にならないように常に意識することができます。 毎週月曜の全社朝会で毎回社長の大石さんが話す時間があって、毎回話される大石さんはかなり大変だとは思うんですけど、毎週あの時間があるのはサーバーワークスの1つの強みかなと思いますね。すごくいいと思います。 それも訓示っぽくなくて、こういうことを思っているとか、結構カジュアルに話してくれますね。 トップがこのように話してくれるのは、サーバーワークスのすごくいいところかなと思っています。
ーサーバーワークスの直した方がいいところはありますか?
あまりぱっと出てこなくてけっこう真剣に悩みました(笑)
クラウドインテグレーション部だけのものかもしれないのですが、チームとしての力が弱めかもしれないですね。 会社全体で言うと他部署と連携したりするので強いチームだと思うんですけど、案件をやるチーム単位でのワークとしてはちょっと弱いのかなって思います。 先ほど話した通りで、案件ごとに手をあげてチームができるので、その結果、毎回個人個人の集まりになってしまい、同じチームでいくつも案件をやる感じではないので、個々の能力が重要というところがありますね。なのでチームまたはユニットとして成長していくみたいなところがないのは寂しいところなのかなと思っています。 逆にほかの部、例えばSRE(※4)とかは固定メンバーで案件をこなすので経験の浅い方に師匠みたいな人がついてどんどん成長していけるというのは強いのかなと思います。
※4 SRE:
縁の下の力持ちになっていきたい
ーリモートワークになったことで、自由に使える時間は増えましたか?その場合、どんなことに時間を使っていますか?
時間は増えましたね。嬉しかったのは落ち着いて学習する時間が取れることです。 以前は通勤途中や帰りも疲れ果てていたので、帰宅後とかも落ち着いて勉強するのは難しかったりしたんですけど、今は時間をしっかりとれるようになりました。
あとは、子供が2人いるので、日常生活を大事にできるようになったことは非常にありがたいですね。 家事の分担ができるようになったりとか、おちついて子供の送り迎えがで切るようになったところですかね。在宅でずっと家にいるので晩ごはんを家族で食べられるのもうれしいです。
ー先ほど勉強時間が取れるようになったとおっしゃってましたが、どのようなことを勉強されているんですか?
AWSの資格を取ろうと勉強はしているが、なかなか難しいですね。波があったりします。 今までプログラムを組むことはしていましたが、きちんと学習するよりは「現場でその都度」という感じだったので一から体系的に勉強できるのはうれしいですね。 勉強し始めて「もっとうまく書ける」など、勉強したことを業務に生かせるのは嬉しかったですね。 現場で必要に迫られて一気にやるのと、一歩引いてもう一回基礎的な部分をゆっくり見れるというのは「全然違うな」と思いますね。
ーこれからやってみたいことがあれば教えてください。
入社するときににっかけになったビジョンである「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」に沿って、「自分たちを、もっと、はたらやすく」を進めていきたいなと思っています。 仕組みやツールなどを考えて、さらに大きくしていきたいですね。 どちらかと言うと、「ものを作って終わり」ではなくて「何がいいか、どう使うか、何を変えていけばいいか」を考えて作って回していけるようになりたいです。 自分が縁の下で支えることで、みんなが喜んでくれるのが自分のモチベーションにつながるので、そうなっていきたいです。
「はたらく」ということを見つめなおせる場
ー水垣さんにとってサーバーワークスとは何ですか?
サーバーワークスは僕にとって「はたらく」ということを見つけたり、見直したり、楽しめる場所かなと思っています。 先ほども少し話に出ましたが、新卒でIT業界に入って今は20年くらい経ったけど、前職と比べて同じ業種でも全く違う働き方をしているので、もう一度「はたらく」ということを見つめなおせる場だと思います。 やはり、慣れたことをやり続けているわけではないので苦しむこともあるけど、ただそれが苦しいだけで終わるのではなく、楽しんでる自分もいるのが入社してから分かりましたね。 一人じゃ得られないような情報や経験がすごくあるので、一人じゃできない成長ができます。
編集後記
水垣さんのお話を聞いていて、「まだまだ成長ができるって気づいたら働くのが楽しくなった」という言葉がとても素敵だなと思いました。
年齢や立場を考えて、自分は「ここまでできていないとダメ」や「これができていないからダメ」などと、自分で自分に制限をかけてしまうことは仕事以外にもたくさんあると思います。
サーバーワークスでは、年齢や役職に関係なく知らないことを知っている人に聞いたり、勉強されている方が多いと感じていました。 ここはサーバーワークスの叱責しない文化にも通じるところかなと思います。 この文化があるのも心理的安全性を保って、皆さんが生産性の高いパフォーマンスを発揮できる環境を突き詰めているからですね。
ぜひ水垣さんには今後も様々なことにチャレンジして、楽しみながら成長し続けてほしいです!
(インタビュアー:倉田・岡)
様々な職種を絶賛募集中です
サーバーワークスが気になった方は
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