【社員インタビュー#001】「人を育てられない会社に未来はない」が持論。ユーザー企業を経験したエンジニアが語る、"サーバーワークスのカルチャー"

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こんにちは! HRマーケティング課の倉田です。

サーバーワークスではたらいているメンバーが

「どんなことをしているのか?」

「どんな思いをもってはたらいているのか?」

そんな部分に焦点を当てながらご紹介していく連載をスタートします!

第1回目の今回は、クラウドインテグレーション部の齋藤英樹さんにお話を聞いてきました。 【齋藤 英樹(さいとう・ひでき)】2020年1月入社。SIerからキャリアをスタートし、インターネット広告代理店、外資系IT、ユーザー企業を経てサーバーワークスへ入社。ネットワーク、Unix/Linux、VMWare、システム運用などが得意分野。運用知見やユーザー企業での経験を基にしたプロジェクトマネジメントに定評がある。ITのみならず、お酒や全国各地の飲み屋に関する知識もサーバーワークスで1, 2を争う。歌はプロの腕前。前職では顧客としてサーバーワークスに発注していた。

(インタビュアー:倉田・岡、撮影:松本)

インタビューの動画も公開しました!(2020年10月20日 追記)

顧客の立場だからこそ見えた「人がちゃんと育つ環境」

ーサーバーワークスに興味を持っていただき、入社されたきっかけについて伺いたいと思います。

齋藤さんはもともとはお客様としてお付き合いがあったということで、社員紹介でエントリーされたそうですが、一番最初に「応募してみようかな」と思ったきっかけは何だったんですか?

最初は、当時の上司から「5年後もインフラのエンジニアとして市場価値が高い人間って、どういう人間だろう」という話をされたんですよ。

それは、「インフラエンジニアだけどコードも書ける人」というのがまず1つ。もう1つが「クラウドを自由自在に使いこなせる人」。 この2つを両方持っていれば5年後もインフラのエンジニアとして市場価値の高い人間でいられるだろう、と。 ただし、そこを追求していかなければどんどん自分たちの仕事って小さくなっていくよ、ということを言われて、 クラウドを真剣にやりたいと考えるようになりました。

サービスを中心にやっている会社がいいなと思っていた時に、AWS専業でやっている会社というのが目に飛び込んできました。 きっかけはそこですね。 自分が顧客として発注していた先がサーバーワークスだったという縁もあって、人となりも知っている方が何人かいたのも応募するきっかけになりました。

ーお客様として見ていたサーバーワークスの印象はどのようなものでしたか?

僕が一番最初にサーバーワークスの社員でお話をした方が当時営業部でOJT中だった新卒の新入社員の方でした。そして、受注した後はその方が今度はエンジニアのOJTを受けていたんですね。 そこで、ものすごいスピードでちゃんとエンジニアとして会話できるようになっている姿を見せつけられました。 それを見て、この会社はちゃんと教育をしているんだな、と感じました。

僕の持論として、「人を育てられない会社には未来はない」というものがあります。 それを考えた時に、人を育てられる、かつクラウドをメインにビジネスをしている会社、ということで非常に魅力的に感じました。

ーサーバーワークスの「人がちゃんと育つ環境」というところに魅力を感じられたんですね。入社の決め手としては、そういったところがポイントになったということでしょうか?

そうですね。あとは面接してくださった方々が非常に魅力的でした。

ちなみに、入社後もその方々と接する機会が多かったり色々なプロジェクトで助けていただいたりしているんですけど、面接時のとても良い印象の通りでしたね。

新しい知識もギャップも、新鮮に楽しむ

ー現在はどんな業務をしているのか教えていただけますか?

直近は金融系のお客様の要件定義フェーズのプロジェクトマネジメントをしていました。今はそちらが落ち着いて、次の構築フェーズが始まるまで、実際に手を動かすエンジニアとしての業務をしています。

ー仕事に面白さを感じる点はどんなところですか?

自分が知らないことを毎日知れる、そこに触れて実際に試すことができることは非常に面白いですね。 あとはオンプレの常識、クラウドの非常識、その逆もありますが、ニュートラルな立ち位置で仕事の中で消化していかなければいけないところが面白いと思っています。

また、自分は比較的年齢が上のほうで、意識はしてないつもりですがジェネレーションギャップがあって、そこを楽しむようにしていますね。

ージェネレーションギャップ!(笑)「あれ、これ通じないの!?」みたいなこととか、ありますか?

懐メロの曲とかは、通じないことがありますよね。 あと小学生の頃にファミコンでこんなゲームやってたなとか思い浮かんでも、周りの年齢層を見て「あ、ちょっと(発言するのを)やめとこうかな。もうちょっと温めておこうかな」みたいなことはありますね。もう少し爆笑取れるところで出していこうかな、みたいな(笑)。

ーなるほど(笑)。私から見た限りでも、いつも皆とうまくやっているなという印象を持っているので、きっと楽しく過ごされているんだろうなという感じはしています。

「外」から見ていた会社の「中」に入ってみて

ー入社してから分かった会社の良いところ、また改善したほうがよいと思うことはありますか?

社内政治みたいなものって、どこの会社でもあるのかなと思っていたのですが、サーバーワークスを見るとそういったものがほとんどないですね。 みんなが自分のやるべき仕事に100%コミットしたいという姿勢。そういう思いの人が非常に多いのがとても良いなと思ってます。 以前、自分がそういう社内政治とかに対して嫌悪感を持ったことがあったので、自分にとっては理想の会社かなと思っています。

あとは年齢・社歴に関係なく、教えを乞うことが素直にできて、かつ他のみんなはちゃんと教えてくれる。 当然、私が新卒2年目や3年目の若いエンジニアに「ちょっとこれが分からないから教えてもらえないかな?」と言う時も、それを誰も嫌がらない。 こういうところはものすごくいいなと感じています。

直した方がいいんじゃないかなと思うのは、会社の数字の成り立ち、例えばバランスシートをちゃんと読めますか?とか、会社の外に出ている数字をちゃんとどういう意味合いか理解できるか、という力が弱いかなと思っています。

前職でユーザー企業にいて財務関連や経理系の部署の方と話をする機会も多く、そういった数字に触れる機会も多くありました。 会社のお金の動きを知ることが自分の仕事に対しても何かしらの良い効果を生むはずなので、そういったところに力を注いでみてもいいんじゃないかなと思います。

ー確かに、今までいろんなご経験をされてきた齋藤さんならではの視点かなと思います。

話は変わりますが、実は今日のインタビューはオフィスとリモートのハイブリッドで実施しています。普段はリモート勤務が多いと思うのですが、リモートワークで今までと変わった点や良かったところはありますか?

通勤時間がほとんどないので、その時間を有効活用できるのはありますよね。 始業時間ぎりぎりまで寝ていることなんかもできなくはないですけど、その時間を資格取得の勉強に使ったり、自分が技術を身につけるための勉強をしたり。

あとは、洗濯したりとか、朝ご飯を自炊してみたり。プライベートに使える時間が増えたのはありがたいですね。

ーちなみに、今後もずっとリモートワークがいいと思いますか?それともオフィスに行って仕事をしたいですか?

会社から期待されている仕事としてプロジェクトマネージャーの部分がありますし、テキストだけの会話では人となりが分からない人と仕事をしたりすることもあるので、できれば週に2日は出社したいな、なんて思います。ただ、なるべくリモートで済ませられる部分に関しては(リモートに)寄せていくのが基本ですね。

あとはどうしてもお客様の都合で現地に行かなければいけないことも今後出てくる可能性があるので、そういう部分には柔軟に対応していきたいと思います。

フルスタックエンジニアとして成長していきたい

ーこれからやってみたいことはありますか?

自分と同じ年代のエンジニアの方だと、技術もやりたい、けどマネジメントを求められればしっかりやりたいです、という方も多くいると思いますが、サーバーワークスの場合は両方ちゃんとできる必要があるかなと思っています。

当然、組織に対しての貢献も必要ですし、お客様とのフロントに立ってプロジェクトのマネジメントもしっかりできないと、年次が上がっていくにつれて辛い。でも、手も動かせないといけないです、と。

ちょっと欲張りなのかもしれないですけど、AWS専業のSIerとしてフルスタックで成長していきたいなと思っています。当然、欲張りすぎてもしょうがないので、できないことはできないですが、できる限り自分の可能性はつぶさずにできることをしっかりと伸ばしていきたいと思います。

ー今言っていただいたように、もし自分で頑張りすぎたら誰かがすぐサポートしてくれる、というのはサーバーワークスのとても良いところだと私も思っています。

そうですね。あと、ゴマをするわけじゃないんですけど、部長と課長が非常に自分の使い方が上手いと思ってます。人を使うのが上手い、でもしっかり技術も持っている人が上司にいるというのは自分の目標にもなるので、そこはすごくありがたいですね。

リスペクトできる仲間と一緒に歩む、新たなキャリア

ーサーバーワークスに入ったことが、齋藤さんにとってはとてもポジティブな転機だったのかなと想像しています。これまでのキャリアと現在とで決定的に違いを感じるところはありますか?

これは私のバックグラウンドの問題なんですが、前職・前々職と外資の会社で外国人がとても多い環境で仕事をしてきたので、英語が話せないと全く仕事にならない状況がたくさんありました。なので、日本語だけで仕事が進んでいくことが自分としては奇妙な感じがしたりします。それも楽しみながらやっている部分はありますが、そこはすごく変わりましたね。

あとは、今まではユーザー企業の中で自分で資料を作って提案して、同じ会社の中で意思決定してもらうプロセスを自分の手を動かしてやることがありました。でも、今は営業さんが取ってきてくれた案件をやるのでプレゼンの機会が減りましたし、お客様への提案資料作りなんかもなくなったので、そこはちょっと違和感がありつつも、目の前のやるべきことに集中できる状況がすごくありがたいなと思いながら仕事をしています。

その分、案件が始まってからはお客様が置かれている立場とか、どういうことを気にしているかが会話の端々から読み取れる分、空気の読み方や、お客様が何を考えているかを理解することに集中できる点が違うなと感じています。前はものすごいスピードで提案して、悩みながら空気を読んだりといったことを同時にやることが非常に多かったので、今はお客様の立場になっていろんな事を考えて、それを自分の中に落とし込むことに集中できる状態ですね。

ユーザー企業でエンジニアをやっていた経験があるから、その立場で考えられることは自分の武器なのかなと思っています。

ー最後に、齋藤さんにとってサーバーワークスとは何ですか?

すっごい広い質問ですね(笑)。

あくまで僕にとってですが、クラウドの世界に飛び込むきっかけになった会社なんですよね。初めてAWSを使ったのはサーバーワークスに発注した案件でした。そこから勉強していって今は「中の人」になっているので、自分のキャリアの中で新たな道を示してくれた大事な会社です。

それとともに、この先も一緒に働いていきたいと思える上司や仲間も日々増えているので、そんな人たちとともに会社に貢献しながら成長していきたいと思っています。

ーこれからも、フルスタックエンジニアを目指してご活躍されることを応援しています!今日はお忙しいところありがとうございました。

編集後記

齋藤さんは、サーバーワークスに入社される前の社会人経験も豊富で、いつ声をかけても気さくに応じてくれる雰囲気を持った方です。

そして、1つの質問に対して1つの答えではなく、その経験と知識から、たくさんのパターンの答えをくれる頼もしさがあります。そんな面倒見のよい部分は、インタビュー中にお話しされていた「年齢・社歴に関係なくちゃんと教えを乞うことが素直にできて、かつ他のみんなはちゃんと教えてくれる」というサーバーワークスのカルチャーと通じるものがあり、だからこそ早い段階で会社に馴染んで活躍されているように感じました。

今後もますます輝いていく齋藤さんを応援していきたいと思います!

※本インタビューは、感染対策を行った上で、ソーシャルディスタンスを取りながら実施しています。

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倉田 雅代 【書いた記事はこちら】

総務人事部 HRマーケティング課

採用担当。社内のコミュニケーション促進活動などにもいろいろと首をつっこんでます。